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chiemanga
介護を通して
Harry...(ハリー)
I am mad(私は頭がおかしくなってしまった)
I don’t know where I am(自分はどこにいるかわからない)
and what I am doing(今何やっているのかもそれさえもわからない)
but being mad makes life so much more interesting!(だけど頭がおかしくなったほうが人生なんかおもしろいな)
これをいきなり言ったときには、僕、できるだけ父親が気づかないようにめっちゃ泣いちゃったんです。
「え? オヤジは認知症を楽しもうとしてるの?」って。ユーモアにあふれる、イギリス人らしい、昔からよく知っている変わらない父親だなっていうのを実感しながら、とんでもない精神力をこの人は持ってるんだなって思いましたね。
父親は何が何でも、とことん人生のたそがれになっていたとしても、最後まで楽しむぞって。
常にユーモアを忘れないその姿勢は、僕は絶対できないんで、さすがだなって思いましたね。
生き様にユーモアがあふれること感動します。
自分が一番ショックな場面さえ楽しもうとチャレンジする。
その姿に接するだけでみんなを明るく巻き込んでいく。
介護生活はいろんなものを犠牲にしますが、
それ以上に大切なあなたの側にいたい。
お役にたちたいと思えると工夫して乗り越える力になります。
いつかはわからないけど有限のこの時
しっかり向きあうことで得る喜びがあります。
病いや死を身近に体験することは、決して不幸でない。
苦しみや悲しみからもたくさん学ぶものがある。
崖っぷちの心境の時にユーモアを持てる人は最強です❣️