僕と夏目漱石と、小泉八雲と、種田山頭火と松山と熊本
最近種田山頭火の句集を読んでいるのだが、
なんとなく気になって、昨日、
種田山頭火のウィキペディアを見てみた。
すると種田山頭火は、
1882年(明治15年)に今の山口県防府市に生まれて、
後に熊本に移り住み、あちこち放浪して、
愛媛県松山で生涯を終えていると書いてあった。
山頭火が松山で亡くなっていることは知らなかった。
夏目漱石は1867年(慶応3年)に東京の新宿で生まれ、
松山市の中学校の英語教師になって、
そして熊本の第五高校に赴任している。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、
1850年(嘉永3年)にギリシャ領のイオニア諸島で生まれ、
いくつかの国を経て日本で英語教師になり、
島根県の松江市の尋常中学校の教師として赴任。
そして熊本の第五高等中学校に赴任。
後に東京帝国大学の英文学講師に就職。
その後任が夏目漱石だった。
と、このように、夏目漱石と、
小泉八雲と、種田山頭火という、
日本文学史に名を残す3人と、
熊本と松山という土地が、
僕の人生となんとなく関わりがあり、
そのうえ夏目漱石さんは、
どうやら僕の守護霊さんの、
一人であるらしいということなので、
自分では全く意識していなかったし、
どの方の作品にもとりたてて
影響されたということもないのだが、
なんとなく僕の人生と縁が深いのである。
ちなみに僕は1966年(昭和41年)に、
石川県の金沢市で生まれ、
小学3年生の時に父の転勤で島根県の松江市に転居し、
社会人になってから、
仕事で愛媛県の松山市に住んだことがあり、
現在は熊本で暮らしている。
これをこじつけととることもできるが、
なんとなく縁のようなものを感じるのである。