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とある日のボーカルレッスン

きょうは、というか
毎回そうなのですが
書く内容が決まっていないまま 

この画面に向かって
文字を入力しています。

ジャーナリングですね。
リアルジャーナリング。


ジャーナリングとは、「書く瞑想」とも呼ばれ、頭に浮かんでいることを一定の時間内でただ紙に書いていくというものです。

うららか相談室より抜粋

ただ頭で思うだけではなく、実際に手を動かして紙に書いていくことにより自分の内面と向き合うことができます。そのため、「書く瞑想」とも呼ばれています。

マイケル・ペイジHPより抜粋


ふと思い浮かんだことを
脈略もなく書き連ねて行こうと思います。
今回に限らず毎度そうなんですけどね。

そう、昨日。

昨日、なんとうちのレッスンスタジオへ
思いも依らぬ方が体験レッスンへ
来てくださったんです。

「?  ?  ?」 からの 「!  !  !」

ちなみに、わたしは
ボーカルレッスンを生業としています。

ホームページの申し込みフォームから
体験レッスンの申し込みがあり

日時を決めて
さあ当日、というくらいの
一般的な、淡白なやり取り。

約束の時間になりドアを開けると
「んんん???」

この方…
もしかして…と
いや、まさか。いや、まさか? 
そうなの?と思いつつ

「もしかして…」と口火を切ると
そうでした。ビンゴ。

わたしの参加させていただいている
合気道の稽古、初回。
その時に一度だけお会いした方。

その方が来てくださったのです。

わたしの合気道の先生のブログにて
なんと、うちのボーカルレッスンのことを
言及してくださっていて…

その記事を読み、
レッスンへ来てくれたのだそうです。

2時間半、いや3時間だったか
車を走らせてきてくれたのだと……。

もう、もう
わたしはね本気で
抱き締めてしまいたかった。
もう抱き締めてた。気持ちでは。

アメリカ文化ならそれやっても
OKだろうけど
ここ日本。

やべえ人になっちゃうから
やらないけど

もうめちゃくちゃ抱き締めてた
気持ちは…。
愛おしくてたまらなかった。
オーマイガー!!!!

いや、やべえ人になっちゃうから
やりませんよ。
やりませんけどね。

そこまでして…
貴方はそこまでして
わたしのレッスンを受けたかったんですか、と。

話を聞けば
「先生のブログに、合気道と音楽は同じだって書いてあって…同じなんですか…?」

と…

恥ずかしそうに…
でも真剣に…

本当に求めている。
この人も知りたい、知りたいんだ……


すごい恥ずかしそうにしているけど

「知りたい!」って
目の奥がキラリと光ってた。

この人…
なんて美しいものをお持ちなんだ…と
感激に次ぐ感激で

誤解を恐れず言うなれば
めちゃくちゃ愛おしくてたまらなくなり

めっちゃハグしてた。
気持ちではね。気持ちでは。
実際にはやらないよ。やらない。

や、以前一度お会いした方に
再会してハグするとか別に普通のことですよね。

必死の自己弁護てすよもう。 
誰にでも抱きつくとか
そういう人じゃないんです。 

変なことではない。ない。
ハグってね、素晴らしいでしょ!
言葉じゃなくて身体まるごとで
大好きとかありがとうとか
伝えたいでしょやっぱり。

やらないよ!やらない。
ここ日本だからね。
やらないよ。うん。

必死の自己弁護てすよもう。
(何回言うのよ)

誰にでも抱きつくとか
そういう人じゃないんです。
わたしは決して。

でも!!!!

でもね、やっていいんなら、もう
「ohhhhhhhhhhhh!!!!!!」
「また会えて嬉しい〜〜〜〜〜」
ってハグしちゃうよね。

柴犬並みに愛情を 
全身で相手に表しちゃうよね。

この方は
自分の尊敬する先生のブログを
読んだら「これはいいよ」って
書いてあったから、来ちゃった。

何時間でも車走らせて。

そんな純粋さを目の当たりにしたら 
もう全部教えちゃう!!!!!!!!
教えちゃうよ!!!!!!!!!!

って着火しちゃって
気づいたら30分のお約束のところ
1時間が過ぎていて

逆に、時計を気にされていたので
こちらが引き伸ばしてしまっていたくらいで…。

また2時間半の帰路を辿る訳ですから
そりゃ時間気になりますわな。

打てば響きまくり

初回だったのにめっちゃくちゃ尖った
持論、エネルギー論を
お伝えしまくって…

何を言っても
「!!!!!!!」
「っっっっっああああ〜〜」

って、ものすごい
ものっすごい感じながら
気づきを得ていく。

「これは武道の先生にも言われました…」
「確かに…武道と同じだ…」
「あぁ〜です…なるほど…………」

と、打てば響くとはこれまさに。 

そして、歌への姿勢が変わっていく。
恥じらいや失敗、恐れから光へ。

歌が生き生きと生き始める。
うたごころで歌い始めている。

あらゆる疑念、思惑に
惑わされず、ただ、歌う。
その歌は美しくて。

歌い終わり
「解放なんですね、歌って」
との一言に。

痺れた。最高。もう最高。
それを伝えたくてやってる。

肝心の歌声も 
めっちゃくちゃピュアでお人柄の通りの歌。

年齢もおよそ二周りほど
自分より上回る方。
歌えばやはり少年だった。

受け取ってくれてありがとう。

歌ってすごいなぁと本当に思う。
嘘がつけない。

自分が何を大事にしているのか
何を恐れているのか
歌うことは何だと捉えているのか。

歌でどうやって触れたいのか
どうやって放ちたいのか。
全部出ちゃう。

いや、でも嘘も付けちゃうんだよな
だけどその嘘もまた見えちゃう。
バレちゃうの。

そりゃそうだよね。
裸で生きていれば正義って訳じゃないから

取り繕ったり隠したりもするよね。
生きていれば。

でも、そのことに自分で気付けるかどうか。
わかっててやってるのか

自分で自分を騙していることにも
気づかないままやっているのか。

そういうところを
ツンツンいじってみたりもしますね
レッスンでは。


最後には、合気道の技を


レベルの高い、ある技を
かけてくださいと仰ったので
それはさすがに遠慮して。

まだ半年程度ですので…と
言い訳をして。

でも、せっかくなんだからと
上手くいくかはわからないけど

やれるだけのことはやってみようと
他の技のようなものを自分なりにと
お手合わせ願ってみたところ

できたんですよね…!!!!!
できちゃった!!!

稽古以外でやったの初めてだったから
ちと緊張したけど
 
相手に触れさせていただいて
自分のエネルギーを整えて
そのまま相手に入って
そのまま出ていって、ただ腕を振り下ろす。

すると相手は崩れていく。

おおおおお〜〜!!!と
互いに感激し合った。
合気道ってすごいね、って。

という一日でした。

いや、まだ筆を置けません。

もうちょっとだけ。
もうちょっとだけだから!
あと一軒!

みたいな管を巻いておきます。


すみません、もうこの時点で2200文字
超えちゃってます。
ありがとう。長文を読んでくれて…。

昨日は更に、この方の
前の時間帯のレッスンの話で…

もう半年近く通ってくださっている方。

ご近所さんなんだけど
これまた不思議な御縁で
うちに辿り着いてくださいました。

で、歌です。

声もイイ!!
音程もイイ!!
リズムもイイ!!

でも…せっかく良い声なのに
出したらすぐヒュッと引っ込めちゃう。

この癖のある方結構いて。 
その引っ込めた瞬間
エネルギーが切れてる。

勿体無くて勿体無くてそれが。

きっと、初動のままに
声を放つと失敗するという
強い思い込みが働いているのだろう。 

よく大多数の方が陥るパターンだと

歌っていて
あ、間違えた…っていう時も。

間違えて止まる、っていうのも
エネルギーを切ってる。

止まらない。
間違えてもいく。
歌い続ける。
絶対切らない。これ大事。

間奏の間は喉休め、とか
スマホいじっとこ、とか

それももう歌にエネルギーない。
切ってる。自ら。

声を出している時だけが歌じゃない。

そのことに気づき始めると
誰でも、必ず
うたごころで歌い始めています。

話を戻すと

前述した、歌を引っ込めてしまう方。

この方がしっかりと
自ら引っ込めていることに
その瞬間に気付けたのが昨日で。

その気づきをもってして
歌った歌が、それはそれは

もう、それはそれはもう
めーちゃーくちゃ良かった。
泣いた。わたしが。(お前がかい)

それ見て笑ってたけどね。
泣くよ。泣くでしょ、もうこんなの
感動だよ。

ご自身でも実感があったようで
歌いながら放つ表情、目の輝きも
すべてが素晴らしかった。

「これなんですね…歌って…」
「いいんですね、こんなに出して」

いいんですいいんです
自分を出してください

エネルギーを出し続けてください
全部歌にしてください
引っ込めないでください

ただ、こんなに出してっていうのは
「声の大きさ」の意味で、だと
それは本人の感じている「違和感」です。

そこは、その「違和感」には
正直になっていいです。

ただ
声の大きさに関わらず
エネルギーを放つ量のようなものは
出しまくっていてほしいんです

声が大きいからって
エネルギーに満ちている訳ではない。

ささやき声だからって
エネルギーかスカスカな訳ではない。

この辺についてもまた
noteに書いていきたいと思います。

3000文字超え、この辺で…。


という訳で、
お二方のうたごころが解放される
瞬間に立ち会えたという
喜びを綴った日記のようなもの。

これまでは相手を選んで
「エネルギー」という言葉を
使ったり使わなかったりで
やってきたけれど

勇気を出して最近
そのあたりの事も
ある程度普遍的にして
みんなに伝えてみている。
実験。検証中。

すると、意外とみんな
怪しがったりせず
すんなり伝わっている感じがしていて。

あれっ????
オカルトっぽいとか
ヤバイ宗教、自己啓発おばさん
みたいには感じないのかな……

と、安心しだしています。
音霊、とか言霊、とか

その辺のことも持論を教えていっても
いいのかもなぁと
これからのレッスンについてを
構想してニマニマするのでした。

今回もまた長くなっちゃったなぁ〜〜…!
まもなく3500文字。

お疲れさまでした。
お付き合いくださり、ありがとうございました。

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