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No.214食品って何?(必須アミノ酸と非必須アミノ酸の概要)

おはようございます。
タンパク質は、20種類のアミノ酸からできており、体内で合成できない「必須アミノ酸」と体内で合成できる「非必須アミノ酸」に分けられる。

必須アミノ酸は9種類あり、1種類でも不足すると、他のアミノ酸の働きが低下し、健康トラブルの原因となる。
そのため、複数の食品から不足なく、バランスよく摂取することが大切である。

例えば、野菜中心で卵や肉などはあまり摂取しない食生活を続けた場合、必須アミノ酸の1部が不足する可能性があるので注意が必要である。
一方、非必須アミノ酸は、10種類ある。体内で合成できるが、いずれも重要な働きをしているので、必須アミノ酸とともに毎日の食事でバランスよく取る。

◎アミノ酸スコア
アミノ酸スコアとは、食品に含まれる必須アミノ酸のバランスを点数で評価した
もの。
9種類の必須アミノ酸の必要量を全て満たしているものを100とし、不足している必須アミノ酸があると減点されていく。
必須アミノ酸をバランスよく含むものを、「良質のタンパク質」と呼び、魚や、肉、牛乳、卵などがこれに当たる。
穀類や野菜は、アミノ酸スコアにばらつきがあるが、様々な食品を食べ合わせることで偏りを補うことができる。

◎アミノ酸スコア100の食品
アジ、イワシ、かつお、さけ
鶏肉、豚肉、レバー
牛乳、ヨーグルト
鶏卵

次回に続けます。

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