首肩凝りに毎日悩まされている人が試して良かったガジェット品
持病で肩こり・首こりに悩まされ.....
わたしは線維筋痛症の当事者なんですが、この病気は、身体に全身不明の痛みの症状があります。
わたしの場合、PCやスマートフォンをいじっていると、だんだんと肩や首、腰が痛くなってきて、具合が悪くなってきます。
でもね、このインターネットの超文明社会で、インターネットを使わないという選択肢はないですよね。デジタルネイティブ世代なら尚更、インターネットのない生活というのが想像できないできない。
ということでガジェットを駆使して、なるべく身体が痛くならないような環境を自分で作ることにしました。
環境を変えるだけで、身体の痛みもマシになって、PCやスマホでの作業がすごく楽になったんですね〜
わたしのように身体に疾患を抱えていない人でも、PCやスマホのスクリーンを長時間見つづけると身体が硬くなったり凝ってきたり......ということがあると思います。
わたしは、身体が弱い人にとって効果がある良いものは、健康な人にとっても良いものだ、と思っています。
実際にわたしが試してみてよかったガジェット品を友人や家族に勧めたら、皆口を揃えて「肩こりが楽になった!」といってくれました。
この記事が、デスクワークや、趣味で長時間スクリーンに向かう人の参考になればと思います。
以下、試してみて良かった順に並んでいます。
なお、amazonや商品の公式URLを添えておりますが、アフィリエイトではありません。安心してクリックしてください!
①スタンディングデスク FLEXISPOT EF1
穴を別途開けたりするのが面倒そうだったので、わたしは公式サイトで天板もセットで購入しました。
スタンディングデスクは、PCを使う人類に一番試してほしい商品ですね...!
今まで使ったガジェット商品の中で、革命的に身体が楽になりました。
わたしは、首こり・肩こり以外に加えて腰痛の症状もあるので、即決で購入を決めたのですが、正解でした。すごい快適!!
座る時間を抑えられるだけで、PCを集中して使える時間が増えました。
疲れている時も、立っているとだんだん眠気が飛んで集中できます。スクリーンの前で有意義に使える時間が増えました。
Flexispotはさまざまなタイプが売られていますが、EF1シリーズは価格帯もお手頃ですし、高さを記憶する機能もついているので、スタンディングデスクに期待する必要十分な機能を備えています。
組み立てに関しては、慣れている人じゃない限り、女性一人だと難しいと思います。わたしは配偶者に手伝ってもらいながらやりました。
高さが約70cm-120cmまでレンジを持って変えることが一番の利点です。
わたしは、立った状態での使用が多いです。
なお、おすすめの改造としては、下にキーボードを置く用の後付け引き出しを設置すると、より腕〜肩への負荷が減って楽になると思います。
クランプ付きの引き出しだと設置が楽でした。
②スマホ用アームスタンド&ipad用スタンド
スマホ用 どのメーカーのものか失念しました...
参考までに、こういうタイプです。
iPad用アームスタンド
スマートフォンやiPadって、手で持っていると疲れませんか?
ってことで、なるべく手に持たないで使えるように導入しましたよ、アームスタンドを。
スマホ用アームスタンドの方は、以下の写真のようにスタンディングデスクに付けました。クランプタイプのアームスタンドだと設置が楽でいいですね。(2回目)
スタンディングデスクにつけると、メインPCを操作しつつ、スマホで調べ物をしたりLINEを返したりできるのが便利ですね〜〜 何より腕が疲れない!
あと、スマホを使う場所を決めておく(アームスタンドのある場所でしか使わない)と、過度にスマホを画面を見ている時間が増えないので、それも良かった点です。
iPad用スタンドはこれなしじゃないとiPadを操作できないってくらい便利ですね。
おすすめしたものは高さも多少調節できるので、お絵描きしたいとき、動画を見たいとき、記事を読みたいときなど、用途で目線の位置を替えて使っています。
なお、結構スタンド自体の重さはあるので、持ち運びには向いてません。
自宅でちょこちょこ移動させつつ、据え置きで使う前提で購入するのが良いでしょう。
③分離型キーボードMistel BAROCCO MD770 赤軸
スタンディングデスクを導入して腰痛は良くなりましたが、タイピングをしているとすぐ肩が張ってきて、首が痛くなることがしばしばありました。
筋肉が張ってくるとだんだん頭がぼーっとしてきて集中できなくなるので、なるべく音声入力を駆使しようと試行錯誤していました。
でも!タイピングした方が頭がまとまるので、なんとか負担をかけずにキーボードを使えないかなと考えた結果、見つけたんですよ。
分離型キーボードが肩こりに効くというレビューを....!
ということで使ってみたんですが、確かに肩こりと首こりに効いている気がします。
従来のキーボードとは違い、左右で自分の肩の幅に合わせて左右にキーボードを分けて置いています。(←ここが重要)
そうすると、肩甲骨が自然と大きく開くので、普段よりも疲れずにタイピングを続けることができました。
一番楽なのは、スタンディングデスクで立った状態でタイピングすること。
座っていると癖なのかついつい背中が丸まってしまうので、なるべく立った状態でキーボードを使うようにしています。
わたしはメルカリで中古の英語配列のものを購入したのですが、最近では日本語配列のものも売っているそうです。
英語配列だと設定が煩雑なので、懐に余裕のあるかたは日本語配列を買うことをお勧めします......!
わたしはMacユーザーなので、Karabina Elementsを使って設定しましたが苦労しました......
④Boyata ノートパソコンスタンド
Boyataのスタンドは、ノートパソコンを使う時に使用していましたが、まーーーめちゃくちゃ楽です。
ノートパソコンだと、構造的に液晶の位置の関係もあって、ついつい前屈みの姿勢になってしまいがちじゃないですか。
このスタンドを使うと、背筋を伸ばした状態でノートパソコンを使えるので、首〜肩こりがテキメンに良くなりました。
猫背の状態にならないだけで肩も楽になるんですねえ....
キーボード/マウスは、単独で別のものを使用するのがおすすめです。
持ち運びには重くて不便なので、自宅に据え置きでノートパソコンを使用するときに使うのが良いでしょう。(と言いつつ、以前都内のカフェでBoyataを持参して使っているビジネスマンの方がいました。かなり重そうでしたが......)
作業環境を快適に整えるために、まずは自分を知ることから......
以上、2023年現在でのわたしのベストガジェット用品でしたー。
病気が発病して、首や肩、腰の痛みに悩まされるようになってから早10年....
自分にとって快適な作業環境を作るために、試行錯誤した結果、これらの装備を少しずつ買い足して行きました。
障害とは、その人個人に帰属するものでなく、その人を取り巻く環境との間に生じるものである、という考えを、「障害の社会モデル」といいます。
病気になった当初は、PCの画面を10分も見ていられず、「これから自分はどうすればいいんだろう」と暗澹たる気持ちを抱いていましたが、「PCを使って身体が痛いなら、痛くならない環境を作ればいいじゃない!」という発想から、少しずつデスクの周りを整備していきました。
自分がどういう状況だと、首・肩・腰が痛いのか、というのを知っていくと、自ずと自分に合っているデスク環境を設定できると思います。
作業環境を快適に整えるために、まずは自分の身体を知ることから始めてみませんか?