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今週の良かった新曲感想【11/11~11/17】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。11/11~11/17リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。


#1『Still』/ 水魚みおみぃむ

◆所属:個人勢
◆デジタル配信:https://linkco.re/1CNSmm3z
◆CD:https://miimstore.stores.jp/items/6714b2d02758297aa8790a5f

 記念すべき1st EP。10月26日には活動1周年を迎え、これまでモモ(デザイン・作詞)、ヤミヤミ(作詞・作編曲)、wagataki(作編曲)と共にチームで制作してきたオリジナル楽曲である「ミクロコスモ」や「依代」に、新録3曲を加えた全7曲を収録。音楽即売会M3で先行販売されましたが、遂にサブスクも解禁されたのでご紹介。
 これまでも名曲として紹介してきた曲が収録されているのでね…新録含め素晴らしい名盤でした。素朴な温度感の音を巧みに操りながら広がりのあるサウンドスケープを描き、その中で優しく深みある歌声が響いていく1枚。Tr.1「おまじない」はYouTubeにしかなかった初オリ曲で、EPの幕開けを飾るだけでなく、1日の始まりを鮮やかにしてくれる様な1曲です。新録は、未来へ歩み出す力強さを感じさせ、背中をそっと押してくれる様な「わたつみの栞」、サビで力強い歌唱とシューゲイザーっぽく掻き鳴らされるサウンドを堪能できる「映画」、ピアノの旋律に乗りながら色んな方向から反響する様に歌声が重なっていく「階段の精霊」の3曲。舞踏会を彷彿とさせるエレクトロスウィング調の高揚感に満ちたTr.3「Qlock」も含めTr.2~Tr.5は趣向に富んだ楽曲が揃っていました。そして、忘れてはならないラスト2曲。宇宙スケールのドラマティック展開と儚げな歌声が胸を打つ「ミクロコスモ」、情景が目に浮かぶサウンドアプローチと高らかに声を上げる歌詞が印象的な「依代」、どちらも改めて名曲だなと…。これからも沢山聴いていきたい、自分にとって宝物とも想える大切な1枚がまた増えました。ありがとう。


#2『NOISY NIGHT』/ KMNZ

◆所属:RK Music
◆デジタル配信:https://linkco.re/9D34YCTy

 新体制での2ndシングル。先行リリースされた「BE NOISY!」を含む、全3曲を収録。遂にサブスクも解禁。
 Tr.1「BE NOISY!」は先日も紹介した通り、キレキレのお洒落カッティングギターを筆頭に、色鮮やかなサウンドが小気味よく次々と飛び出してくるのが最高ソング。Tr.2「LUNATIC BEAST」は、ライブ前の高まる緊張感や期待感を閉じ込めつつ、ビートを着々と刻んでくる1曲。逆に、Tr.3「SUNDAY NIGHT MAGIC」はライブの余韻に浸るのにピッタリな、ゆったりと心地好いナンバーでした(超好き)。エネルギーが溢れ出ていた前作も好きですし、今作の様な堂々かつ颯爽としたパフォーマンスが目に浮かぶ楽曲も良きですね。KMNZならではの格好良さが詰まってます。新体制初でのワンマンライブは、遂に来年1月15日O-EASTにて開催決定。必ず遊びに行きます!


#3『for ASTRA.』/ HACHI

◆所属:RK Music(ライブユニオン)
◆レーベル:キングレコード
◆デジタル配信:https://hachi.lnk.to/for_ASTRA_dg
◆フィジカル:https://hachi.lnk.to/for_ASTRA

 通算3枚目にして、初のメジャーデビューアルバム。3ヶ月連続先行リリースされた「Dusk」「万有引力」「万華鏡」に、新録10曲を加えた全13曲を収録。コンポーザーには、お馴染み海野水玉や春野、tee teaに加え、未来古代楽団やPowerlessを新たに迎えています。
 "ボイジャーのゴールデンレコード”をモチーフに「まだ見ぬあなたに届ける歌を」という想いを込めたと語る本作。全体を通して聴くと、メリハリよく楽曲が並んでおり、前作までの寄り添う歌はそのままに、まるで宇宙旅行へ出掛けるかの様な壮大さも加わった印象を受けましたね。是非とも曲順通りに聴いて欲しい1枚。そのスケール感からは、より多くの人の元へ歌を届けたい、そして未来に残したいという強い想いも伝わってきました。
 出発を告げるTr.1「line, sphere, dot」の高揚感から、Tr.2「スウィングバイ」へと繋がる加速感で一気にアルバムの世界へと引き込まれ、リード曲であるTr.3「Dusk」はムーディな夜の街並みの隙間を縫う様に漂っていく歌声がやはり素晴らしく、心を掴んで離さないなと…。アルバム前半は、可愛いらしいコロコロした感じが新鮮だったTr.5「異星から」、R&B特有のグルーヴを活かしたオシャレナンバーTr.6「√64」が特に気に入っています。未来古代楽団が手掛けた美しくも退廃的な世界観が描かれるTr.7「万有引力」を折り返しとして後半はスケールアップ。Powerlessによる神秘的で重厚感のあるサウンドに圧倒されるTr.8「VESTIGIA」、オルタナ/エモ/シューゲイズが凝縮された様なTr.9「fragment」、どちらもライブで更に化ける事間違い無しで最高でした…。旅路はTr.11「万華鏡」⇒Tr.12「Pale Blue Dot」で盛大なクライマックスを迎えていくんですが、「Pale Blue Dot」が昨年リリースされた「HONEY BEES」のフレーズを用いた後継曲とも言える1曲で、もう言葉を失う程に感動しましたね。こんなん泣かない方が無理だ。ダイナミックな拡がりを持ったアレンジと共に、儚さと力強さが共存した歌声をどこまでも響かせてくれました。そして、アルバムの最後を飾るTr.13「レコードのように」は初の作詞にも挑戦されたバラードナンバーで、ファンへの想いがストレートに綴られており、感動の余韻をじんわりと残してくれました。彼女とならどこまでも行ける気がしたし、これからも共に歩んでいきたいと心から思えました。来る12月14日のワンマンライブが本当に楽しみです。


#4『Multiverse』/ Moona Hoshinova

◆所属:ホロライブ ID(インドネシア)
◆作詞:Karen Yamaguchi、作編曲:PABLO
◆デジタル配信:https://lnk.to/mh_Multiverse

 ニューシングル。今回はユニバーサルミュージック合同会社とホロライブプロダクションとの共同レーベル『holo-n』からのリリース。このレーベルが生きていた驚きは一先ず置いておいて、最高にカッコイイ…。アングラな雰囲気を漂わせながらも、上品さを損なわないラインが絶妙。グルーヴを維持しながら、ロックならではのパワフルさも巧みに打ち出して。ラップやコーラスまで含め器用かつクールに歌いこなす姿には女王感すら感じます。曲全体が一瞬たりとも揺るがない強さで満たされているので、聴けば聴くほどハマる。本当にムーナの歌声はもっと世界へ羽ばたいていけるぞ…。


#5『Boom』/ Team ahamo

◆所属:にじさんじ、ぶいすぽっ!、ホロライブ
◆作詞・作曲:DECO*27 (OTOIRO)、編曲:tepe (OTOIRO)​
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/JaaX5z

 三大VTuberグループが夢の共演を果たした「GIGA MASH PROJECT」によるオリジナル楽曲。ボーカルには天宮こころ、橘ひなの、アルス・アルマル、夏色まつり、尾丸ポルカの5名が参加。サビに向かって確実にリズムが深まり、グルーヴも高まり、飛び跳ずにはいられないダンスナンバー。手堅く進行するかと思いきや、ドロップも入ってクールにも仕上がってますね。歌声にも個性がある5人ですが、見事に調和していて素晴らしい。


#6『ABEKOBE』/ 赤見かるび

◆所属:Crazy Raccoon
◆レーベル:ユニバーサルミュージック
◆作詞:ENA、作編曲:佐々木裕
◆デジタル配信:https://akamikarubi.lnk.to/abekobe

 初のオリジナル楽曲にして、メジャーデビューシングル。コミカルでサイケデリックな世界観に彩られており、電波ソングっぽいカオスでキャッチーな展開もしっかり持ち合わせていて自然と笑顔になってしまう。一種の催眠に掛かってしまいそうな中毒性もあり、この魅力を成立させているのは、何と言っても、かるびの独特の癖になる歌声や表現力があってこそでしょう。いつか現地ライブも夢じゃないですね、いつまでも待ってるぞ。


#7『セルフィッシュ』/ 美古途みこと

◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞・作編曲:上野シュン
◆デジタル配信:https://girls-rev-project.lnk.to/Selfish

 初のオリジナル楽曲。どこかノスタルジックで、水中をゆったりと揺蕩うような感覚に包まれる1曲。落ち着くエモーショナルなメロディと、繊細で透明感のある歌声が心に染み渡ってきますね。自分を見つめ直していく歌詞も秀逸で、"追いかけ回したはずの時間にいつしか追いかけ回された"は特にハッとさせられるステキな一節でした。


#8『MyAiMai』/ カルロ・ピノ

◆所属:.LIVE【どっとライブ】
◆作詞・作編曲:マッチ(TRIFRONTIER)
◆デジタル配信:無し

 新しいオリジナル楽曲。昨年に開催された『ロードモバイルどっとライブオリ曲争奪戦 第1弾』優勝賞品としてリリース。ピノ様の“まいっか!”精神を詰め込んだ電波ソングが誕生。ハッピーなピコピコサウンドと軽やかなバンドサウンド、キャッチーなメロディにひたすら心が弾む。無邪気でキュートな歌声も相まって、否が応でも元気に楽しい気分になりますね。


#9『SOLAR DAWN』/ Enna Alouette × Elira Pendora

◆所属:にじさんじ EN
◆作詞:Itsoona、作編曲:Yuki Hayashi
◆デジタル配信:https://orcd.co/encounter-solar-dawn

 毎月連続リリース企画「NIJI ENcounter」7thシングル。煌びやかなストリングスが響き渡り、壮麗さと力強さを兼ね備えたサウンドが印象的な1曲。優雅に前進していく様なサビと、全てを包み込む女神の様な美しい歌声からは、聴く者に希望を与えるエネルギーすら感じますね。物語のエンディング感ある余韻も好き。


#10『ing!!!!』/ キョンシーのCiちゃん

◆所属:個人勢
◆作詞・作編曲:烏屋茶房
◆デジタル配信:https://linkco.re/9c7FrfGf

 5曲目のオリジナル楽曲。11月13日の生誕祭ライブにて初披露されました。ギラギラ感が溢れ出すハイテンションロックナンバー。疾走感だけでなく、スラップベースが際立つグルーヴも滅茶苦茶カッコよくく圧倒されますね。そんな鋭くエッジの効いたサウンドにも負けない、鮮烈なラップと力強いがなり声が楽曲全体を更に熱く燃え上がらせてるなと。ライブ映え必至。


#11『Bell Ringer』/ VESPERBELL

◆所属:RK Music
◆作詞:VEENA、作編曲:KSUKE
◆デジタル配信:https://vesperbell.lnk.to/RUMBLING

 メジャー1st EP『RUMBLING』のリード曲を先行リリース。バチバチのハードコアテクノが放つ衝撃的なビートと、そこに乗せた流麗なボーカルラインが光る1曲。挟み込まれるメタリックなギターリフもエッジが効いたアクセントになってますね。一切の迷いなく、目の前をド派手に切り裂いていく様な力強さは流石VESPERBELL。1月16日にはO-EASTにて2ndワンマンライブを開催する事も発表。KMNZと合わせて2days連日楽しむぞ!


#12『AWAKE』/ 星街すいせい

◆所属:ホロライブ
◆作詞:草野華余子、作編曲:Giga & TeddyLoid
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/ps914H

 ニューシングル。11月14日に開催されたライブツアー“Spectra of Nova”埼玉公演にて初披露されました。最強の作家陣を迎えた隙無しの1曲。駆け回る様に広がる空間的なサウンドと耳を惹きつける扇情的なメロディ、洗練されたラップパートと強烈なボーカルワーク、もう無敵感すら漂ってますね。代わり映えのしない日々を塗り替えていく様な、剝き出しの情熱的展開もカッコイイ。現地ライブレポも後述してあるので是非。


#13『LADY CRAZY』/ HIMEHINA

◆所属:Studio LaRa
◆作詞:Gohgo、作曲:Soma Genda & Dirty Orange & Gohgo
 編曲:Dirty Orange
◆デジタル配信:https://himehina.lnk.to/LADYCRAZY

 ニューシングル。今年8月のHIMEHINA LIVE 2024『涙の薫りがする』DAY2にて先行披露された楽曲が遂にリリース。いつも通りの安心と信頼から繰り出される最強ライブアンセム!アラビアンテイストを盛り込み、どこか奇妙なスケールながらクールに仕上げたダンスナンバーとなっており、韻を巧みに踏み倒すラップパートからラスサビへ向けて一段とヒートアップする一体感はHIMEHINAらしいセンスが爆発してるなと。またライブで聴きたい!


#14『マジェスティック・サディスティック』/ Eye

◆所属:無所属
◆作詞・作編曲:yowanecity
◆デジタル配信:後日

 5thシングル。最高すぎ!疾走感とグルーヴ感溢れるハードコア系ベースを下地に、煌めくシンセ/ピアノを絡めた1曲。脈動するグルーヴに身体は勝手に揺れるし、最高速度に到達する様なサビの爆発力に脳汁が止まらんですね。メロディラインを華麗に乗りこなしつつ添えられる強弱やニュアンスも多彩で、艶っぽい抜け感のある歌声もやっぱり魅力的。


#15『TwiLight』/ IRyS

◆所属:ホロライブ EN
◆作詞:牛肉、作編曲:雄之助
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/mrc6zl

 ニューシングル。3周年記念ライブで初披露されました。雄之助さんにしては治安悪めの重低音が響き渡り、強靭なグルーヴを次々と生み出していく1曲。ゾクッとするASMR要素に加え、地面を揺るがす程のドロップも搭載されている神展開。その中で、妖艶さ、可愛らしさ、カッコよさ、そして癒されるウィスパーボイスまで、あらゆる表情を詰め込んでくれた贅沢さよ。


#16『棘宵』/ 焔魔るり

◆所属:RK Music(ライブユニオン)
◆作詞:つむぎしゃち、作曲:夢見クジラ、編曲:夢見クジラ・Yocke
◆デジタル配信:https://linkco.re/rfS737vy

 ニューシングル。6周年記念ライブで初披露され、本楽曲も収録した1st EP『いつまでも貴方に花束を。』のリリースも発表されました。これはもう、劇場版"焔魔るり"ですね、凄すぎる。悲しみの中に美しさを宿した感動曲。不穏なイントロとコーラス、そこからピアノとストリングスが織りなす美しいサウンドはセカイ系の香りもする程に壮大で引き込まれます。起こってしまった悲劇の余韻が胸を締め付けてくるし、心から訴えかける様な歌声からも喪失感がひしひしと伝わってきました…。現地だと更に化けそうです。


#17『恩反し』/ 常勝無敗まけなしぐぬぬ

◆所属:VebopProject
◆作詞・作編曲:常勝無敗ぐぬぬ
◆デジタル配信:無し

 初のオリジナル楽曲。楽曲制作できるヤンキー強すぎる~。どこか奇妙でドロドロした雰囲気をまといながらも、メロディには中毒性があり、一度聴いたら忘れられない印象を残してくれました。カワイイサウンドがアクセントとして絶妙に散りばめられてて、ダークさとポップさのバランスが絶妙。低音での煽る様な歌い方から、透き通る高音域まで、幅広いボーカル表現も聴く者を虜にしていく魅力がありますね。


#18『PARAMNESIA』/ DEXCORE

◆ジャンル:メタルコア
◆国:日本(名古屋)
◆レーベル:Jelly Records

 約半年ぶりのリリースとなった、ニューシングル。Vo. 架神のボーカルワークを軸にグルーヴィーかつ鋭利に進行していく楽曲。彼ら史上最もブルータルながらクリーンはエモーショナルで。いつもの様式美を貫きながらも、どこかアドリブ感やライブ感を感じさせる展開美が本当に絶妙だなと思います。ラストの破壊的な多段ブレイクダウンも凄まじいカタルシス。


#19『Interloper』/ Sail's End

◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア
◆国:アメリカ(ミシガン州)
◆レーベル:自主

 ニューシングル。雰囲気を極限まで高める為の音の作り込みが相変わらず素晴らしい。程よくデジタル感を散らし、音の塊感をドデカく重くし、全編ブレイクダウンかと思わせる勢いで刻んでいく怒涛の展開。If I Were YouのVo. Kyle Strangをフィーチャーをしてからの加速感、ラスト狂気感溢れる締め方で引き込むのも良き。


#20『Sky On Fire』/ Spirit Leaves

◆ジャンル:ポストハードコア、メタルコア
◆国:アメリカ(フロリダ州オーランド)
◆レーベル:InVogue Records

 ニューシングル。美しく浮遊感のあるメロディと、そこに重なる蕩ける様なクリーンボーカルが非常に魅力的。音作りにも緻密でアーティスティックなこだわりが感じられ、その世界観に吸い込まれますね。ブレイクダウンの位置も絶妙と云うか、この手のスタイリッシュなダイナミズムが大好物。


―――以上、11/11~11/17はアルバム1枚、EP1枚、シングル18枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
※先週の新曲感想はこちらから。

#ライブレポート

【11/14 星街すいせい「Hoshimachi Suisei Live Tour 2024 "Spectra of Nova"」埼玉公演@さいたまスーパーアリーナ】


【11/17 小倉唯 LIVETOUR 2024 ~Bloomy × Meet you!~@パシフィコ横浜 国立大ホール】


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