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『ブルーロック』レオの内面はミルクレープ構造ーまたはいかにしてマーブリング→球体思考に辿り着いたのか

※ブルーロック(白宝)のネタバレになります。
オタ語りが最高到達点のナナメ上に跳びまくって紙飛行機のように飛んでいってしまう可能性を孕んでいるので…もうなんとも言えません。ただ万難を排して書き上げましたのでブルロファンに読んでいただけたら恐悦至極


オレはレオが好きだ
『ブルーロック』の中だけではなく
全漫画、全2次元のなかで
レオ以外考えられないほど
好きだ
(煉獄さんを超えた)

そして同じく
多くのオタクもレオが好きだ
(オタ掲示板にレオ関連のスレが異様に多い)

オタはたぶん凪に自己投影していて
(ボッチゲーマー)
レオがそんなオレ(オタ)を
見つけてくれて
宝物だとか天才だとか
言ってくれるし
頭ナデナデしてくれて
いつも最高の笑顔で
笑いかけてくれるから

レオの魅力は
日本最高峰の御曹司であり
容姿端麗学力優秀スポーツ万能 
だが
御曹司っつー皮を剥けば
(ミルクレープの一番外側)
お調子者で自分勝手な
ただの高校生男子である

入寮後、調子乗ってるときは
ズケズケ言いたい放題で
波乱を起こしやすいタイプではあるが
チームVがまとまっている事から見るに
それはレオの言うことにウソがないから
自分の心に誠実だから

(愛読書がウシジマくんとカイジなので
ハンバーグの損益分岐点、御影の帝王学
などと形容していたがカイジの地下労働生活を
マネしたかったんだろう)

それだけ自分を晒すことに躊躇いがないのだ
(ばあやのおかげか?)

レオの魅力はまだまだある
心底努力家で真っ直ぐで
手当たり次第に趣味に
なりそうなものは手を出したが
すぐ上達出来てしまうため
『飽きた つまんない』
(飽きることは創造性by谷川俊太郎氏)

やっと見つけた
『手に入れたいもの(凪&W杯優勝杯)』
のためなら 

幼少の頃から両親に
呪いのように諭されてきた
『オレより優秀な経営者になれ』という
自分の約束された将来に対して
『マジくだらねえ』と突っぱね

自らの努力で得てきた
分析能力を用いて 
己を分析し
他者を分析し
泥臭く苦難を自身で乗り越え
欲しいものには
手を伸ばし続けるところ

『ゼロからは何も生まれねえ』 
『ヤツらは世界一しか昂れないバカだ』
と言っていたレオが

『オレは全てのパラメータがMAX99点
バランス型のオールラウンダーだが
一点特化した優れた点がない。
このスペックではヤツらには勝てない。

でも!全てを高水準にプレー出来る
器用さこそがオレの才能だと
勇気を持って開き直れ!!!』
(泥臭い人がスキ!!)

『全部脱ぎ捨ててオレもバカになってやる!』
『オレも何色にだって変わっていく!』
とオールラウンダー(器用さ)を武器に
カメレオン(他人の技をコピー)を
編み出したところです  

U20適正試験では勝負には負けたが
レオは進むべき進化の道を手に入れ
『オレは必ず欲しいものを手に入れる』
と決意を固くする
(一手で決めず、一歩一歩着実に歩もうとする)
(これが泥臭い努力と言わずして何と言う!)
ーーーーーーーー

他人の気持ちが分からない
多くのオタク(オレたち読者)
(オタの属性ってそこだよね?)
丁寧に順を追って
自己開示して
読者を迷子にさせず

自分の心に誠実で
感情と言動行動に矛盾がない点
そしてそれを感情豊かに
『表情』で表現してくれるところ 

(ライバルリーの凪との別離のときは
寂しさと弱さを呑み込むことができず
理想の自分になれなくて
矛盾した行動をとってしまい、 

潔への嫉妬や凪との別離に傷つき、
凪のサッカーに目覚めたことへの嬉しさ、
自身の弱さからその嬉しさに蓋をしたこと
全てをさらして涙した
そのときの感情すらも
理論的に自己開示してくれる)

それは
人間不信に陥りがちな
オレたちオタから見て
まぶしい
光属性なんだ

ーーーーーーーー

オレはレオの
内面はミルクレープ構造にある
と思っている

ホールのミルクレープって
外からだとひとつの塊にしか
見えないよね

6等分に分けてみて?
ひとつ取り出してみると
ミルクレープとは
クレープ生地と生クリームが
幾重にも層が重なったものだとわかるだろう
 
それをひとくち、
上からガッと下までフォークを
入れたとき
何層にも重なった
クレープ生地と生クリームが
あなたを天国に導く…
(ハイ!これがレオのミルクレープだ!)
(マジで意味わかんないって?)

傍目から見れば
直情的な感情表現(泣く)

その内側に多彩な感情を
内包してるんです
(嫉妬、嬉しさ、その嬉しさに蓋をしたことへの自己矛盾、寂しさと弱さ)

レオは一瞬でいろいろなことを考える、感じる
ブルロ漫画派ならレオの
ひとつのコマにいくつものセリフが
並んだことを見たことがあるよな?
(潔とのチムホワ戦など)
(タイトル画、これはメタビだけど)

(潔の『適応能力覚醒の瞬間』を
的確に理解しているのもレオだ)

ちなみに潔もこのタイプだ
(潔はメタビジョン時だけだが、
レオは普段から
複雑なる思考パターンをしている)

潔ならサッカー理論しか
出てこないかもしれないが
(強烈な言葉のレスを受けた後は別、
ユッキーとの絡みとか)

レオは凪が絡むと
さらに異様に色々考えだす
そして現時点では
潔のメタビジョンに
近いところまできているが

ミルクレープのある層に
『凪』というクリームが
挟まっていたとき、

レオは必ず
『凪が世界一のストライカーになること』
を優先する

これは『凪を選んでいる』というより
もう抗えない位置にまできていると思う 
だからレオのパスが
『凄っげえキモチいい』凪に対して
『ゴールしか視るな!』とレオは言う
(凪にとっては気持ちよくないプレー)
(28巻)

だからパリ戦で凛ちゃん
(テーマ:命を賭けた破壊)に負けたし

イタリア戦でも馬狼
(テーマ:孤高のキング)に負けた

なぜならレオは勝ち負けより
『凪が世界一のストライカーになること』を
優先してるから
(凪のエゴ不調にも関連はあるが)

レオの本心は常に
多面性を孕んでいるが

多面的なものでなく
一本気に表現される場面では
『うるせえ』
『フザけんな』
『信じろ』
このワードが出てきたときは
レオの気持ちは1つにまとまっている
と考えていいだろう

凪をサッカーに誘うとき
凪にサッカーのルールを教えるとき
凪をブルロに誘うとき
絵心に凪をバカにされたとき
凪が入寮テストで
ワザと負けて帰ろうとしたとき

強い感情とともに今感じてる気持ちを
ズドンと言葉にしてお出ししてくれます

レオが上記3つのセリフのうち
1つでもお出ししてきたら

それはレオの内面が
ミルクレープ状ではなく
堂島ロールのように
熱い気持ち一本勝負で
突っ込んできている
と思ってもいいでしょう
(あくまでオレ調べ)

ーーーーーーーー  
ちなみにレオのキラキラが
爆発しているのは
ブルーロック入寮前、

白宝高校の屋上で
凪がゲームしてるとき
『サッカーやろうぜ』
『それがお前の運命だ!』
と下から見上げて言ってましたね

コレ!!アレじゃん!て
思った方おられませんでしたか?!
オレだけですか??

それは不朽の名作
『ロミオとジュリエット』!!

オレはすぐにロミジュリの
バルコニーのシーンじゃん!!
て思いました

バルコニーの下から
ロミオ『月に誓ってあなたを愛する…』
ジュリエット『満ち欠けする(変化する)
月などには誓わないで、
誓うならあなたご自身に誓ってください』

ハイ、ここでエピ凪の映画特典 
『エピ原(エピソード原宿)』に
繋がるんです
レオ『オレってなんでもできて
超優秀エリートで人気者じゃん?
そのオレがすごいと思った人間なんて
人生でオマエが初めてだもん』
『オマエの代わりなんかいないんだよ凪』
と一点の曇りもない瞳(金城先生ご指定)で
凪に伝えている

レオは『自分(の人生)に誓って』
凄いと思った人間はオマエが初めて
オマエの代わりなんかいない
と言ってしまってるんです
(オタの間では人外とうっかり誓ってしまっている、と言われている)

レオ『これオレの直感』
そしてそれを聞いた凪は
『一度くらい信じてみてもいいかな』
と感じています

リンゴは『人間に智慧をつけさせた』
と言われてますよね(聖書)
『エピ原』でレオの買ったリンゴアメを
凪は食べたので
『人間としての智慧』がついた??
(妄想の暴走)
(凪はニーチェの幼子の位置まで達していたので競い合う獅子の位置(レオと同じ位置)まで降りてきたのでは?というオタたちの考察もあり)

ちなみに入寮後、
『幼い頃足の速いことに気づいて
スポーツで生きていくことを決めた』
と語った斬鉄に

『なんでサッカーを選んだの?』
と凪が聞いたとき
斬鉄が『直感』といったとき
凪は『バカっぽい』と思ってます

レオだけが特別と凪が感じてる対比ですね
(レオの『直感』は信じてる)

ーーーーーーーー

ここまでは
レオの心はミルクレープ構造と
信じて疑わなかったオレですが
エピ凪6巻(LETTER )と渋谷回を観て、
(もしかしてマーブリング構造なのかも)
と思い始めました

レオの部屋は奇抜なものが
飾られていることが多く
家具は近未来的なものが多いです

(レオの部屋は流線型のモノが多いのに対して
凪の部屋は直線型のもので構成されている)

そして特徴的なマーブリング模様のカーペット
(あとなんか気になるマトリョーシカ)
(マトリョーシカはロシア土産物として知られているが元々は日本神奈川箱根発と言われている)
(まさか!凪は箱根生まれか?!
お湯につかるの好きだったな)
(マトリョーシカはレオの帝王学の暗喩
とも取れるかもしれない)
(対馬狼戦で『パワハラ組織は崩壊する』
と言ってるので、
レオの帝王学は個々を活かし、
そして最後には全てを手中に収める)
(もしくは、凪レオは似た者通しの暗喩か)
広がる妄想…

渋谷回で着ていたセーターも
マーブリング(流線型)模様でしたね
混沌(カオス)が好きなのかな?
一筋縄ではいかないものに
夢中になるタイプであることは
間違いない

そして凪と復縁した後の
メタビジョンの背景は
球体構造をしています 

ひとつの事象について
いろんな視野や観点で
物事を捉える人のことを
球体思考と言いますが、
現時点でレオがそれを
体得していることは明白です

さあ!ここから!!
対スペイン戦!

バチラと乙夜がいますが、
どんな展開になるのか!!

『欲しいもののためなら全て捨てる男』
とレオに形容された凪が
レオのゴールのためにアシスト
(愛のあるパス)
してくれるのか!
それともレオがZ戦ではしなかった
フリーキックを凪に託すのか

ゴールが決まった暁には
潔と氷織、閃堂と愛空みたく
正面からハグしてくれるのか!!

目が離せません!!!

(白宝2人がうまくいっていたのは
凪レオ斬鉄のトライアングルなので、
斬鉄の代わりに
同じく俊足の千切を入れ込んで
同じように闘うのが
レオの言う策(アイデア)なのかな…

でもそれでは凪が
滾れない可能性もあるので
(千切のパスでは滾れない)
やはりレオとの愛あるパス交換が
必須になってくるとは思ってます)  

さあ!今日の23時半も楽しみですね!!


(終)






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