叔母の会社の事業承継問題、 友人に引き継いでもらうことになり、 僕の橋渡し役としての役割は成功、そう思ってました。 その会社が抱えていた有利子負債は、 叔母の所有地を売却でチャラになるはずでしたし。 しかし、 コロナによる土地の価格低下という想定外の事態。 しかも、調べてみたら驚くほどあった隠れ負債。 この局面で、どうやって負債を返済できるか、 いろいろ考えました。 最初に考えた対策が、リバースモーゲージ。 自宅を担保に資金を入手し、 家賃を払い続けて自宅に住み続ける方法
叔母のサプリの会社は、数年前から事業承継先を探し、 その間、事業組織を少しずつ畳んでいきました。 最盛期で50名ほどいた社員は、 僕が相談を受け始めた頃には 事務の2名だけになっており、 残るは社長の叔母と、社外取締役だけ。 事務のお二人も、僕が積極的に絡む頃には、 すでに退職されていました。 つまり、もう叔母一人だけという環境です。 辞められた社員の持ち株は全て買い取り、 退職金もしっかり用意していました。 社員数縮小にともない、 あらたなる顧客獲得の営業活動は停止し、
今回は、僕が期せずして再生に足を踏み込むことになった企業のこと、 そしてその企業が検討していた事業承継について 書いてみようと思います。 その会社は、今年73歳になる僕の叔母が代表を務めています。 厳密には、僕の母の又従姉妹にあたります。 扱う商品は、サプリメント。 表面的にはどこでも手に入るような成分のサプリですが、 この会社の歴史は長く、 ビタミンEの普及に先鞭をつけたパイオニア的な存在で、 高島屋にも商品を卸していました。 販売は、そうした流通業への卸と、 ネットを介
はじめまして。 僕は、長年勤めていた広告会社を早期退職でやめ、 独立して3年のクリエイティブ・ストラテジストです。 それって、何かというと、 広告をはじめとした 様々なコミュニケーションの戦略立案や、 コンサルテーション、 コミュニケーション設計のディレクションなど、 目に見えるコミュニケーションアウトプット、 その背景に存在する黒子的なお仕事です。 このブログでは、そんな僕の本業の話ではなく、 中小企業(規模的には零細企業)の立て直しに 期せずして深く関与することになった