レッツ議事録トレーニング!③~ナルトの五影会談に潜入!~
Crown Catインターンの清水です!
1回目、2回目に続き今回もマンガで議事録トレーニングをやっていきましょう!
今までは鬼滅の刃の中の会話で議事録をとりましたが、今日はナルトで議事録をとっていきますよー!
ナルトの中の会議と言えば、やはり5つの里の長たちが勢ぞろいする五影会談ではないでしょうか。
これまでの議事トレシリーズは割と遊んでいましたが笑、今回取り上げるのは結構ガチの会議です。気を引き締めてまいりましょう!
(以降、五影会談の場面を描写していきます。ネタバレが気になる方はマンガを見てから読んでいただければと思います。)
会議の基本情報
【プロジェクト名】
五影会談
【参加者】
雷影・エー、土影・オオノキ、火影・志村ダンゾウ、風影・我愛羅、水影・照美メイ、ミフネ
【日時】
××××年××月××日
【アジェンダ】
今後の「暁」への対処
五影が勢ぞろいする圧巻のシーンですね。現代に置き換えるとG7首脳会談みたいな感じでしょうか?
それでは、五影会談開幕です!
あの人のせいでハナから大荒れ
最初に風影・我愛羅が話し始めます。
「暁」とは、各里から抜けた犯罪者で構成された小組織のことです。
「暁」の危険性を説き始める我愛羅。彼は実際に「暁」と接触したことがあるので説得力がありますね。
今まで「暁」対策のために他里に協力を求めてきたがあんた方はシカトしてきたよな、と説教します。つまり、我愛羅が言いたいのは「暁」対策のために里同士で協力すべきだということでしょうね。
○「暁」への対応方法
・「暁」は尾獣も得ており、極めて危険な存在である。
五里で協力して対策すべきだ。(我愛羅)
「暁」は大きな軍事兵器でもある尾獣を集めて回っていますし、危険極まりないことは間違いないでしょう。
ただ、それでも他の影たちの反応は芳しくありません。
「暁」に尾獣を奪われていることは確か。でも尾獣はその力の強大さ故に、簡単にコントロールできるものではないから焦る必要はない、という意見。
よほど他里に対して敵対心が強いのでしょうか、あまり協力をすることには肯定的ではないようです。
○「暁」への対応方法
・「暁」は尾獣も得ており、極めて危険な存在である。
五里で協力して対策すべきだ。(我愛羅)
・尾獣のコントロールは困難であるので、
それほど危険視する必要はないのでは。(オオノキ)
と、ここで急に・・・
・・・え、ど、どしたの?
机を破壊しキレ出す雷影・エー。完全なる会議クラッシャーです。
こんな人が長で、この里は普段どんな風に運営されているんでしょうか。現代社会にいたらめちゃくちゃ暴君ですよこれ。
他の里の護衛たちも臨戦態勢に入ります。場は一触即発の雰囲気に。
議論紛糾
議長役のミフネのおかげで何とか場は収まりますが、キレ気味のエーは話し始めます。
お前らは「暁」の元凶になっているにとどまらず、その「暁」と手を組んですらいる。そんなお前らは信用できない、と言います。
そうです。近年五里は平和な時期に入っており、各国は軍縮傾向の一途を辿っていました。そんな時期であれば、各里の軍事力が低下するのは当たり前です。
でも、そんな平和ボケに浸りすぎてしまったら、いざ戦争になったときに大打撃。長期的な平和はリスクでもあるのです。
そこで、リスク回避のために武力を外部委託する里が現れました。その委託先が、プロの犯罪者集団「暁」だったというわけです。
自社で社員を育成するより、優秀なフリーランスに仕事頼んだ方が良くね?という合理的な判断ですね。
(ナルトはこんな風に戦争・平和というものをリアルに描いているから面白いですよね)
そんな背景もあり雷影・エーは、「暁」と手を組み「暁」の繁栄の温床にさえなっている他の里をなじります。
・・・議論クラッシャー・エーのせいで完全に議論が止まり、お互いのなじり合いになってしまいます。会議紛糾というやつですね。
この状態になると、議事録係にできることは何もありません。
あの方の一言で議論進展!いいぞ!
しかし、ここで火影・ダンゾウが議論を大きく進める一言を発します!
なんと、「暁」のリーダーがもう死んでいるはずの伝説の忍・うちはマダラだというのです!!!
現代に置き換えると、19世紀の革命家・ナポレオンがテロ組織の親玉だった!!!みたいな感じでしょうか。(たぶん違う)
この一言を聞いて、さすがの影たちの間にも緊張が走ります。あのうちはマダラがまだ生きているのだとしたら、「暁」対策はせざるを得ません。
○「暁」への対応方法
・「暁」は尾獣も得ており、極めて危険な存在である。
五里で協力して対策すべきだ。(我愛羅)
・尾獣のコントロールは困難であるので、
それほど危険視する必要はないのでは。(オオノキ、照美)
・「暁」のリーダーはうちはマダラである。(志村)
そして、議長のミフネがさらに話を進めます。
「暁」は想定していた以上に危険な集団であり、私たちのスキを狙っている。ならば、協力して「暁」を討伐するべきではないか、という意見です。
これに対し、うちはマダラのことで危機感を募らせた影たちも同意します。連合軍結成の方向で話が進むようです。
○「暁」への対応方法
・「暁」は尾獣も得ており、極めて危険な存在である。
五里で協力して対策すべきだ。(我愛羅)
・尾獣のコントロールは困難であるので、
それほど危険視する必要はないのでは。(オオノキ、照美)
・「暁」のリーダーはうちはマダラである。(志村)
・「暁」は周到に計画を進め勢力を拡大しており、危険である。
「暁」討伐のため、五里で連合軍を作ってはどうか。(ミフネ)
・同意する。
五里で連合軍を結成し、「暁」を討伐する。(五影) 決定事項
連合軍結成は非常に重要な決定事項なので、しっかりと文章を反復し決定事項として記しました。
ここで、決定事項を記すときのコツですが、必ず意思決定者の発言として記録しておくことが大事です。意思決定者がきちんと自らの意思で決定した、ということを記録しておかないと、大切な決定の場合、後からちゃぶ台返しをされると大変だからです。(久しぶりに真面目な議事録Tipsですね笑)
総指揮は誰に?
そうと決まればさっそく、連合軍の指揮を誰がとるべきか?というアジェンダに話は移行します。
ここに来て、さっきまでのつばぜり合いが嘘のようにスムーズに議論を進める五影たち。笑
中立国である自分が連合軍リーダーを決めたい、というミフネ。まあさっきの調子だと、五影たちに議論を任せると死人が出そうですしね…(本当に普段どうやって組織運営してるんでしょうかね笑)
さあ、ミフネがリーダーに選んだのは・・・
ダンゾウです!確かに、残った唯一の尾獣を体に宿しているナルトは木の葉隠れの里の忍ですからね。妥当な気もします。
○「暁」への対応方法
・「暁」は尾獣も得ており、極めて危険な存在である。
五里で協力して対策すべきだ。(我愛羅)
・尾獣のコントロールは困難であるので、
それほど危険視する必要はないのでは。(オオノキ、照美)
・「暁」のリーダーはうちはマダラである。(志村)
・「暁」は周到に計画を進め勢力を拡大しており、危険である。
「暁」討伐のため、五里で連合軍を作ってはどうか。(ミフネ)
・同意する。
五里で連合軍を結成し、「暁」を討伐する。(五影) 決定事項
○連合軍総指揮の選定
・残った唯一の尾獣を所有している火影に総指揮を任せてはどうか。
(ミフネ)
ミフネのこの提案に対し、猛反発したのはやはりこの人です。
会議クラッシャーこと雷影・エー。ダンゾウは悪名高く信用できない、総指揮は自分がすべきだと主張します。
もはや議論を壊すためだけに存在しているかのようです笑
しかし、エーのこの主張に対し、議長のミフネは冷静に反論します。
正論オブザイヤー。直情的すぎるエーでは組織は崩壊する、と言います。まさしくあなたの言う通りだ!
続けて、他の影ではなぜ問題があるのかをミフネは説明し始めます。
風影・我愛羅は連合軍をまとめるには若すぎる。
土影・オオノキは逆に高齢すぎるうえに、「暁」を利用してきた前科がある。
水影・照美メイは、霧隠れの里が「暁」発症の地であり安全性に欠ける。
めちゃくちゃ筋が通っていますね。会議にミフネのような人がいると非常に心強いです!
○「暁」への対応方法
・「暁」は尾獣も得ており、極めて危険な存在である。
五里で協力して対策すべきだ。(我愛羅)
・尾獣のコントロールは困難であるので、
それほど危険視する必要はないのでは。(オオノキ、照美)
・「暁」のリーダーはうちはマダラである。(志村)
・「暁」は周到に計画を進め勢力を拡大しており、危険である。
「暁」討伐のため、五里で連合軍を作ってはどうか。(ミフネ)
・同意する。
五里で連合軍を結成し、「暁」を討伐する。(五影) 決定事項
○連合軍総指揮の選定
・残った唯一の尾獣を所有している火影に総指揮を任せてはどうか。
(ミフネ)
・火影は悪名があり信用できない。
「暁」に忍を出していない里の長である自分が総指揮に適任だ。
(エー)
・エーは直情的すぎて組織を崩壊させる恐れがある。
我愛羅は連合軍をまとめるには若齢すぎる。
オオノキは高齢すぎるうえに「暁」を利用しすぎた過去がある。
照美は、「暁」発祥の里の長であり安全性に欠ける。(ミフネ)
一見穴のない正論。さあ、連合軍総指揮はこのまま火影・ダンゾウに決定なのでしょうか⁈
ここから先が気になる方は、ぜひマンガをご覧ください!
おわりに
今回は、これまでの「マンガで議事録」シリーズの中ではかなり真面目な回でしたね。
その分、実際の議事録に参考にできる部分も多かったのではないかと思います!
次回以降もネタを見つけ次第書いていきますので、お楽しみに!
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