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今週の良かった新曲感想【1/22~1/28】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。1/22~1/28リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。


#1『Last beat』/ 焔魔るり

 Vsingerプロダクション「ライブユニオン」所属、焔魔るりのニューシングル。作詞:つむぎしゃち、作編曲:夢見クジラ。1月20日に開催されたオンラインライブ『Virtual Music Award 2024 WINTER』にて初披露されました。
 物語や情景が織り込まれ、"哀しき宿命・運命"的な世界観を強く打ち出した1曲。聴く者を一気に飲み込むスケール感と迫力溢れるサウンドと曲展開も素晴らしいですね。サウンドと共に、絶妙な重なりを魅せるセルフコーラスの響きも非常に美しく、ニュアンスの付け方が多彩。


#2『心獣』/ 春猿火

 クリエイティブレーベル「KAMITSUBAKI STUDIO」所属のVsinger、春猿火の約2年ぶりとなる待望の2ndアルバム。uno blaqlo、煮ル果実、biz、柊キライ、Yuzuru Kusugo、松田純一、たかやん、一二三、豪華プロデュース陣を迎え、シングルに新規曲も加えた全14曲を収録。
 前作から2年の間に、新衣装・新3Dモデルになったり、2nd ONE-MAN LIVEの経験やV.W.Pでの活動があったり、様々な楽曲もリリースしたりしてきたので、彼女がシンガーとして、ラッパーとして、大幅に成長したのを強く感じる1枚でした。赤裸々なリリックと共に心に飼いならしている獣の強さも弱さも伝え、言葉一つ一つにキレや重みを持たせ自在に操る歌い方は改めて彼女の魅力だなと。デビューシングル「台風の眼」の続きを思わせる様な歌詞が含まれたTr.1「台風の子」で始まりを告げ、その後はパワフルなロックナンバー、スタイリッシュなエレクトロナンバー、美麗な和風ソングなどinterlude1まで多彩さを詰め込み、中間Tr.6~Tr.9はムーディーで心地よい楽曲が並んだ印象。アタック感のある力強さを魅せたかと思えば、ウィスパー気味のラップの色気や艶感もあって本当に素晴らしいです。Tr.11~Tr.14はライブ終盤の様な盛り上がる楽曲が並びました。特に春猿火のデビュー以来メインコンポーザーを務めたたかやんがメインとして手掛ける最後の曲となったTr.13「中間地点」は、過去と未来を繋ぎながら、覚悟と決意の表れを確かに感じるエモーショナルナンバーでした。今年4月には初現地会場でのワンマンライブがあるので楽しみです。


#3『神話集Ⅰ[兆光]』/ Lucia

 avex内のオルタナティブレーベル「muchoo」所属(活動形態はフリーランス)、映像制作に作詞作曲とマルチな才能を持つ歌い手として活動するLuciaの1stミニアルバム。昨年4月にリリースした1st コンセプトソング『光の形』の作詞作曲を手がけた音楽ユニット『未来古代楽団』とタッグを組んだ全6曲を収録。
 『光の形』がリリースされた時の感動は今でも刻まれているんですが、その感動を更に拡張してくれた様な1枚でした。暗闇だからこそ見える光を聴く者に感じさせる"救済"や"祝福"など神話的な世界観は統一されつつも、幅広い曲調の楽曲が展開されるので一つの物語としての形も保たれてますね。『未来古代楽団』を象徴する民族楽器を始めとしたサウンドの幻想的で色鮮やかな美しさは迫力もあり、これに見事に溶け合いながらも確かな存在感を放つLuciaさんの繊細で神秘的な歌声には只々圧倒されるばかり。声色や表現力の巧みさにも改めて驚かされました。特にアルバムを締めくくるTr.6「命と祈り」は、彼女の歌唱力にフォーカスしたミサ曲的な仕上がりで本当に素晴らしかったです。多重コーラスが織り成す厳かな美しさに心が浄化され、そこに込められた祈りを強く強く感じました。今年6月にはワンマンライブも開催されるので、生歌を聴けるの本当に楽しみです。


#4『オトノナキガラ。』/ 聖々良せせらしきの

 個人勢として活動している、シスター見習いエルフVTuberの"聖々良しきの"の4thオリジナル曲。作詞・作編曲:難波研。1月23日に迎えた誕生日を記念してリリースされました。
 しきのちゃんの透明度が非常に高く、芯の強い歌声の魅力をグッと引き出したバラードソング。包まれる様なピアノの繊細で美しい旋律とそれを支える様な伴奏のみと簡潔かつ程よいスケール感なのが良いですね。"物語が終わっても 本はずっとそこにあるよ"と云う一節が好きです。2月11日を以て無期限活動休止となる彼女ですが、またいつか逢える日を待っております。


#5『AIR』/ MaiR

 昨年4月にビクターエンタテイメントよりメジャーデビューも果たした、「ALIVE MUSIX」所属のVsinger、MaiRの新曲。作詞:FKBC・MaiR、作曲:FKBC-Z、編曲:FKBC・あいうえおか。
 お互いに背中を押して押される関係であると共に、"もう一度始めよう"、 ”今キミと始めよう”と云う歌詞から、再スタートする覚悟と決意を感じる1曲となりました。原点回帰的なMaiRを象徴する爽快で力強いギターロックナンバーとなっており、ストリングスによる装飾の仕方もかなり好き。


#6『堕天ダンス』/ 天ノ譜あまのふステラ

 音楽機器販売会社であるサウンドハウス公認の元、サウンドハウスお姉さんのコスプレ姿で活動するアーランシャフト所属のVTuber天ノ譜ステラの3曲目となるオリジナル曲。作詞・作編曲:かめりあ!!
 無茶難題なメロディや展開が襲うかめりあ流エレクトロスウィングとなった1曲ですが、完璧に応えて魅せるステラちゃんの歌唱力が本当に凄い。幅広い表情の中でダークなカッコよさを特に出しつつ、掴み処のない滑らかさと切れ味抜群の鋭い歌い方が最高でした。2024年が彼女にとって飛躍の年になるといいなと思います。この娘は見つけて貰えさえすれば伸びるはず…。


#7『喰ライ』/ ラプラス・ダークネス

 VTuberグループホロライブ所属の6期生「秘密結社holoX」を統べる総帥、ラプラス・ダークネスと、日清焼そばU.F.O.のコラボ楽曲。作詞・作編曲:かいりきベア!!
 相変わらずプロモーションソングとは思えない出来栄えに驚きますw かいりきベアさんらしい程よくヘヴィなロックサウンドが織り成す、中毒性を極めたリリックとメロディがやっぱり頭から離れないし、ラプ様の可愛らしくもカッコイイ歌声とも相性ピッタリ。ところで、トワ様へのアプローチを感じる言葉が歌詞にあるのはワザとなのか…偶々なのか…w


#8『楔』/ 涼海すずみネモ

 774inc.運営のVTuber事務所「ななしいんく」所属のVTuber、涼海ネモの3曲目となるオリジナル楽曲。作詞・作編曲:尾崎和樹(Galileo Galilei)。1月28日に誕生日を迎え、オンラインワンマンライブ 『VoyageЯ』にて初披露されました。
 2023年のベスト名曲「UMenity」と同じ尾崎和樹さんが手掛けたと云う事で、今作も素晴らしい曲でした。クラップやシンガロング要素もあり、思わず身体を揺らしたくなる横ノリのポップチューン。歌詞には少し暗さがありながらも、だからこそ表現できる強い繋がりを感じましたね。優しく心地良いメロディに乗るネモたの繊細な歌声も、絶妙な温度感に癒されます。


#9『Salamander(Metal Cover)』/ 二口魔菜 & Zephyrianna

 英語と日本語を話せるバイリンガルVsinger二口魔菜と、マレーシア出身のメタル系Vsinger、Zephyrianna(ゼフィリアンナ)によるコラボメタルアレンジカバー。カバーされたのはDECO*27の代表曲「サラマンダー」。
 メタルVsingerを代表する2人がコラボしてくれて嬉しすぎますね。2人のタイプが異なる歌声だからこそ掛け合いが映える歌割りにも感動したので、もうこのままユニット組もうw 原曲のグルーヴ感を活かし切ったメタルアレンジも文句無しにカッコよく、あまりに自然すぎるブレイクダウンも激アツ。


#10『稀びと』/ 電音部(真新宿GR学園)

 DJをテーマにした物語や、新進気鋭のクリエイターによるクラブミュージックを展開しているメディアミックスプロジェクト電音部のカブキエリア「真新宿GR学園」の新曲。作詞・作編曲:Sho Okada。ボーカルはカブキエリアの安倍=シャクジ=摩耶 (CV: SONOTA)が担当。
 今月の『電音部 ULTRA EXPO』で初披露された時の衝撃は本当にヤバかった…そんで改めて聴いてみてもヤバい。祭囃子のノリをベースにしながら、絶妙なテンポで充満と爆発を繰り返す重低音の嵐。併せて、SONOTAさんの狂気的で色気のある歌い方にも飲み込まれますね。また生音浴びたい。


#11『Memories』/ Dreamwake

 アメリカコネチカット州ニューヘイブン出身のプログレッシヴ・メタルコアバンドの新曲。2022年4月にリリースした1stアルバム『Virtual Reality』ぶりになりますね。
 THE"これがいいんだわ"プログレッシヴ・メタルコア。アルバムの延長線上に位置する安定クオリティで素晴らしいですね。シンセウェーブとメタルコアの融合にサックスを加えたお洒落サウンドで、フランスNovelistsの影響を感じるスタイリッシュな浮遊感あるメロディセンスも光ります。


#12『Miasma』/ Northlane

 オーストラリアを拠点に活動するプログレッシヴ・メタルコアバンドの新曲。レーベルUNFDから独立後、2曲目となるシングル。5曲入りEP『Mirror's Edge』を4月12日にリリースする事もアナウンスされました。
 Parkway DriveのVo. Winston McCallをフィーチャーした今作は、彼らにしては久々となるダイナミックでヘヴィな1曲となりました。Vo. Winstonの迫力も凄まじい。エレクトロな音色の中、グルーヴィーに重く打ち鳴らされるサウンドの心地良さや、テクニカルなフレーズの聴き応えは相変わらず良。


#13『V.A.N』/ BAD OMENS x POPPY

 アメリカバージニア州リッチモンド出身のニューコアバンドBad Omensが、カルト的な人気を博すシンガーソングライターPOPPYを迎えたコラボ楽曲。Bad Omensの次作『Concrete Forever』の一部にもなるそう。
 映像が目に浮かぶシネマティックな1曲が来たなと。強靭なグルーヴ感とシンセ中心の脈打つ様なインダストリアルメタルが齎す不気味さと心地良さ、併せて緊張感まで煽るPOPPYの囁く様な歌唱スタイル。解き放たれ叫びを上げるパートは思わずニヤけてしまう程の衝撃でした。


#14『Trying to Survive』/ Alleviate

 Clean Vo. Timo(Our Mirage)、Shout Vo. Marius(Breakdown's at Tiffany's)、 Gt. Ramon(The Evolutionist)、Gt. Marc(We Are Perspectives)、 Dr. Yunus(Time, The Valuator)の豪華メンバーで2020年コ〇ナ禍に結成されたメタルコアバンドの新曲。昨年12月に2年ぶりとなるリリースを果たし、これで4曲目となります。
 マジで良い~プログレリフの聴き応えに加え、構成が練られすぎている。特にサビ入り差分があって、2回目はヘヴィで骨太なグルーヴを生み出すサウンドと極悪スクリームを引き連れてサビに入っていくの堪らんです。サビメロも純粋に良いし、寂寥感を煽る淡くメロウなボーカルがやっぱ魅力的。このまま今年中にアルバム来ると嬉しいですね。


―――以上、1/22~1/28はアルバム1枚、ミニアルバム1枚、シングル12枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!

※先週の新曲感想はこちらから。

#ライブレポート

【1/26 プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 3rd - Evolve -〈夜公演〉】

セカライ初現地ありがとう!

 リズム&アドベンチャーゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』のキャラクターたちが出演する3DCGによるリアルライブに行ってきました。年に一度開催されるライブで今回で3度目。これまでとは異なりバーチャルステージや様々な衣装チェンジがあり、昼夜2公演でフィーチャーメンバーも変える試みがなされました。あとは声出しできる様になったのも大きかったと思いますね。自分は昨年からプロセカにハマったので、初めて参加できました。

 結論、最高のライブでした!やはりセトリが全曲もれなく強くて、それが生バンドによる演奏になるんだから、解ってはいたけど最高。加えて、合計6ユニットによるパフォーマンスも言わば晴れ舞台な訳で、ゲーム上のキャラクター達が同じ空間で踊って歌っている姿をファンと共に鑑賞できる喜びや感動もこの日限りの体験でした。

 初手は2周年アニバーサリーソングである「Journey」、そのままワンダショへバトンタッチし「ショウタイム・ルーラー」とライブの幕開け感をしっかり出してくれました。光輝く舞台セットや演出に、「トンデモワンダーズ」とかワンダショのパフォーマンスはやっぱ見てて楽しくて、笑顔になれますね。えむちゃんが何しても可愛くて眼福。

 続くモモジャンはまさかの「セツナトリップ」始まりで、世代ドストライク。その後も聴きたいと思っていた「イフ」まで披露してくれて、嬉しかったです。モモジャンはアイドルらしくキャッチコピー付きの自己紹介でファンとのやり取りがあったり、フォーメーションなど統一感が取れたパフォーマンスがあったりと美しく、笑顔も眩しかったです。

 もっと後かなと思っていたニーゴが中盤で登場し、「ジェヘナ」⇒「ザムザ」とモモジャンとはまた違ったダークな美しさを表現してくれました。ニーゴはプロセカの中でも異質すぎるポジションで、唯一ライブやショーと云った場が設けられていないユニットでもあるので、このセカライでのパフォーマンスは特にグッと来るモノがありました。

 ライブも後半に入り、ビビバスが登場。「雨とペトラ」⇒「Ready Steady」⇒「虚ろを煽ぐ」とカッコよくて力強いパフォーマンスで会場を盛大に沸かせてくれました。表現がストレートで分かりやすく、男女混合ユニットらしいコントラストやハーモニーが映えるグループだなと改めて。ストリートダンスも見応えありましたね。

 残るユニットであるレオニが満を持して登場、「STAGE OF SEKAI」⇒「Hello, Worker」⇒「the WALL」とエモーショナルナンバーの流れが良かったですね。バンドユニットなので、生音で必然的に楽曲が映えますし、ちゃんと楽器を弾いてる動きや目線とか、自然と漂う青春感、だからこそ生まれるメッセージ性が刺さりました。

 それぞれのユニットをサポートしていたバーチャルシンガー達もここで、集結して「セカイ」を披露。やはり名曲だなとしみじみ。これで終りかと思いきや、まだ歌い足りないとラストスパートへと移行。MCや前振りも無しに、ビビバス「仮死化」⇒ワンダショ「Mr.showtime」⇒レオニ「てらてら」⇒モモジャン「パラソルサイダー」⇒本編ラストとなったニーゴ「バグ」まで駆け抜けてくれました。「仮死化」の胸アツシンガロングや、「パラソルサイダー」の可愛いすぎるサビの振り付け、ありえん盛り上がる「バグ」と本当にいいパートだったと思いますね。

 アンコールに応えると、バーチャルシンガー達による「アイムマイン」を披露。生バンドセットだとより力強さを増してくれて良かったです。アンコールラストはやはり3周年アニバーサリーソングである「NEO」で〆。切なさと力強さが一気に押し上げてくるセンチメンタルなメロディが贈る、最強フィナーレソングなので、銀テも舞い上がり素晴らしい景色でした。

 とゆーことで、夜公演のレポートはこの辺で。2日後の昼公演のレポートでもう少し書ければと思います!


【1/27 SorAZ Major Debut Live「First Gravity」〈昼公演〉】

大迫力特大スクリーン

  VTuberグループ「ホロライブ」所属0期生のときのそら、AZKiによるユニット"SorAZ(そらあず)"がビクターエンタテインメントよりメジャーデビューアルバム『Futurity Step』を昨年12月にリリースした事を記念して開催されたワンマンライブに行ってきました。SorAZとしてのワンマンライブは2020年9月のオンラインライブ「SorAZ Special Live 刹那的クロニクル(#劇場版SorAZ)以来3年8ヶ月ぶりで、現地会場での開催は初となりました。
 開演が1時間遅れになるなど、トラブルはありましたが、ライブ自体は素晴らしかったですね。参加したのは昼公演のみなんですが、夜も終わってみると昼公演のセトリで個人的には大勝利でした。

 特大スクリーンの元にそらちゃんと、あずきちが登場すると、映像演出と一体化した様なパフォーマンスだったので迫力が凄かったです。クラブチッタは何度か来てますがステージも大きい割りに近いので、見やすいのもありがたい。序盤はアルバム『Futurity Step』から「せーので!」⇒「Scale the walls」⇒「ふたり Destiny」と会場を一気に盛り上げる曲が続き、お互いの緊張をほぐしてくれました。
 その後は「いけないんだ」⇒「MAG-NET」⇒「君と僕はアルビレオ 惹かれ合う彗星テイル」と思わず聴き入ってしまうパートに。ホロライブでも珍しい純白ドレス衣装で並ぶ2人の姿が本当に綺麗で、語り合う様な掛け合いや、美しく厚みのあるハモリも最高でした。特に「MAG-NET」の持つどこか神秘的な雰囲気がむっちゃライブ映えしていたので、生バンドでやったらもっと凄いことになりそうだなと。曲も更に好きになりました。

 MCを挟んで、中盤はなんと「刹那ティックコード」からスタート!これがイチバン聴きたかった曲なので、本当に嬉しかった。同志もやはり多かったのかイントロでの歓声も大きかった気がしますね。ガチで名曲すぎる。その後はそれぞれが持つソロ曲をデュエットするパートに。「ケ・セラ・ソラ!」⇒「ω猫」⇒「猫ならばいける」⇒「エレクトリカル・サーフィン」どれも素晴らしい選曲です…。そらちゃんのライブアンセムを揃えつつ、あずきちは猫ソングの流れができて喜んでいましたね。

 早くも終盤に入り、ファンからは惜しむ声も上がる中、「恋愛コスモロジー」⇒「ハジメノイッポ」⇒「テレパシー」とラストスパートらしくコールやクラップが満載の曲を固めてきました。もう盛り上がりは最高潮に達していたと思います。特に「ハジメノイッポ」は本当に楽しかったので、これからもライブアンセムとして愛されるはず。

 アンコールに応えて、SorAZが再度登場し、MCでは今回ライブが開催できた喜びを2人とも話してくれました。あずきちはそらちゃんの背中があったから活動を続けて来れた感謝も述べ、一方のそらちゃんはこの日に向けて喜びだけでなく不安もあったらしく、この後披露した「キラメキライダー☆」でも少し涙ぐむ姿が印象的でした。あずきちに支えてもらいながら、ファンも声で応援し、最高にエモーショナルな雰囲気で終幕となりました。

 とゆーことで、改めて最高のライブをありがとうございました!MC中のいつもと変わらない和やかな雰囲気は微笑ましい限りで、そこからのギャップを魅せる美しき歌唱力はキャリアに裏付けられた実力と個性がありました。刹那ティックコード本当にありがとう。夜公演では、サプライズで新たにそれぞれのワンマンライブの開催も発表されたので、またライブで会える日を楽しみにしてます!


【1/28 プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 3rd - Evolve -〈昼公演〉】

全体が見渡せる素晴らしい景色!

 一昨日ぶりとなるセカライ、昼公演です。大きな構成の変化は無く、フィーチャーされたメンバーによって10曲(2×5ユニット)ほどセトリが変わったので、その辺りをピックアップして書いていければなと思います。

 ワンダショは「にっこり^^調査隊のテーマ」がやっぱり楽しいし振り付けカワイイ!昼でもワンダショらしい盛り上がりを魅せてくれました。
 モモジャンはまさかの「地球最後の告白を」これまた世代ドストライク。堀江晶太ソングを生バンドで聴けて感無量でした…。
 ニーゴは奏とまふゆで「メリュー」をやってくれたのが本当に嬉しかったです。プロセカをやる前から好きな曲だったし、マジで名曲。
 ビビバスは彼らにとっては外せない「街」を披露。2ndライブ行ってない身としては、今回で聞けて良かったですね。
 レオニは*Lunaさんの「アトラクトライト」を持ってきてくれて泣き。この後には夜と変わらず「the WALL」が続くので余計に最高でした。

 この後はアンコールラストの「NEO」まで夜公演と同じ流れ。でも名曲は何度聴いてもいいですからね。またこの日の方が座席が良かったので、中央のステージがよく見え、ステージ横のカメラに抜かれた画面と違ってユニット全体の動きを楽しむことができました。セトリもどちらかというと昼公演の方が好みではあったので、少し満足度高かったですね。

 改めて初参加となったセカライ昼夜の2公演を終えてみて、キャラクターコンテンツのライブの楽しみ方と云うか、別現場のライブとはまた違った面白さがありました。完璧にパッケージングされたライブではあるんですが、生バンド演奏だしライブ感が全く無い訳ではなく、曲毎に繰り広げられるキャラクター同士のやり取りはストーリーの延長線上にある楽しみだし、目の前にいるファンへのアプローチやサービスも欠かさない姿勢はリアルライブならでは。フォーメーションダンスなどパフォーマンスは晴れ舞台に相応しい完成度で申し分なく、指先や表情など細かい処まで生き生きと表現されていたので驚きましたね。ステージングと云うか、ステージ上での立ち振る舞いには個性が丁寧に出ていて、分かりやすくニーゴのまふゆちゃんとかは必要最低限的な動きが中々に特殊でずっと目で追ってしまいました。あとは純粋にライブで披露される事によってイベントストーリーの為に描き下ろされた楽曲への想い入れが増すのも醍醐味だよなと思います。

 とゆーことで、改めて2日に渡ってありがとうございました!プロセカにハマって良かったなと思いましたし、まだまだ沢山聴きたい曲があるので、来年もセカライ参加できたらいいなと思います。

 では今回はこの辺で。また来週お逢いしましょう!


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