盛夏のチーズフォンデュ
今年の暑さは、いささか恐ろしくもあります。
建物自体があたたまりすぎてか、エアコンが負けてしまいそうな日も。
いきなり昔のように戻ることはもうないでしょうから、なんとかこの環境下で自ら適応できる力を養いたいものです。
フルーツを使う仕事のあと、
少し残ったいちごや他のくだもの、ドライフルーツ、そしてうちの定番、おせんべクッキーで
甘酸っぱくて冷たいチーズフォンデュを作りました。
ディップにも見えますが、少しやわらかめです。
チーズは
リコッタや裏ごししたカッテージチーズを使うとよりヘルシー。
ヨーグルトも多く入っているので、チーズクリームよりずっとさっぱりしています。
この水切りヨーグルトは、クリーミーでおいしいので、
生クリーム代わりにさまざまな使い方ができます。
パンやスコーンに塗ったり、オムレツやシチューなどの料理に混ぜたり
魚料理のソースにしたり。
最近は、そのまま食べるより、買って来たらすぐ水切りするほうが多くなりました。
商品としておなじみのギリシャヨーグルトも
水切りをする製法で、濃厚な風味を醸し出しています。
*盛夏のチーズフォンデュ レシピ
材料
クリームチーズ200g、プレーンヨーグルト500g、はちみつ大さじ3~4、有機レモンの皮1/2個分、レモン汁大さじ2
好みで粗挽きこしょう
作り方
1、ヨーグルトは、ガーゼかペーパーを敷いたざるに入れて冷蔵庫で一晩水を切る。
コーヒーフィルターも便利。
2、クリームチーズは電子レンジで1分加熱して柔らかくし、1、の水切りヨーグルト、はちみつ、レモン汁、レモンの皮のすりおろしを加えて、なめらかになるまですり混ぜよく冷やす。
好みで粗挽きこしょうを混ぜる。
3、好みのフルーツを食べやすくカットして串に刺し、2、のチーズソースに絡める。
添えているおせんべクッキーは、
食塩不使用バター100g、好みの砂糖100g、卵1個、薄力粉200gを、粉用の刃を装着したフードプロセッサーなどで滑らかになるまでこね、冷蔵庫で寝かせた生地をうすーく伸ばして抜き、160℃のオーブンで20分ほど焼いたもの。
混ぜて焼くだけの超カンタンスイーツです。
これを焼いて、美味しい香りに包まれるのが、
ちょっと元気のないときの自分をクイッ、と上げる秘訣のひとつだったりします。
とは言え、バターたっぷりの生地なので、
フルーツと、甘くないクネッケなどで楽しむほうがよりヘルシーにいただけます。
このチーズソースは
ヨーグルトの水切りさえしておけば
あとは混ぜるだけのカンタンソースなので、
急なお客さんや、忙しい朝ごはんにも向きます。
レシピがシンプルな分、アレンジをさまざまに楽しめるのが、良いところでしょうか。
はちみつの代わりにお好みのジャムにしてみたり、ナッツをたっぷり混ぜたり。
ゼラチンでゆるく固めればレアチーズケーキにアレンジもできます。
はちみつで甘くせずに、
マヨネーズやホワイトソースを混ぜたり、
トップの写真のように胡椒やオリーブ油を効かせれば、
夏野菜のクールフォンデュにも。
発酵で消化しやすい形のタンパク質や、
骨密度の気になる私たちに大切なカルシウムがたっぷりなチーズ。
疲れやばてに効くビタミンをバランスよく含み、糖質制限中でも安心です。
ただ高カロリーではあるので、毎日とはいきませんが、時折楽しみながら頂くのがちょうど良い、と考えています。
束の間の休みを終え、今日から仕事再開でした。
お盆休み中の方も、帰省の混雑でくたびれていらっしゃる方もおられることでしょう。
これからの8月後半も、ばてずにお元気でお過ごしください。