マガジンのカバー画像

ワタリウマ ー遥かな水源を巡る旅ー 茨城編

11
運営しているクリエイター

#水

ワタリウマ 茨城編 その5  いばらき

ワタリウマ 茨城編 その5 いばらき

茨城県神栖市にある忍潮井(おしおい)。
日本三霊泉の一つだそうだ。

利根川と合流する常陸利根川に
面した開放的な場所にある。

(案内板より↓)
忍潮井(おしおい)
忍潮井は男瓶・女瓶と呼ばれる
2つの井戸であり、
神宮皇后3年(194年)に造られたものと
云われ、あたり一面海水におおわれていた
淡水の水脈を発見し
これを噴出させ住民の生活の水としたもので、
海水をおしのけて清水が
湧出している

もっとみる

ワタリウマ 茨城編 その2 水戸の大銀杏

水戸駅北口から徒歩で行ける
銀杏坂にあるイチョウの木。

昭和20年8月2日の水戸空襲で
焼け焦げるも、戦後新芽が出てきた
一柱と呼べるほどの大銀杏だ。

ゆるやかな坂の道路を横切ると
案内板を見つけた。



大銀杏 −水戸空襲と戦後復興の生き証人−

昭和20年8月2日未明、
マリアナ基地を飛び立った167機の
B29爆撃機のうち、
160機が房総半島から水戸に侵入しました。

もっとみる

ワタリウマ 茨城編 その1 大洗(おおあらい)

大洗港に到着すると、
港までお迎えに来て下さる方が現れ、
最初に海の見える高台へ向かった。

蛙の石像が迎えてくれる。

彼らは訪れる人々を受け入れ、
新たな出発へ送り出してくれる
土地を守護する眷属なのかもしれない。

茅葺き屋根の曲線美。

山の水が流れ込む
ひっそりとした水場。

波模様が水にうつる。

太平洋に面する平磯海岸へ。

約6000〜7500万年の白亜紀の
地層が隆起し、先

もっとみる

ワタリウマ 茨城編 その0 さんふらわあ

苫小牧港から出発間近の
フェリー さんふらわあ号。

茨城県 大洗港まで、
754km、約19時間もの海上旅だ。
「そんなに時間がかかるの…。」
という反応がきっと多いだろうが、

寝床も個別に仕切られている部屋もあり、
景色を眺められる浴室、レストラン、
お土産ショップ、ペット用の部屋etc
快適に過ごせる設備が揃っている。
(参考リンク フェリー さんふらわあ)

気候にも恵まれ、
船の揺れ

もっとみる