![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119130520/rectangle_large_type_2_2a443cc17594bb15cb001cb087bcbad7.jpg?width=1200)
寂しさの成れの果て
こんなに毎日、起きてる間はずっと食べて吐くを繰り返す自分は実験台のラットと変わりない。
その姿はもの凄く滑稽だと分かっているのに。
過食嘔吐しないと眠れないのに(いや、過食嘔吐のせいでもはや眠れない)
起きてまたすぐに過食嘔吐がはじまる。
強い過食衝動は私を止められない。
この瞬間、私は私をとても殺したくなる。
もうひとつ、その瞬間というのは
“食べたものを吐き出す時”。
食べ物に罪はない。当たり前のことである。
それなのに胃袋に入れた食べ物たちに嫌悪感を感じ、
吐き出さずにはいられないのだ。
なんのための行為なのか?
もはや依存しているこの行為を自分からどう切り離せば良いのか?
はじめは、きっと心の空っぽの部分を満たせるまでは繰り返してしまうのだろうと思っていた。
カウンセリングでもそのように言われていた。
それは納得ではある。
けれども、今思うとそれはこの過食や過食嘔吐という行為に依存する“キッカケ”に過ぎなかったと思う。
完全に治ることは無くとも、せめて数日に一度
くらいの頻度にならないものか。
こんなに毎日、起きてる間中…なんて
同じ摂食障害でもここまで支配されている人とはまだ出会ったことがない。
自分の愚かさが、また寂しさを加速させる。