北欧のアーティスティックハニカム
暑くなってきて ハチ、それもスズメバチがブンブンと飛び回っている。
ワタクシ、ハチに刺されてしまうとヤバイことになるのだ。
なぜかはこちらに
↓
なので、毎年全力でハチが庭にこないように、あれやこれやと頑張っている。
昨年は、三男くんがこんなの作ってくれた。
これのおかげで昨年は蜂が激減したので、今年は私が作ることにした。
でもさ、ただガムテープだけじゃおもしろくないっしょや。
いっちょ芸術的なやつを作っちゃおうじゃあーりませんか!
新聞紙を丸めて、ガムテープでぐるぐる~っと。
アクリル絵の具で描き描き。
ノリノリの全集中(古?)でもりもり描いているうちに、ふと気が付いた。
あれぇ
これって
何かに似てるんでない?
見覚えあるこの形。
この色合い。
そうだ!
北欧のフイヨルドの全く景色の変わらない海沿いをレンタカーで行く旅の中、後部座席でオフィスキュー社長(当時)とやがて国民的俳優になるもじゃもじゃ頭の若者の間に挟まれていたあの方!
あーっもう、そうとしか見えない!ここにあの形のあの方を描きたい!
思い立ったらやらずにはいられない性分なもので
描き直すこと一時間。
渾身のアーティスティック・ハニカムが
完成!!!
(心臓の弱い方は心してご覧ください。特に遅い時間に観ると眠られなくなる恐れがあります。)
まずは 後ろ
右横
左横
そして
正面に描かれたのは
じゃーん
フイヨルドの恋人
ムンクさん
どうでしょうヨーロッパリベンジで、洋ちゃんが酸欠になりながら膨らましてたやつさ。
ムンクさんってのはほんとはエドヴァルド・ムンクっていう画家の名前なんだけどね。
題名は『叫び』1893年制作。
叫んでるんでなくて、叫び声をきいて耳を塞いでるらしい。
自分で描いたのに、あまりのおどろおどろしさにかなり引いてしまった。
蜂の巣なのかこれ?
生首ちゃうか?
蜂たちはちゃんと認識してくれるんか?
なまら疑問。
そこで、どうでしょう藩士(本人は頑なに俺は藩士じゃないと言っている)三男くんに見せてみる。
なまらウケた。
しかし大笑いしながら
「これ庭にぶら下げたら、通る人が驚いちゃって下手したら通報されるぞ」
と言うので、
少しかわいくしてみた。
かわいくならなかった。
なるべく通行人が驚かないような置場所を考えた。
どこに置いても不気味さは変わらない。
マジで生首。
通報間違いなし。
結局、道路から遠いところで、さらにムンクさんは見えないように横向きにしてぶら下げることにした。
この夏はムンクさんがきっと大活躍してくれることだろう。
したっけ