今週の良かった新曲感想【5/6~5/12】
どうもです。
毎週恒例の新曲感想記事。5/6~5/12リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。
#1『ZETTAI』/ ぜったい天使くるみ
新しいオリジナル楽曲。wotakuさんらしいドープなエレクトロスウィングに仕上がった1曲で、ダークな雰囲気の中、強烈かつ優雅なサウンドに反する滑らかなメロディラインがツボ。V黎明期から活動してる方ですが、やっぱり歌が上手いですね。クールで色っぽい、立体感のある歌声で良き。5月13日からミニアルバム制作に向けてのクラウドファンディングもスタートするので、こちらもチェックを。
#2『ハレホリデイ』/ 獅子神レオナ
シングル&MV3ヶ月連続リリースの第二弾。ベースラインの心地よい響きと、軽快でポップなサウンドのコントラストが最高。サビも非常にキャッチーで耳に残るし、休日に関する気持ちを歌った詞が意外と深いのも好き。レオナちゃんの明るく元気な歌声に元気づけられますね。"ハラホロヒレ~"のふにゃふにゃ感が好きすぎる。MVもカワイイ。彼女も出演するRe:AcT2期生の1stライブが6月29日に開催されるので、こちらも是非。
#3『Promise of Colors』/ 紙木はさみ
新しいオリジナル楽曲。クラウドファンディングを経て制作されました。温かみと優しさに満ち溢れたピアノバラードとなっており、5分超に及んで表情を変えながらしっかり盛り上がりも魅せる展開が良かったです。じんわりと身体に入ってくる透明感抜群の美しい歌声と、自身作詞による気持ちの込められた真っ直ぐな歌詞もステキでした。
#4『TRUST』/ 瀬戸乃とと
8thシングル。ファンと気持ちを一つに、未来へと突き進む力強さを感じる疾走感あるロックナンバー。加速感を助長させるシンセや、エモーショナルな香りのピアノのアクセント、オタクが滾るラスサビの持っていき方、どれも最高です。繊細な美しさと胸を打つ力強さが同居した歌唱力には今回も惚れ惚れ。彼女が所属する「RK Music」のアーティスト達が揃う初のオンラインフェスが5月25日に開催されるので、こちらも是非。
#5『Blue Moon Lover』/ 未宵エレナ
2ndオリジナル楽曲。音楽サブスクサービスAWAの楽曲争奪CPにて優勝し制作された1曲。むっちゃ良いですね…。多彩なサウンドが小気味よく聴こえてくる、ファンシーで高尚なサウンドスケープと、グルーヴ感溢れるオシャレなメロディに身体を動かさずにはいられない。非常にクリアで可愛らしい歌声による、軽快かつリズミカルな歌いこなしも魅力的でした。
#6『ずっ恋』/ P丸様。
日清コラボ楽曲。まさかコラボくるとはね…。カオスなのにキャッチーすぎるカワイイ1曲に仕上がっており、ガチで最高。匂わせどころか、"輝く夜の月"さんのシルエットもMVにしっかり登場し、あの頃のコラボ曲(マキシマムザホルモンの替え歌)も意識したメタル要素も盛り込まれており、ファンには堪らない仕上がりでした。彼女が歌うからこそ新たな意味が感じられる歌詞になってますね。おはよおお!!がまた聴けて嬉しいよ。
#7『Panorama』/ ナツメ・アリー
ユニット「ななつかぜ」でお馴染みPIKASONICとnakotanmaruによるプロデュース曲で、ボーカルにナツメ・アリーをフィーチャー。幻想的で爽やかな奥行きあるサウンドスケープに引き込まれるKawaii Future Bassな1曲。切なさを駆り立てる美しいピアノと、壮大で解放感あるドロップも最高。生み出される浮遊感と透明感と完璧に溶け合って漂う歌声も沁み渡りました。
#8『Holy Moly』/ 電音部
電音部のメンバーである東雲和音 (CV: 天音みほ)、瀬戸海月 (CV: シスター・クレア)による初デュエット楽曲。1月の「電音部 ULTRA EXPO 2024」で初披露された曲が遂にリリース。情景が浮かぶ涼し気で爽やかなサウンドから、ドロップで強烈な眩しさを放つドラマティックナンバーとなっており、この眩しさを忘れたくない衝動に駆られる力強いエモーショナルなメロディが最高。2人の繊細で儚い歌声からも感動せずにはいられませんでしたね。
#9『Fading Trace』/ Despite Exile
ニューシングル。新鮮なシンセによるイントロ明けからは、重戦車の如く重厚なサウンドと血湧き肉躍るボーカルでひたすら蹂躙。どこか儀式的な荘厳な香りも漂っており、メロディックなパートが良い。ドラマ性もあるし。その裏での一筋縄ではいかない演奏美による支えは流石ですね。
#10『Imminence』/ The Archaic Epidemic
ニューシングル。陰鬱なダークアンビエント要素の強い世界観重視のデスコアに仕上がってました。イントロの囁きに始まり、その後は雄大な極厚サウンドの背後で、ホラー映画で使われてそうな奇妙な音がずっと鳴ってて雰囲気が素晴らしい。ボーカルを何重か重ねている鬼気迫る感じも好き。
#11『Escape』/ Stray View
2ndシングル。Vo. Dave Escamilla(ex-Crown The Empire)率いるバンドですが、今年も動いてくれました。スタイリッシュなデジタルサウンドと、メロディラインの美しさが際立っており、そこにDaveのダンディな歌声が乗って最高に心地良い。ブレイクダウンへの導入と重量感もバッチリでした。
#12『Hurts Like Hell』/ Convictions
ニューシングル。今回は叙情系に一気に傾いたメタルコアで、サビでの切なげなクリーンボーカル、パンチとメリハリのある浮遊感、きめ細かな泣きのギターリフ、ドラマティックな展開など好きな要素てんこ盛りでした。このペースなら今年アルバムリリースされそうなんで、楽しみです。
#13『Crash & Burn』/ Duskhaven
デビューシングル。オシャレなR&Bの雰囲気も漂う、どこかノスタルジックな感じがいいですね。クリーンボーカルも非常に聴き易く、メロディセンスはかなり秀でていて今後の可能性に期待したくなりました。一辺倒にならない展開やサウンドの重厚感にもっと磨きが掛かるといいなと。
#14『DEADGAME』/ HAILROSE
ニューシングル。ニューメタルコア由来のドライブ感溢れるリフと、サイケデリックなガバキックの嵐。そして、No Face No CaseのVo. Matyáš Jakešと今回も大物をゲストボーカルに迎え、最高にブチ上がる極悪ラップとスクリームを披露してくれました。グロウルえぐすぎて好き。
―――以上、5/6~5/12はシングル14枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
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#ライブレポート
【5/12 KING SUPER LIVE 2024@Kアリーナ横浜】
2015年からキングレコード主催で開催されているアニソンのライブイベント「KING SUPER LIVE 2024」の二日目に行ってきました。キングレコード所属の歌手や声優アーティストがひたすらアニソンを披露してくれるフェスですね。これまでも存在は知っていましたが、参戦は初。そもそもアニソンフェス自体初めてだったので、とても楽しみでした。参戦を決めたキッカケは推しであるVsingerの"はちたや"こと"HACHI"が出演するため。彼女史上イチバンの大舞台になるし、ファンとして応援しにいく他は無かったです。
座席はレベル3の8列目若干下手側。ほぼステージと同じ高さでしかも正面だったので、かなり当たりでした。しっかり端から端まで見渡せる。Kアリーナ初めて来たんですが、最高の会場で気に入りました。横広で高さもしっかりある空間、どの座席からもステージが見易く、音が降り注いでくる様な感覚が体感できた音響も素晴らしかったです。
ライブレポートが早速上がっていたので、セットリスト含めこちらを参考にいくつかピックアップして感想を書いていければと思います。
まず、トップバッター宮野真守。まもちゃんステージに登場するも、しばらくポーズを決めたまま微動だにしない演出、いきなり笑いを取りに来て最高でした。生歌でも声良すぎだし、むっちゃ上手かった…。歓声の飛び交い方を聴いてもファンにも愛されてるなぁと。
5、6曲目の岡咲美保。岡咲さんシャニマスでしかパフォーマンス見たこと無かったので見れて良かったです。しかも「ジャヒー様はくじけない!」のEDテーマ歌ってくれて嬉しかった。歌の表情にボリュームがあるというか、そんな表情もできるのね、っていう歌唱をされるの凄い魅力的でした。
11曲目でHACHI。割と早い段階で推しが登場しました。暗転から一瞬シルエットが見えてからステージ中央に登場し、両サイドスクリーンにお顔がアップされる形。第一声が聴こえた時に、もう何度も聴いてる歌声なのに凄い緊張と興奮で、サビで一気に感動に襲われましたね。2万人規模の大きな会場にグワッと拡がっていきながらも、一人一人の心にしっかりと響かせる繊細な歌声で。彼女のぬいぐるみを抱えながらペンライト振ってたんですが、その手も自然と力んでしまう位に泣きです。選曲された「ビー玉」のサウンドスケープも相まって、この日限り強烈な輝きを放ってくれました。ステキな景色を魅せてくれて本当にありがとうと言いたいですね。一生忘れない。彼女のライブではお馴染み「MMT・REZ&」のディレクターNOBUAKI KAZOE氏が関わっているとすぐに解るハイクオリティ演出だったし、確か風鈴だったと思うんだけど、ズラッーっとなびきながら光を反射してて最高でした。披露後のMCでは、いつもの元気よく可愛い表情で「名前だけでも覚えていってください!」と挨拶をし、今年秋にメジャーデビューする事も併せて発表してしっかり新規へアピール。このイベントでまたファンが増えていると嬉しいなと思います。
13、14曲目のカノエラナ。楽曲は知らなかったんですが、いやぁ…歌唱力ありすぎて惹きつけられました。どうやらキャリアは長いけど、キング所属になったのは2021年かららしいですね。ちょっと変なオモロイ人なのかバレそうなMCとのギャップもまた良かったです。
15、16曲目の堀江由衣。イベントで見るのは恐らく2019年の物語フェス以来な記憶。「バニラソルト」披露は嬉しかったですね、楽しいし。ただそれよりもMCよ。「VISA~!」「三井住友~!」と、クレカブランドや銀行名でコーレスしまくっててクソオモロかったですw 話し声でも演技の時とほぼ変わらない声の方なので、余計に面白かった。
26、27曲目の森口博子。レジェンド級の1人なので生歌聴けて良かったです。歌唱してる姿は本当に美しく、喋り始めると話が止まらない凄い親しみのある感じとても素敵でした。「笑顔と拍手が大好物なの!」って言葉が印象に残っているし、歌声の温度感が素晴らしかった。
28、29曲目の高橋洋子。こちらも続けてレジェンド。ステージ上空からゴンドラに乗って降臨し、ダンサー達と共に圧倒的パフォーマンスを魅せてくれました。「残酷な天使のテーゼ」生歌最高ですね。エヴァの感動が蘇ったし、歌声一つで飲み込まれる感覚は久々でした。
32、33、34曲目のangela。ド派手な衣装とずっと笑顔でノリノリのパフォーマンスしてる姿が2人とも印象的で、観客に伝染させるパワーがありました。アニメ「はめふら」を見ていたので、「乙女のルートはひとつじゃない!」を聴けたのも嬉しかったですね。
37、38曲目の水瀬いのり。普段からワンマンいく位のファンですが、フェスとかで見るのは初なので楽しみでした。膝上からスリットの入った大人っぽい黒衣装と紫エクステがカッコよく、最新2曲「スクラップアート」「アイオライト」を披露。どちらも演出と音響でライブ映えしまくる楽曲なので、この大舞台には持って来いなセレクトだったと思います。フェスでもいつも通り堂々とした貫禄も感じるパフォーマンスでした。
39、40、41曲目の水樹奈々。いつか生歌を聴いてみたい、現場の雰囲気を味わってみたいと思っていた方。やっとその瞬間を迎えられて感無量です。人間離れした安定感のその先にいる驚異的なパフォーマンス最高だったなと。エタブレでしか味わえないオタクの一体感も最高に楽しかったです。
ラスト9曲のコラボパートは全部良かったですね、選曲や組み合わせ、ラッシュを掛けていく構成も含めて。アニメ『先輩がうざい後輩の話』主題歌「アノーイング! さんさんウィーク!」は好きだったから嬉しかったし、蒼井翔太×内田雄馬×宮野真守でのうた☆プリ3連続の熱狂具合も凄まじかった。3人が最後ジャンプで締めくくろうとするも、何度も失敗して笑いが起こりまくったのも最高でしたw まもちゃんが天才すぎるw
NHKのど自慢から10年越しに同じ曲でデュエットした文脈がありすぎる水樹奈々×岡咲美保の「DISCOTHEQUE」、その後の「Glorious Break」でも、水瀬いのりが子供時代から大好きで憧れだった水樹奈々との共演を果たして何とも言えない表情を魅せてくれて、ファンとしても嬉しい涙を誘う感動的な一幕でした。ステージ上段の水樹奈々、センターの花道の水瀬いのり、向き合い見つめ合ってからスタートしたのガチで良かったです…。
そんな感じで約5時間に渡って披露された全50曲。本当に楽しかった。豪華生演奏による最高サウンド、レジェンド級までのアーティスト達による激ウマパフォーマンスと、鍛え上げられたオタクの一体感どれも素晴らしかったです。色んなオタクが集結しているのにも関わらず、アニソンという一つの文化が浸透した特有のノリや一体感は新鮮で、これがアニソンフェスかと、しっかりと肌で感じる事ができて嬉しかったです。UOグルグルしたり、ひたすら跳んでたり、女性の黄色い歓声が飛び交ったり、推し曲が来た途端のイントロ絶叫部だったり、最高に楽しんでるオタク見るのもまた一興で。この日に限らず、ライブではお客さんの盛り上がりとかも見ながら楽しむタイプなので、この規模になると飽きないですよね。そして、推しである”はちたや”の大舞台、改めて一生の想い出になりました。彼女の夢の舞台である武道館ワンマンにまた一歩近づいたと思うし、次回以降のキンスパ含めまた大舞台に立つ機会があると思うので、楽しみでしかないです。キンスパ本当にありがとうございました!
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