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変化し続ける感情大戦

時々、君の手が私に差し伸べられた時



躊躇する


この手を払わなければならない時が来ることがわかっているから



その時、その瞬間が来たら
私はその手を本当に払えるのだろうか



最初の計画通り
笑いながら罵詈雑言を吐いて悪者になれるのだろうかと



いや、『最初』の時点で私は悪者なのだ


こんな思考の元、君の目の前で微笑み
あたかも特別な人物を演じ
人間らしくいるのだから



違う


悪者なんて可愛いものではない
ただの悪魔だった


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