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山あり谷あり

人生には、「山があり谷もある」
良いときもあれば、悪いときもある。
ただ、このように思うときは、いつだって谷のときなんだろう。
良いときには、最悪の想定をするものの、「山あり谷あり」とは思わないような気がする。
と、書いているということは、今が谷なのか。

ちょうど尾根から落ちかけているが、命綱を見つけて、必死に堪えている状況だろうか。
ただただ悔しい気持ちだけで、命綱を握りしめているとも言える。

山あり谷あり。
良いときが山であり、悪いときが谷とされている。
でも、山を登っているときはキツく、谷に転げ落ちるときは痛いどころか命の危機である。

つまりは、常にしんどいことを表している言葉なんだろうか。

3歩歩いて2歩下がる、10m登っては5mくだるぐらいの浮き沈みがあるほうが、人生面白いだろうし、刺激的なのかもしれない。

ふと思い出す。
高校の校長先生がいつも言っていた。
「苦しいときこそ上り坂」
校長先生の顔も名前も覚えていないが。


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