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24 試合出場のために保護者ができること

こんばんは

サッカーが上手くなるための最も近道は、試合に出て集中することです。

試合は選手たちが成長するための最高の場です。特に、大会や公式戦では、緊張感が高まり、より一層集中できるでしょう。
親としては、子どもが試合に出て活躍する姿を見たいと思いますよね。

私の子どもも中学生になり、なかなか試合に出られない日々が続いています。そこで、コーチの経験を活かし、保護者として子どもにアドバイスしたことを共有します。

結論から言うと、アドバイスのポイントは

「監督がどうしたら君を試合に出させたいと思うかを考える」

ことです。

子どもは、自分の気持ちで物事を考えがちですが、試合に出るか出ないかを決めるのは監督(コーチや先生)です。
監督の気持ちを理解し、それに合わせて行動することが重要です。

大人でも他者の気持ちを考えるのは難しいので、保護者として子どもにしっかり伝えて導いてあげましょう。ここで一方的に伝えると、子どもは納得しにくいので、質問を交えながら進めることをおすすめします。

以下は私が子どもにかけた言葉の例です:

  • 監督はどんなサッカーが好きなの?
    監督は前からプレスをかけて、後ろで取ったら大きく蹴らずビルドアップして両サイドから攻めるサッカーだよ。

  • Jリーグやヨーロッパで言うと、どこのチーム?
    Jリーグの○○のサッカーだよ。監督は○○が大好きで、よく観に行ってるみたい。

  • 監督は今、どこのポジションに悩んでると思う?
    右サイドバックかな? 2年生がいないから、1年生が交代で出てる。

  • 試合に出たくないの?
    出たいけど、俺はトップ下で出たいんだ。

  • トップ下だと出れそうなの?
    トップ下だとキャプテンのB先輩がいるから無理だよ。

  • 今すぐ公式戦に出れるのと1年間出れないのだと、どっちが上手くなりそう?
    それはすぐに出れる方がいいでしょ。

  • トップ下もいいけど、いろんなポジションを経験できるのってどう?
    う~ん。右サイドバックをやればいいんでしょ!?

最後は少し真意がバレてしまいましたが、こんな会話を実際にしました。

そして、先日の公式戦、どうせ出れないだろうと遅刻気味で観戦に行ったところ、

なんと右サイドバックでスタメン、フル出場

していました。

私も驚きました。帰って話を聞くと、子どもが

自ら右サイドバックを志願し、監督の考えを素直に聞いて実行した

そうです。

子どもがこのように行動する姿を見て、本当に感心しました。

保護者からのこんなアドバイスが、子どものサッカー人生を大きく良い方向に導く可能性があります。

時には、

子どもがポジションやプレースタイルにこだわりすぎて

成長を妨げることもありますので、じっくり話し合って導いてあげてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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