見出し画像

古代出雲歴史博物館 企画展「山陰の戦乱-月山富田城の時代-」をもっと楽しめる!おすすめ本5選

注目の特別展にあわせて、CUMAGUSおすすめの5冊を紹介するマガジン「特別展・企画展をもっと楽しめる!おすすめ本5選」
今週は、古代出雲歴史博物館 企画展「山陰の戦乱-月山富田城の時代-」(10/11~12/8)をピックアップ!
本日のブックリストはこちらです!


企画展紹介

山陰屈指の名城、月山富田城

この城が出雲国の中心であった16世紀は、日本列島全体を覆う戦乱の時代でした。富田城の主が尼子氏、毛利氏・吉川氏、堀尾氏へと移り変わる中で、山陰地域は熾烈な戦いの舞台となり、織田信長や豊臣秀吉による全国的な戦いの影響も及ぶこととなります。
 月山富田城が見届けた戦乱の時代とは、どのような時代だったのでしょうか。本企画展では、戦いのあり方を物語る武具や武器、戦乱の痕跡を土地にとどめる城、当時の人々が残した城下町遺跡の出土品、戦いの様相を記す古文書など、多様な作品・文化財を通して、戦乱の時代に向き合った山陰の人々や地域の姿に迫ります。


オススメ本① 尼子氏の城郭と合戦 (戎光祥出版 図説日本の城郭シリーズ)寺井 毅 (著)

https://www.ebisukosyo.co.jp/item/508/
著者名:寺井 毅 (著)
出版社名: 戎光祥出版(図説日本の城郭シリーズ)
定価:2,970円 (本体2,700円+税)
A5判:340ページ

【山陰の雄・尼子氏の城と合戦を時系列に沿って解説!】
出雲・石見を中心に戦国時代に中国地方の大大名となった尼子氏。大内義隆や毛利元就たちと覇権をめぐって争う中で築かれた、重要城郭81城を一挙掲載!
(戎光祥出版ホームページより)

オススメ本② 山陰・山陽の戦国史 (ミネルヴァ書房 地域から見た戦国150年)渡邊大門 (著)

https://www.minervashobo.co.jp/book/b437028.html
著者名:渡邊大門 (著)
出版社名:ミネルヴァ書房(地域から見た戦国150年)
定価:4,180円 (本体3,800円+税)
四六判:378ページ

【西国大名たちが天下を左右した】
大内氏、毛利氏、山名氏、尼子氏、赤松氏、浦上氏、宇喜多氏…
その合戦はいかに展開し、人々の経済・文化はいかに発展したか。

山陰・山陽の中国地域において、戦国時代の150年間にいかなる歴史が展開したのか。大内氏、毛利氏、山名氏、尼子氏、赤松氏、浦上氏、宇喜多氏などの大名はもちろん、諸国の国衆はいかなる動向を見せたのか。
本書では、こうした大名の興亡と合戦史だけに止まらず、対外関係や石見銀山などの鉱工業、ならびに芸能、経済、流通、城下町へも幅広く目配りし、戦国の世の人々の生活の実像を描き出す。
(ミネルヴァ書房ホームページより)

オススメ本③ 出雲尼子一族 (吉川弘文館 読みなおす日本史) 米原 正義 (著)


https://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b200886.html
著者名:米原 正義 (著)
出版社名:吉川弘文館(読みなおす日本史)
定価:2,420円 (2,200円+税)
四六判:286ページ

【尼子一族の盛衰の歴史を知るための基本図書】

出雲守護代から力を蓄え、一代の英傑経久の時に下剋上して十一ヵ国を制した尼子氏。その発展の過程と、大内・毛利氏との全面戦争、山中鹿介らの奮戦むなしく滅亡するまでの歴史を、軍記物の虚像を排して描いた名著。
(誠文堂新光社ホームページより)

オススメ本④ 出雲の山城 山城50選と発掘された城館(ハーベスト出版)高屋 茂男 (編)


https://tpharvest.base.shop/items/79056556
著者名:高屋 茂男 (編)
出版社名:ハーベスト出版
定価:1,980円 (本体1,800円+税)
A5判:314ページ

【戦国山城の現場を往く。戦国の出雲国、山城50を徹底ガイド!】

戦国時代、出雲地方は尼子氏と毛利氏の攻防など幾多の激闘が繰り広げられた地。
500ヵ所にもおよぶ山城が築かれた。
約400年もの間、草木の中に存在した遺構から、悠久の歴史に思いを馳せることは、山城めぐりの楽しみだ。
本書では50城を厳選し、「地理」「歴史」「構造」の視点から詳しく解説。
巻頭グラビアをはじめとする豊富な写真や、縄張り図など貴重な資料を多数収録。
入門者から上級者まで、山城ファン必携の一冊。
(ハーベスト出版ホームページより)

オススメ本⑤ 毛利領国の拡大と尼子・大友氏(吉川弘文館 列島の戦国史)池 享 (著)


https://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b516567.html
著者名:池 享 (著)
出版社名:吉川弘文館(列島の戦国史)
定価:2,750円 (本体2,500円+税)
四六判:232ページ

【西国覇権争いの新局面!】
16世紀後半、西日本では大内氏を倒し台頭した毛利氏をはじめ、尼子や大友、島津などの地域勢力が熾烈な領土争いを繰り広げた。
海外交易の実態、流通・経済の発展など社会状況も概観し、西国大名の覇権争いを描く。
(吉川弘文館ホームページより)

あとがき

古代出雲歴史博物館 企画展「山陰の戦乱-月山富田城の時代-」(10/11~12/8)をもっと楽しめる!
毛利元就最大のライバル、月山富田城を拠点とした尼子一族の歴史と、中国地方の戦国時代を深堀りできる5冊をピックアップしてご紹介しました。
なお、本展の図録はAmazon等でも販売されているので、出雲までは行けないという人も簡単に入手できます!

マガジン「特別展・企画展をもっと楽しめる!おすすめ本5選」は毎週水曜日更新です。
今後も注目の特別展・企画展を取り上げていきます。お楽しみに!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集