たまらないのは恋なのか

※BL漫画『たまらないのは恋なのか』について書いてます。オタ語りなのでそこそこ長いよ。性描写は（既刊2巻の今んトコ）ありません、北原くん、抑えてくれ、頼むよ…

前回、『そうだBLを読もう』で
書いたとおり
ウツでしんどくなったとき
気持ちホワホワになりたいとき
BLを読んでます

『ハイキュー！！』とか
『ブルーロック』
『ブルーピリオド』は
書籍で買って
子どもと共有してるんですが
（『ブルーロック』はそろそろ
内容ヤバくなってきたな）

（『ハコヅメ』も
書籍で持ってるけど
笑えるから見て欲しいけど
反社の手口がエグいのと
変態が出過ぎるので
私しか触れないゾーンに
格納中、
いつか　陽の目を見れるかっ？！）

さすがにBLは
色んなジャンルがあるので
共有できず
ネットで読んでいます

無料部分を読み漁っているうち
『ブロマンス』というジャンルが
あることを知り
和山やま先生の『夢中さ、きみに。』
を読んで笑えたので
ブロマンス系（性描写ナシ）の
BL漫画を探してました

『たまらないのは恋なのか』（講談社）は
ピュア　ライトBLて書いてあったし
なんといっても絵が美しい！！
好きです！さわやか！

そして肩幅が広いんですね
『ブルーロック』凪ですら
肩幅が狭いので
自分はガンダムなのかなって
不安になってましたけど
安心しました（謎）
（我は肩幅の広き者）

タイトル画見て、
思いの届かなさとか
もどかしさみたいのに
悶えたい方はぜひ
試し読みだけでも
してください

以下、公式あらすじです
些細なきっかけからヤンキーになり、ケンカに明け暮れる毎日を送っている美澄（みすず）。ある日、特進クラスの優等生・北原が不良に絡まれているのを見つけ、彼を助ける。そのことをきっかけに、美澄に興味を持つ北原。「俺と関わると周りの人間が離れていく」。そう言って北原を突き放そうとする美澄だけど、その気持ちは揺れていて…！？天然優等生×孤高のヤンキー！

この北原くんが
『令和のスパダリ』？！
（スパダリって言ってみたかっただけ）

思いを率直に表してくれるんです
ストレート！！
元ミイラにも分かりやすい！
表情と言動行動に
矛盾がありません！
どうやったらこんなふうに育つんや…
（いや、マンガ）

北原くんの独白はありませんが
言葉と行動で余すことなく
かつ　すぐに表してくれます
（判断が早い！）

みすずが
『北原がオレといることで
周りから悪く言われたら
イヤだから離れよう』
とブチ切れたときも

すぐに追いかけてきて
『本当にイヤなら殴って』
『そしたらもうやめる』
と壁ドンしながら言うんです
（手も早い！！）

今気づいたが、
このとき野獣の目してますね
北原くんは必死だったんですね

その後も
『むしょうに会いたくて』
と会いに来てくれたり
ムカムカしてチクチクなみすずのことを
『かわいい』って言ってくれるんです
（優しいね）

そしてヤンキーに絡まれてた
みすずを連れ出して
『痛みも不安も
半分オレにちょーだい』
『オレのわがまま聞いて』
って言ってくれるんですよおぉぉ
（書いててキモイ）

五月天の阿信かよっ？！
余談ですが阿信は
『オマエがボコされたら
オレがすぐにやり返してやる』
『オマエがいるから孤独じゃない、
だからオマエももう一生孤独じゃないだろ？』
『オマエの不快をオレに分けてよ』
『いつでもオマエのゴミ収拾車になるよ』
って言ってくれるんですよおぉぉ
（歌の中でね、でも本人も
そういう人だと思ってます、
ウン、信じとるよ）

このあたり
響く人には響くと思うんで
想い人がいる方は
ここぞ！！っという場面で
１つくらい使ってみてください
（たぶん日本人が
これ言いすぎると引かれます）

この漫画は
目の表情がいいですね
なんでこんなに
描きわけできるんですか？！
（漫画家さんてスゴイね！）

北原くんの目だけのコマが
頻出するんですが
（読み返したら頻出じゃなかった
めっちゃ印象的なだけだった）
なんか伝わるモンがあるんですよ！

狙ってんなー、とか
焦ってんなー、とか
響いてんなーとか

この『狙ってる目』は
男性が自分からキスをするときの
ぬらぁっとした目の開け方なのに
瞳孔はギャンッて開いてる状態です

ハイ、男性の皆さん
相手の方に見られてますよ
（若干ヒィッってされてますよ）

北原くんは普段
なんでも口に出して
行動してくれるんですが

口に出さないときの目に
彼のまだ明かされない
気持ちが宿ってます
（書いてて恥ずい）

まあそれでも
みすずには
家族に対するトラウマ
以前の友達に関するトラウマが
見え隠れするので
なかなか関係は
深まりません

このへんがねー
素直になれたら
いいんですけど

素直になったら
『たま恋』ー完ーなんで

進まないからこその
手探りでなんとか
お互いウズウズしながら
相手の気持ちを推しはかったり
（でも北原くんは
『令和のスパダリ』なんで
みすずの気持ちを一個一個聞いて
一個一個自分の気持ちを
伝えてくれますよ！
しかもストレートに！！）

みすずは人付き合いを
避けてましたから
『北原に対する気持ちって何？』
て戸惑いつつ
話は進んでいきます

（みすずはずっと
内面提示してくれてますので
読者も特に迷子にならないです）

北原くんが
わりかし強引にでも
仲を深めてこようと
するので
その流れから
何かが変わっていく
かもしれません

作者の空華みあ先生は
『切なくて糖度高めの話を描きたい』
と言ってくれてますんで
キュンキュンは
お約束できます！！

それでは
今日もいい一日を！
私は読み返してきます！

（完）