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【お金の悩み】産休手当金が90万円入ってきた話。

こんにちは。みとです。
4月から産休に入っている新米ママです。

育休中に困ること、それはお給料が減ってしまうこと。
しかも、いつ振り込まれるのかはっきりしなくて不安だったのですが、先日、産休手当金が90万円、振り込まれました。

えっ、90万円・・?
う、うれしいいい!!!!!

しかし、ここで大きな疑問が。産休手当金がどれくらい入るのかは、事前にシミュレーションしてたんです。その結果は、65万円 でした。

あれ、25万円も高いぞ・・・?

実は、盲点だったことがありました。

というわけで、今日は「産休手当金」について書いてみたいと思います。



▪️育休手当金とは?

出産手当金とは、出産日(出産が予定日より後になった場合は、出産予定日)以前42日〜産後56日までの期間で、出産により減ってしまう収入をカバーしてくれる制度です。

産前 42日 + 産後56日  = 98日

つまり、3ヶ月ちょっとの期間ですね。本当にありがたい。

▪️産休手当金の計算方法

私がシミュレーションで活用したのは、こちらのサイトです。

出産予定日・出産予定の子どもの数・都道府県・毎月の額面給与を入力すると、出産手当金を予想してくれます。


具体的に、どんな計算なのでしょうか?

産休手当金は、1日当たり標準報酬日額の2/3 が支払われます。

【標準報酬日額の算出方法】
過去1年間の給与の合計額 ÷ 12 = 標準報酬月額
標準報酬月額 ÷ 30日 = 標準報酬日額

【出産手当金の想定金額】
標準報酬日額×3分の2×(産前休暇日数42日+産後休暇日数56日+予定日の増減)

簡単に言うと、今までもらってた日給の 66% ✖️98日分   ということです。


私の場合、だいたい月収30万円なので・・・

【標準報酬日額】
過去1年間の給与合計(360万)➗12 = 30万
標準報酬月額(30万)÷30日=1万円

【出産手当金の想定金額】
標準報酬日額(1万)×3分の2×(産前休暇日数42日+産後休暇日数56日)
= 6,666円 ✖️98日分  = 653,268円

こうして、65万円 というシミュレーションになったのです。


▪️どうしてシミュレーションと違ったのか?

では、どうしてこのシミュレーションから増加したのでしょうか。いろいろ調べてみると、理由が2つありました

① 私学共済の加入者は計算方法が違う
② 出産予定が6日遅れた

① 私学共済の加入者は計算方法が違う
実は、私学共済の加入者は、もっと良い計算方法が適応されるのです。(私学共済は、学校法人職員などが加入するものです。)

【標準報酬日額の算出方法】
過去1年間の給与の合計額÷12=標準報酬月額
標準報酬月額÷22日=標準報酬日額

【出産手当金の想定金額】
標準報酬日額× 80% ×(産前休暇日数42日+産後休暇日数56日+予定日の増減)
から学校法人等で支払った報酬を差し引く

私の場合、だいたい月収30万円なので・・・

【標準報酬日額の算出方法】
過去1年間の給与合計(360万)➗12 = 30万
30万 ÷22日 = 13,636円

【出産手当金の想定金額】
標準報酬日額(13,636)×80% ×(産前休暇日数42日+産後休暇日数56日)
= 10,090円 ✖️98日分  = 1,069,090円
から学校法人等で支払った報酬を差し引く

1,069,090円 という結果になりました。しかし「ここから学校法人等で支払った報酬を差し引く」と書いてありますので、何かが引かれているのだと思います。(・・・なんだろう?)


② 出産予定が6日遅れた
計算式をよく見ると「+予定日の増減」という記載があります。つまり、予定日が遅れれば遅れるほど、手当が多くもらえる ということです。

私の場合、6日遅れましたので、
13,636 ✖️ 80% ✖️6日分 =  65,452円

これが、追加されることになります。

さて、3ヶ月ちょっとで90万円いただいたということは、月収が30万円なので、普通に働いているのとあまり変わらない・・?


▪️社会保険料、住民税でのメリット

他にも育休のメリットがあります。
・社会保険料が免除される。
・住民税が安くなる  という点です。

つまり、90万円から社会保険料が引かれることはありません。また、住民税は前年の収入をベースに計算されます。育休中に収入がなかった分、来年の住民税が安くなるのです。

▪️普通に働く場合と、収入の差は?

さて、産休手当金と上記の税制面のメリットを考慮して、普通に働く場合とどれくらい収入が違うのか? ざっくり計算してみたのですが、普通に働いていた時を100%として、産休中は101%くらいの収入になりました。

えっ、増えるの・・・!??

ただし、これは産休期間の話(3ヶ月ちょっと)です。育休期間 (子どもが1歳になる前日まで) も手当はあるものの、確実に減ります。いやいや、それでも本当にありがたい話なのですが。。

▪️わたしの結論

というわけで、育休とるなら、私学共済がアツい! ということを知りました。実は今回のメリット以外にも、出産の入院費の補助金、出産のお祝い金お祝い品の贈呈などもあったのです。
わたしは現在、学校職員なので私学共済に加入できているのですが、もし次も育休をとるなら、ぜひ加入したいです。



ではまた!


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