ドーナツの穴を食べる方法
今日はドーナツの穴を食べる方法について紹介します。SDGsという流行りの言葉がありますね。環境負荷を考えて残さず食べろっつー話ですよ。
1 本論
1-1 先行研究
この分野については先論がある。
https://www.osaka-up.or.jp/book.php?isbn=978-4-87259-470-6
この哲学的な問いに対し、大阪大学の各分野の研究者が方法論を提示したもの。それぞれの学問分野の面白さを紹介する知的フェティシズムを楽しむ内容だ。
私のおこなった立論とは逆にドーナツの穴を残して食べるものだが、問題関心は通底していることをご理解いただければ幸甚だ。穴って、とってもとっても相対的な存在で面白いのだ。
なお、私は浅学にして上記書籍のような論述はできない。話はもっと単純になることをご寛恕願いたい。
1-2 ドーナツの穴を食べる方法
結論的に述べると、穴を最後まで残して一気に食べればいいわけだ。以下に方法を書いてみますね。
穴のあるドーナツを食べ始めます。
周りから徐々に食べていきます。この際、穴へ到達してはいけません。穴を維持しつつ外側から食べる感じです。
一口で食べられる大きさまで外側から食べていきます。
最後の一口で、ドーナツの穴ごと食べてください。
おそらくこのプロセスを経ると、物理的にドーナツの穴を食べることができるでしょう。これでドーナツを無駄なく食べることができました。
もちろんサンドイッチマンの理論の援用がここでは可能で、ドーナツの穴のカロリーは0になります。
2 ちくわの恐怖
2-1 ちくわの恐怖
こうしたことを考えるとき、ちくわは恐ろしい存在だ。普通に食べていると、半強制的にちくわの穴を食べさせられていることになる。ちくわはドーナツと違って穴が筒状に伸びる存在だ。そのため、噛んでも噛んでも、噛んでも噛んでも、穴は穴として残る。
例えば、ちくわを箸などで割いて、穴を私たちの三次元空間に解放してやることで、穴は穴でなくなる。またちくわを縦に切るのであれば、ちくわの穴はなくなる。これらの方法を持ってして、はじめてちくわの穴を食べずに済む。
ところが、多くの場合ちくわにはそうした措置が取られず、我々はちくわの穴を知らず知らずのうちに飲み込んでしまう。
このちくわの穴の無意識の嚥下は、ドーナツのそれの難しさを思うとき、とても単純で、それゆえにとても恐ろしいように思うのは私だけであろうか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?