Unityでゲーム3作作ってみて分かったこと
Unityは2020年11月の上旬に始めたので、Unityでゲーム作り始めて3か月が経過しました。
紆余曲折はありましたが3作のゲームを作ることができたので、今までの振り返りを兼ねて記事を書いていきます。
1. 今まで作ったゲーム達
まずは今まで作ってきたゲームを振り返ってみます。
・1作目「Roll and Open」
Unityroomの「Unity1Week」という1週間でゲームを作るイベントに参加した時の作品です。
初めてのゲーム制作だったので、なかなかに手こずりましたが、無事1週間で完成させられました。
正直、今のレベルなら平日で2,3日あれば作れるレベルですが、一番作るのが大変だったゲームです。
ゲーム内容は大したことないので、評価はあまり高くなかったのですが、プレイしてもらえるだけでもすごく嬉しかったです。
・2作目「契約書の悪魔」
Unity1Weekが終わって、「悪魔と契約して、悪魔に応じてステータス成長傾向変わるRPG作りたいな」と思い作ったものです。もちろん、RPGなんて枠組みを作るだけでも、とてつもない時間がかかるので、今回は契約の部分だけを作りました。
「契約書の悪魔」はビジュアルをそれっぽくしようと思い作ったので、見た目や雰囲気に関してはかなりお気に入りです。ろうそくの火が揺らめく、不気味な雰囲気を演出したかったのですが、技術不足で諦めました。
特にイベントに参加していなかったので、閲覧数が100超えればいいかな?と思っていましたが、200を超えたので喜びました。Unity1Weekの余韻のによる数字もありそうですが・・・
・3作目「FishCompanions」
3作目は2Dアクションゲームが作りたいと思い作ったゲームです。ただ、結果的にはミニゲームのような感じになりました。先日公開したばかりなので数字は未確定ですが、「契約書の悪魔」よりは伸びが悪そうな感じです。
今後何作かゲームを公開して、伸びた時とあまり伸びなかった時の違いを分析したいと考えています。
2. 3か月でできたこと、分かったこと
・Unity以外の技術がかなり大事
Unityは1,2か月あればそれなりに使えるようになりました。ただ、素材の編集やアニメーションの動かし方、デザインなどゲームの見た目を良くするための技術が別に必要だと感じました。
この辺りは他のゲームからうまく取り込んでいくのがいいと思います。(特にUI周り)
・分からないことが分かり始める
何を調べれば、あるいは勉強すればやりたいことができるようになるのかが何となく分かり始めました。
新しいジャンルに挑戦するときは、チュートリアルを見てテンプレートを覚えることが最優先だということも分かりました。
とは言っても意味不明なこともたくさんありますが・・・
・クソゲーもすごい
Unityを触る前にはクソゲーはただのgmだと思っていましたが、Unityを触るようになると、クソゲーも意外と頑張っていることが分かります。
・個人開発の限界をすでに感じ始める
Unity歴3か月の素人の戯言かもしれませんが、個人開発である程度大きな規模なゲーム作るのは超超超きついと思います。1プレイ1分ぐらいのゲームでもそれなりに大変なのに、1プレイ1時間とかのゲームを個人で作るのは辛いです。労力というかモチベのほうが先に死にそうな気がします。
今後、それなりに大きな規模のゲームを作りたいと思ったときは、仲間を作ってから作り始めようと思います。
加えて、一人でプログラム、サウンド、デザイン・・・をやるのも大変です。ゲーム制作っていう一つの趣味だけど、やろうと思えばいくらでも輪が広がっていきます。
私の場合はモデリングとかイラストとかの方向に進みそうな雰囲気があります。
3. 謎の概念や技術が多すぎる
Unityについての情報を集めていると「UniRxが・・・」とか「シェーダーのXXXの設定が・・・」とか「Monobehaviourの継承???」とか色々わけが分からないことがあります。
調べても前提知識がないから分からないのか、書いてあることが難しいのかも分からないぐらい分かりません。
「いつか分かるといいな」ぐらいの気持ちで眺めています。
4. 今後の展望
・ちゃんとC#やります
コルーチンとかインスタンスとかクラスとか、ちゃんと理解しないと困りそうなことが出てきたのでそろそろ勉強します。
・3Dゲーム作ります
いつの日かVRゲームを作りたいので、その前段階として3Dゲーム何本か作ろうと思います。とりあえず人型のキャラをちゃんと動かしてみたいです。
・ちょっと作りこんだゲーム作ってみる
今までは調べてわかった機能を詰め込んだり、新しいジャンルのアウトプットのために作ったゲームばかりだったので、ある程度作りこんだゲームも作りたい。
・お金儲けと人集め
お金も数字も欲しい。
お金や数字のためにゲーム作っているわけじゃないけど、お金があれば機材とかソフト買いやすいし、数字があると嬉しい。というかゲームに対するレスポンス(良いやつも悪いやつも)が欲しい。
個人開発のゲームの集客ってどうやってやってるのか割と謎だと思う。
・きれいなスクリプトに
スクリプトが超汚いので、なんとか綺麗に書けるようにしたいです。
もし、おすすめの書籍やサイトがあれば教えてください。
5. さいごに
ゲーム制作楽しい。
3Dゲーム何本か作ったらまたnote書こうと思います。
おまけ 今からUnity始めたい人へ
私はすべて独学でやったので、スクールとか某塾と比べてどうなのかは分からないのですが(むしろ知りたい)、独学でも特に問題ないです。
何なら無料のコンテンツだけでも大丈夫です。私の場合はネットに転がっている情報と近くの図書館にあった書籍で特に困ってないです。
おすすめはUnity公式のチュートリアルです。英語という点を除けば質と量ともに超優秀です。
ただ、それなりに時間はかかるのでお手軽ではないです。分からないことを放置するという選択肢を取ることもあります。
あと、作った作品はUnityroomに投稿してみると良いです。Unity1Weekならどんなクソゲーでもそれなりに遊んでくれるので、モチベーションが爆上がりします。球転がすだけで閲覧数200行きました。
もし気になることがあればTwitterのリプライなりDMなりで連絡ください。技術的な質問は困りますが、何から始めればいいのか、とかどこのサイトが参考になる?といった質問なら自分なりにではありますが、答えられると思います。
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