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「Europa Universalis: The Price of Power」日本語化プロジェクトとChatGPTの活用方法Part 6: カード作成(前編)

今回は、ChatGPTで翻訳した日本語を使って、ゲームのカードを作成する工程について解説します。翻訳した日本語をカードに反映する方法として、以下のような選択肢が考えられます。

  1. 日本語化したカードを新たに作成

  2. テプラで日本語を印刷しカードに貼り付ける

  3. 英文カードと対応した一覧表を用意する

私が今回選んだ方法は「①日本語化したカードを再作成」です。この方法を選んだ理由は次の2点です。

  • カードのデザインを生かしたい:カードの絵柄が素晴らしく、その魅力を保ちながらゲームの雰囲気を楽しめる方法を探しました。

  • カード枚数が多く、一覧表管理が難しいため:特に、テンポよくゲームを進めるためにも、一覧表管理ではなく直接日本語化したカードを作成することにしました。


アートワークも良いためにそれを活かしたい。
また実用面では情報が多くカード中段と下段とでそれぞれ独立した要素の情報が記載されている。

ただし、オリジナル同様にカードをすべて作り直すとコストがかかりすぎます。そのため、表面のみを日本語化し、スリーブでオリジナルカードの上に重ねる方法を取りました。


Part 6-1: 作成手順

今回カード再作成に使用した道具とツールは次の通りです:

  • Excel

  • カードの画像データ(ChatGPTで使用したもの)

  • カードスリーブ

仕上がりを重視して印刷はコンビニのコピー機で行いました。自宅のプリンターよりも仕上がりがきれいで色合いや解像度が安定するため、コンビニ印刷を選択しています。

手順の概要

  1. Excelに画像データを落としこむ:カードのデザインやサイズ調整をExcelで行い、画像とテキストを合わせます。

  2. PDF化してUSBメモリに保存:仕上がり確認後、印刷用にPDF形式で保存し、USBメモリに移します。

  3. コンビニのコピー機で印刷:USBメモリからコンビニで印刷し、きれいに仕上げたカードを用意します。

  4. カットしてスリーブに重ねる:印刷物をカッティングし、元カードの上に重ねてスリーブで固定します。


Excel上での作業状況
画像を切り貼りして作成しました。

仕上がりについては、友人にも確認してもらいましたが「かなり良い出来」との評価をもらい、ゲーム中もストレスなく使えるように仕上がりました。


出来上がりです。
思った以上にうまくできました。

次回は後編として「Excelに画像データを落としこむ」作業の詳細をお届けします。サイズ調整やフォント選びなどのポイントも紹介予定ですので、お楽しみに!

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