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朗読集

16
「24節季」、「消えていく色」とは別な単発朗読をまとめました。
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記事一覧

証失

俺には気になる奴が1人いる よく動く奴なんだけど、 ときどき立ち止まり何もない方向をじっと…

Cun
2年前

変化し続ける感情大戦

時々、君の手が私に差し伸べられた時 躊躇する この手を払わなければならない時が来ることが…

Cun
2年前

『hakuzitu』

体の空気で入れ替え吐いた息が 目の前を白く染める あの時はこんなに白くならなかったのになと…

Cun
2年前

background

「俺じゃなきゃ嫌って言って」 弱々しく、切なく吐かれた息と共に耳に届いた音 左頬にあたる…

Cun
2年前

滑稽スタートライン

大切と思えば思う程、塩っぱい水で視界が曇り 守ると音にすればする程、息が震える 何が【大…

Cun
2年前

残痕(ざんこん)

結末を知りながら 【何故ここにいるのか】 【何故ここで、君の手を取り抱きしめるのか】 時…

Cun
2年前

【叫び謝る】

2人の未来を描き話すあなたの隣にいながら 私はいつだって終われるように 繋がれてない方の手を… 強く、強く音が聞こえるんじゃないかというくらい握りしめる 《愛されている時間》に 「ごめんなさい」 と声にならない声で叫びながら。

【暴れた頭の対処法】

私の頭はよく暴れる ここに居てはいけない、頑張らなきゃいけないんだよ、甘えるな なんて色…

Cun
2年前

「ナツ」

空が青からちょっと橙色が入った色に変わってきて 風に連られてきたのか アスファルトの匂い…

Cun
2年前

【 もう一度、あなたに会いたい】

思い出す日なんてなかった それは、忘れたことなんて1度だってなかったからだ。 自分の感情…

Cun
2年前
1

秘蜜

1人というものは苦しく、そして強くて…脆く弱い 冬木枯らしのように痛感させられる幾度とな…

Cun
2年前

「冷めた心」

『おまえは……誰……なんだ?』 驚くように彼は私に聞く 私は答える 『私は私だけど?誰っ…

Cun
2年前

『香憶』

『香り』というものの存在を僕は嘗めていた 人とすれ違った瞬間 一瞬で記憶が蘇り、 言葉が…

Cun
2年前

『双子』

人の繋がりが 『綺麗』と思う時と『醜悪』と思う時がある。 …必ずしもその『双子』は人の中に存在していて。 そして、簡単に入れ替わりひょっこりと『双子』の片方が僕の目の前に表れる。 『双子』のくせして…現れるのは片方だけ。 最近、『綺麗』が現れる時…必ず涙を流している。 どうしてか聞くと… 『出会えて良かったって感じる事が増えたから』という。 僕は驚いた。 続けて『綺麗』は言った。 『 良かったね…。』と。 僕の頬にも水が流れた。