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久しぶりのランナーズ・ハイ
ランニングを再開して、1ヵ月ちょっと。
距離にして100kmを走っただろうか。
久しぶりにランナーズ・ハイっぽい状態になった。
走り始めて7〜8kmあたりから10kmちょっとの間。
走るペースの感覚は、普段ならだいたいわかるが(アプリが教えてくれるのもある)、アプリの音声も耳に入らず、ペースもわからなかった。
いつもなら心拍数が上がりきり、いきなり走りきれなくなるだろうときも、走り続けることができた。
ただ、筋肉疲労がやってくる。
疲労に耐えながらも走り続け、最後は心拍数が上昇してランニング終了。
小学生から高校生までやっていたサッカーの試合中もたまにランナーズ・ハイっぽい状態に入ることがあった。
「しんどさの山」をいくつか越えるとゾーンに入る。
すると疲れを忘れ、走り続けられた。
どころで、ランナーズ・ハイってなんなんだろう。
Google scalarで「ランナーズ・ハイ」と入れて検索すると、いくつも論文が出てきた。
そして、以下のように定義されているらしい。
持久的なトレーニング中またはその後に,痛みに対する感受性の低下,鎮静,多幸
感,不安の軽減などを特徴とする感情状態
そして、「β-エンドルフィン」や「カンナビノイド」などが原因物質として考えられているようだ。
βエンドルフィンは、痛みなどの苦痛を和らげる鎮痛作用や気分の高揚などが得られて不安を和らげる作用があるとのこと。
ランニングをして苦しい状態が続くと、そのストレス応答で、脳内にβエンドルフィンが分泌されるらしい。
走り始めて7〜8kmあたりの苦しいときに、βエンドルフィンが分泌され始めたと考えると理解できる。
もっと早くβエンドルフィンを分泌させるためには、激しいアップをすれば良いのだろうか。
次、ランナーズ・ハイっぽい状態になると、脳内からβエンドルフィンが分泌され始めたのだなと思いながら走ってみる。
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![牧野 泰尚 Makino Hirotaka l メディカルライター](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143362691/profile_74003ee6230ba5633267f4a0577a4145.png?width=600&crop=1:1,smart)