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今週の良かった新曲感想【10/23~10/29】Part1
どうもです。
毎週恒例の新曲感想記事。10/23~10/29リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。
※今回ボリュームが凄いので、記事を2つに分けております。Part2の方も是非。
#1『SEVEN MISSION / Offsuit』/ 七福あかね
パチンコ・パチスロ実戦番組SEVEN'S TVより公式VTuberとしてデビューした七福あかねの記念すべきデビューEP。昨年リリースされたFAKE TYPE.提供の初オリ曲「SEVEN MISSION」を含む4曲を収録。
幅広い楽曲を歌っており満足感の高い1枚でした。テンション上がるテクノダンスミュージック「SEVEN MISSION」「Offsuit」(作詞:ayame、作曲:Masayoshi Minoshima)から、ピアノのメロディが美しいバラードの「CrossingVoices」(作詞作曲:ハム)、楽しいミュージカル調のエレクトロポップチューン「ひとへやプラネット」(作詞作曲:打打だいず)、本当に同じ人かと錯覚してしまう程に表現力があって、伸びがよく艶のある歌声が魅力的です。
#2『Lycoris』/ Nornis
にじさんじ所属バーチャルライバーの町田ちま、戌亥とこによるユニット『Nornis』のニューシングル。作詞:日山 尚、作曲:霜月はるか、編曲:MANYO。
道忘花の異名もある彼岸花(リコリス)をモチーフに、大切な人との"別れと再会"をテーマにした楽曲との事で、寂寥感が漂うノスタルジックなメロディが印象的。ストリングスの音色と、2人の情緒豊かな歌声が楽曲をより淡く色づかせていますね。エロゲオタク的には霜月はるか×MANYOのタッグで楽曲提供してくださったの嬉しすぎました…。
#3『Glittering Sky』/ MOTTO MUSIC
インターネットでの活動を中心とするアーティスト、クリエイターによるクラブサウンドを中心とした音楽レーベル「MOTTO MUSIC」の新アルバム「Moment.」収録の新曲。今回、楽曲提供するのは、Hyper kawaii Music をコンセプトにするトラックメーカーpicco。歌唱を務めるのは、バーチャル・デュオ・アーティストMarpril。
piccoさんらしい星空を彷彿させるキラキラエッセンスと、フロアライクかつエモーショナルなメロディが最高ですね。ビルドアップのとこはクラップ必至。Marprilも流石にリズム感で可愛らしいハーモニーが心地良いです。あとMarprilが新曲自体が久々だったのも嬉しかった。
#4『Midnight Mission』/ Midnight Grand Orchestra
VTuberグループホロライブ所属の星街すいせいと、サウンドプロデューサーTAKU INOUEによるプロジェクトMidnight Grand Orchestra。12月13日発売の2ndミニアルバム『Starpeggio』の収録曲を先行配信。
とんでもない曲が来ましたね。オーケストラの持つ重厚感や壮麗さもイメージしたエレクトロニックポップを奏でるミドグラの世界観は変わらず、変拍子ビートがクセになる、踊れるお洒落なリズムトラックに。すいちゃんも表情を変えながら美しい歌唱を披露してて驚き。歌詞には1stミニアルバム『Overture』収録曲のタイトルが散りばめられているのも粋でした。
#5『Bye Bye バッドエンド』/ Re:AcT
音楽系を中心にしたバーチャルタレント事務所「Re:AcT」の学園文化祭テーマソングとして描き下ろされた新曲。作詞・作編曲:久下真音。ボーカルには花鋏キョウ、獅子神レオナなど6人が担当。
文化祭を盛り上げる為にガールズロックミュージック風の仕上げられた1曲で、ライブでも間違いなく盛り上がるであろうサビメロが良いですね。声出して跳ねれますわ。アイドルらしい明るい可愛らしさだけでなく、ラップ調など低音も混ぜたフックが効いてるのも魅力的。
#6『Chronicle A』/ Empty old City
プロデューサーのNeuronとボーカルのkahocaによる音楽プロジェクトEmpty old Cityの11枚目シングル。
これぞEmpty old Cityと言わしめる神秘的なグルーヴ感が気持ちいいサウンド、どこか郷愁を感じる魅惑のメロディ。世界観を意識させる歌詞や曲構成も美しい。胸を焦がすアンニュイな歌声を持つkahocaさん、サビの"惨めに朽ち果てる"や"タイトルをこう名付ける”の、"る⤴"の歌い方が好き。
#7『ゲンフウケイ』/ 幸祜
クリエイティブレーベル「KAMITSUBAKI STUDIO」所属のVsinger、幸祜の10枚目シングル。作詞:幸祜、作曲:幸祜・及川創介、編曲:及川創介。9月3日に開催された2ndオンラインワンマンライブ『PLAYERII-神椿市肆番街-』にて初披露され、幸祜自身が作詞作曲に初めて挑戦。
最高に泣けるバラードが来た…。切なくも美しいメロディ。歌詞には自らの辛い挫折過去を乗り越えた経験が綴られ、その生々しさと共に想いを伝えようとする感情の乗った歌唱が聴く者の心を突き刺してきます。幸祜ちゃんらしい真っ直ぐな芯の通ったロングトーンも素晴らしかったです。
#8『キミイロクロニクル』/ Palette Project
株式会社Brave group系列のバーチャルアイドルプロジェクト「Palette Project(通称パレプロ)」の7thシングル。作詞・作曲:しほり、編曲:高尾奏之介。12月30日に開催する3rdワンマンライブ「Stepping Prism」の情報解禁ライブにて初披露されました。
色鮮やかに煌めく王道アイドルソング!ファンを魅了し牽引してくれる力強さがメロディや歌詞にしっかりと宿っているのが堪らないですね。ピアノソロからのギターソロが胸アツ。7人の明るく個性豊かな歌声、相乗効果を生むハーモニーもやっぱり良き。
#9『sweet & bitter』/ 織姫はるか
個人勢として活動している、物語の世界を旅するVsinger"おりはる"こと、織姫はるか。5thシングルをリリース。作詞・作編曲:まお猫。
新曲が来るたびに毎度全然違った雰囲気の曲が来るので楽しいですね。今回はハロウィンの季節にピッタリな雰囲気たっぷりのミステリアス&ダークなポップチューン。サビは少しキラキラエッセンス入ったビートがライブでは盛り上がりそうです。色っぽい抑揚が生まれた歌い方も新鮮だったし、2番開始早々には変調してカッコイイ歌唱も魅せてくれました。
#10『CROSS MY HEART』/ YuNi
NintendoSwitch & VRゲーム 『DYSCHRONIA: Chronos Alternate Episode I - 偽りの目覚め-』のエピソードテーマソング。作詞・作編曲:郡陽介。歌唱はVsingerのパイオニア的存在であり、今では並行してセルフプロデュース音楽プロジェクト「cyAnos」でも活動しているYuNiが担当。
ストリングスとピアノが際立つ美麗で壮大なロックナンバー。雰囲気も勿論良いんですが、サビメロ良すぎ!力強さと切なさが同居したスケール感が最高です。YuNiちゃんの繊細かつパワフルな表現力も味わうことができ、ビブラートが美しさが心に響き渡ってきます。
#11『永夜』/ 響かさね
元シンガーユニットCocoTsuki(ココツキ)で、現在はソロで個人勢として活動しているVsinger響かさねの2ndシングル。作詞:Len、作編曲:Powerless (MuryokuP)。活動再開1周年を記念してリリースされました。
名曲!圧倒的スケール感で贈るファンタジックな1曲で、神々しさすら感じますね。Powerlessさんらしい重量感のあるサウンドと叙情的なメロディで紡がれる世界観、それに負けないかさねちゃんの力強く厚みのある歌声も強烈な美しさを放ってます。歌詞には誰にでもある生きることへの絶望に寄り添った想いが込められており、まさに"響かさね"の活動そのものでした。Powerlessさんとのオリ曲が引き続きリリースされるそうなので楽しみです。
#12『極私的極彩色アンサー』/ トゲナシトゲアリ
東映アニメーションが製作するオリジナルアニメ、ガールズバンドプロジェクト『ガールズバンドクライ』にて、オーディションにより結成された5人編成のガールズバンド「トゲナシトゲアリ」の新曲。作詞:吉岡大地、作曲:吉岡大地、編曲:玉井健二・大濱健悟。
自分の中では名曲しかリリースできない神バンドと化していて最高の極み。ベースバキバキでヤバすぎる…疾走感を持って引っ張っていくリズム隊に、荒廃した美しき世界観を作り上げるギターとキーボード。サビで内に秘めた感情をぶちまけるボーカル。それぞれが全力で主張しつつも絡み合い凝縮された素晴らしい1曲でした。
#13『センチメンタリズム (feat. 芹澤 優)』/ KOTONOHOUSE
Kawaii Dance Musicを得意とし国内外でも人気を誇る音楽プロデューサーKOTONOHOUSEの新曲。今回は声優、歌手であり、アイドルグループi☆Risのメンバーでもある芹澤優をボーカルにフィーチャー。
歌詞にもある通り、"ぐるり狂う狂う"1曲に仕上がってますね。笑顔になってしまう刺激的で多彩なサウンド、時に哀愁漂わせる和の香りが残ったエモーショナルメロディは流石KOTONOHOUSE。芹澤さんの元気が出るカワイイ歌声も元々好きだったので嬉しいです。
―――以上、10/23~10/29(Part1)はEP1枚、シングル12枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。今週はPart2まで続くので以下から是非お願いします。
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※先週の新曲感想はこちらから。
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