眠っていたフォトグラフ
ミラーレスカメラを買ったのはいつだったろう。
次女がバイト代を貯めて欲しくてしかたがなかった一眼レフカメラを買うために、一緒にカメラのキタムラに行った時だったと思う。
「かあちゃんも自分のカメラ持ったら、写真撮りたくなるよ。」
と彼女に薦められ、手になじむくらいの大きさのオリンパスの中古を買った。
フォトグラファーになった次女の話はこちら。
どこに行くにも持っていき、次女に教えられながらずいぶんと写真を撮っていた。
思い通りの写真が撮れていてもいなくても、カメラを持っているという自分が楽しかった。
シャッター音が大好きだった。
でも、撮ることで満足してしまって、そのままにしてしまうことがほとんど。
SDカードに溜まっていく写真。
ここ3年程は出かけることもままならない状態が続き、あんなに好きだったカメラの存在が私の中で薄れていた。
先日のエスコンフィールド観戦に、そうだカメラを持っていこうと思い立ち、久しぶりにミラーレスをリュックに入れた。
エスコンで結構撮ったので、ちゃんと保存しなくちゃとカメラとPCを繋ぐと、忘れていた画像がたくさん出てきた。
PCの大きな画面に映し出された一枚一枚に、ちゃんと思い出がある。
被写体を見ている自分を思い出すことができる。
その時の気温も匂いも蘇る。
写真ってすごいな。
眠っていたフォトグラフを少し、noteに残しておこう。
ここを開けばいつでも見られるように。
したっけ
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