"住む"と"旅"の合間を彷徨い続けたい
自分が大学生だった時、通う大学の隣にスタバがあった。そのスタバは、都内の駅近に構えており、近所の人、大学生、旅行客、さまざまな人が入り混じる少し賑やかな風情があった。
その日、私はその空間に溶け込むかのように、大学生らしくスタバで英語の勉強をしていた。就活を目前に控え、TOEICの単語集と睨めっこしながら、ティーラテを啜っていた。
次のページに移ろうとした時、突然、隣の人が「Excuse me」と話しかけてきた。突然話しかけられてびっくりしてその人の方を見ると、続けて、