見出し画像

「Europa Universalis: The Price of Power」日本語化プロジェクトとChatGPTの活用方法 Part7 カード作成(中編)

今回は具体的に作成手順を紹介していこうと思います。
作業で使うのは
・画像データ
・Excel
のみで画像編集ソフトは使用しません。

①    土台となる画像データの加工
Jpgで保存された画像を加工します。

まとめてスキャンしたカード。
これを右上の「編集」を使い、一つのカードに加工します。


トリミング機能を使い、抜き出したい範囲を決めます。


このままでは、少し斜めですね。
そのような場合には矢印のメモリを調整することで角度調整できます。


調整完了。
いい感じになりました。

②   Excelに画像を落とし込む
次は加工した画像を土台にして、日本語を上に被せる作業です。


リボン「挿入」にある「画像」から保存した画像データを落とし込みます。


このような感じです。
これで下準備完了。


③  カードの加工
さて今回のカードの加工には日本語訳のほかに2つのものを使います。
・英文部分を被せる壁紙
・カードに使用されているアイコン


まずは材料
下の板みたいなのは羊皮紙風の壁紙
上の三枚のカードのコピーはアイコン切り出しように使います。


壁紙の入手法は簡単です。
上記のように「壁紙 羊皮紙風」と検索すると色々出てきますので
画像コピーして使います。(フリー素材もありますので安心して使えます)


壁紙を縮尺を調整して新たに日本語を載せる部分にペタッ


そして翻訳した日本語を用意。
文に穴のような箇所がありますがここにアイコンを入れます。


文を被せた状態です。
カードタイトルは英文で残したかったので、壁紙右上にタイトルの日本語訳をつけました。
見えやすいように日本語タイトルは白を基調にして透明度を調整しています。


使うべきアイコンは赤丸部分。
これをトリミングとExcelの画像編集機能で取り出します。


まずはトリミングでアイコン部分だけを取り出し


小さいままだと加工しにくいので、画像調整で大きくして、
「画像形式」にある「背景の削除」使います。


削除する部分はピンク色で表示。
アイコンだけうまく抜き出せそうです。


抜き出ししたアイコンがこれ。
うまくいきました。


あとは埋め込みたいスペースに合わせれば完成です。


このようなカードでも加工は可能です。


使うのはやはり壁紙とアイコン切り抜き用のコピー画像



まず壁紙を被せるのですが、赤丸部分が隠れてしまいます。


隠れた場所は、部分的に「トリミング」で切り取りしますが、
「背景の削除」はあえて使いません。
この状態で上から元あった場所に被せます。


被せの状態がこちら。
「背景の削除」をするよりもこちらの方がカードにうまく合わせることができます。


これで完成。

あとはこの作成したカード画像をカラーコピーしてカードスリーブに入っている英文カードの上にのせれば完成です。
次回は後編としてどんなものをカードスリーブに選んだかを参考までにご紹介できればと思います。




いいなと思ったら応援しよう!