外資コンサル資料を見てパワポで使える図解パターンをまとめた
Crown Catインターン生の清水です!
みなさん、パワポでの資料作りって難しくないですか?難しいポイントはいろいろあると思うんですが、特に悩みの種になりやすいのが…
伝わりやすい図解ができない
ってことだと思うんです。文章でダラダラ書くのも冗長だし、かといってすぐにスタイリッシュな図解資料なんて作れるようになるのか…?
こんな時どうすればいいんでしょう?
パクればいいんです。
調べてみれば、案外ネット上に外資コンサルのスライド資料はたくさん出てきます。これらを参考にして作ればいいんです!
今回はウェブ上に公開されている有名外資コンサルの資料を例にとりながら、よく出てくる図解のパターンを順番に説明していきます。
1 箇条書き
箇条書きで複数項目を列挙するやり方は誰しも使う方法ですが、以下に示すように小見出しを付けるだけで断然見やすくスタイリッシュになります。
(ローランドベルガー『クリエイティブ産業海外展開強化に 向けた調査報告書 』より引用)
2 表
表にして整理するのも使いやすい手法ですが、外資コンサルの資料でもよく見られる形です。小見出しの付け方やデザインは参考になるところがありそうですね。
(アーサーディーリトル『平成29年度産業経済研究委託事業 少子高齢社会における我が国の持続的経済成長のための 社会システムに係る調査
』より引用)
(BCG『経済産業省 平成28年度産業経済研究委託事業 「日本の中長期ビジョンの検討に関する調査」 ③国際秩序・安全保障 最終報告書』より引用)
3 因果関係
原因と結果を示す際に用いる図解です。スライドを左右で2つに分けて使う構図は非常に多いです。課題と打ち手、「これまで」と「これから」の状況の違い、背景と今後の展開を示す場合などとても幅広い使い方ができる万能の構図です。
(BCG『平成30年度商取引・ サービス環境の適性化に係る事業』より引用)
(ローランドベルガー『クリエイティブ産業海外展開強化に 向けた調査報告書』より引用)
(A.T.カーニー『新たなコンビニのあり方検討会』より引用)
4 フローチャート
順々に進んでいくプロセスを示したい場合はフローチャートにして示すのが有効です。
(ローランドベルガー『ファッションデザイナーと繊維 産地との連携促進に資する ITプラットフォームの有効性 に係る実証事業(詳細版) 調査報告書 』より引用)
(A.T.カーニー『これまでの検討内容とクール・ジャパン戦略のねらい
-「クール・ジャパン官民有識者会議」第1回資料ー
』より引用)
5 サイクル
循環するプロセスを示したいときにはサイクルを書いて説明するのが分かりやすいです。
(BCG『経済産業省 平成28年度産業経済研究委託事業 「日本の中長期ビジョンの検討に関する調査」 最終報告書 』より引用)
6 マトリックス
x軸とy軸のように異なる2つの軸を作り、作った座標空間を利用して対象を図示するやり方です。2つの論点がある場合はこの形がとても見やすいですね。
(マッキンゼーアンドカンパニー『我が国製油所の 国際競争力
』より引用)
(ローランドベルガー『クリエイティブ産業海外展開強化に 向けた調査報告書 』より引用)
7 ガントチャート
今後の具体的なスケジュールを示すときに使われる方法です。
(アクセンチュア『平成30年度新エネルギー等の保安規制高度化事業』より引用)
(アーサーディーリトル『平成29年度産業経済研究委託事業 少子高齢社会における我が国の持続的経済成長のための 社会システムに係る調査
』より引用)
おわりに
やはりさすが外資コンサル、図解のやり方だけでなくデザイン、タイトルの付け方など資料を見るだけでも勉強になるポイントはめちゃめちゃ多いです。資料作成が上手くなりたい方は、ぜひネット上の外資コンサルの資料を参考にしてみてはいかがでしょうか?
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