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【ベンチャー採用の思考】スタートアップのCREVAS GROUPが求める人物像とは?

こんにちは!
CREVAS GROUP メディア本部のりんです。

今回は、CREVAS GROUP取締役の澤田さんに「CREVAS GROUPが求める人物像」をテーマにインタビューしてきました✨

2028年の上場に向け4期目にさしかかったCREVAS GROUPですが、事業拡大に向け採用も強化しています。

そんな企業が1001人目ではなく10人目を選ぶとき、スタートアップ企業を推進させる澤田さんはどのような視点で採用を行っているのか
また、どんな人がスタートアップ企業に向いているのか?

CREVAS GROUPだけでなく、転職を考えるすべての人必見のインタビューです!


1.CREVAS GROUPが求める人物像とは?


-まず始めに、CREVAS GROUPがこの先求める人物像についてお聞きしたいです

抽象的な回答にはなるけど、やっぱり創業メンバーとして一緒に過ごしたいと思えるような、ふさわしいと思えるコアメンバーが欲しいなと思います。
一般的な言い方をするとカルチャーフィットするメンバーが欲しいです。

2028年に上場することを目指しているわけですが、この1年間でジョインするメンバーっていうのは1000人社員がいるなかの1人ではなくて、10人いる中の1人になるわけです。コアな人とコアじゃない人を分けたいわけではないですが、やっぱりその考え方は出てくるし、この人を6人目にしたいか?7人目にしたいか?っていう見方は常にしています。

よく企業は「カルチャーフィット」って言い方をすると思いますけど、僕が言う「カルチャーフィット」は一般的に使われている意味ではないです。
世の中の「カルチャーフィット」は社風や価値観が合っているかっていうのを見ると思います。どこの企業も今はそれを前面に押し出していますよね。
別に世の中のスタンダードを否定したいわけではなく、単純に1人1人を採用する意味が違うので、必ずしも世の中と同じ意味では言っていません。

僕は何者かになりたい人を応援したいといろんな場面で言ってきましたが、まさにそういうことですよね。ああなりたい、こうなりたい、自分の人生を楽しみたい。そういう気持ちを行動に移していけば自然とキャリアも開けますし、本当の意味で豊かな人になれるんだと思います。僕は豊かになろうとする人を応援したいし、そういう人と一緒に上場まで、そしてその先も走り抜けたいです。

さっきも言いましたが、1001人目ではなく10人目では採用の意味合いがまったく変わってきます。1人1人の重みが違うからです。
例えば、自分を構成する要素を1000個出してくださいと言われたらそこまで重要ではない項目でも簡単に入れますよね。
でも、10個だけ出してくださいと言われると、あれがいいかな、これでいいかなって真剣に迷いながら考えると思います。

スタートアップの採用と言うのはそういうことを重要視することが大切です。
例え一般的には違ったとしても、CREVAS GROUPはそうしています。
なので数字的な業績よりもどんな人と働きたいか、もっと言うと数字をあげられる「だけ」の人よりも、会社やメンバーに良い影響を与えられる人かどうかを採用時には見ています。

-澤田さんはその話をよくされますよね。スタートアップなら即戦力として売上をあげられる人が欲しいと思うのですが...?

普通のスタートアップであれば、会社の体力的にも目の前の資金を作っていかないときついので、売上を作ってくれる人を採用することに注力するのが定石だと思います。
ですが、本気で2028年の上場を目指していこうとなっている今、長期的に考えてそれって正しいのかな?と考えちゃいますね。
なので、ずっとこの会社にいてほしいというわけではないですが、あくまで今はCREVASGROUPで頑張りたい。ここで成長して自分が上場させたと言えるくらいの仕事をしたい。と思っているような人を採用したいなと。

極端な話をすると、年間1億円の売上を作れるけど会社や他のメンバーに良い影響がなさそうな人よりは、スキルや知識はなにもなくてもこの会社で頑張りたいという思いを持っていて、会社に良い影響がありそうなメンバーを採用します。

だから売上をどれだけ上げられても自社やメンバーにいい影響を与えられないのであれば採用しないです。

ぶっちゃけたこと言うと、スキルを持った人をたくさん採用したほうが楽です。いろんなことを教えなくても売上を作ってくるので。
でも、先輩経営者の人たちに話を聞くと、そういう採用をした会社はどこも失敗してるんです。目先の売上はもちろん大事ですが、あくまでも採用の基準は妥協しません。
心が揺れたときは、それって大丈夫なの?と自分に言い聞かせるようにしています。

-それを加味した上で、実際にはそれなりにスキルが求められるのかなと思うのですが、ソフトスキルとハードスキルはどういう部分を見ているんですか?

結論、ハードスキルは問いません。
CREVAS GROUPではおおまかに事業部側かコーポレート側に分けられますけど、どちらも同じです。売上を作ることなのか、会社を整えることなのかというミッションの違いだけしかないので。

ハードスキルを問わない理由も僕の中では明確になっています。
他社で活躍していたからと言って、CREVAS GROUPでも同じように活躍できるのか?売上を作ることができるのか?強い組織作りができるのか?と考えるとそうではないなと。

経験者であれば、一般的にはそれまでの実績を見て次の環境でも結果を出せそうだと思われるものです。
でも、それはその時の環境に依存して結果が出ていただけの可能性もありますよね。
例えば、会社の名前や扱っていた商材、ターゲット、会社の仕組みなど様々な要因が絡んでくるわけなので、どこでも同じように活躍できるとは限らないのです。
何もかもが整っていた環境と、これから整えていこうという環境とで同じパフォーマンスが本当に出せるの?という目線でコミュニケーションを取るわけです。

もっと言えば、これまで従業員数100人の会社の営業部マネージャーとして部下を何人も持っていましたという人がいたとします。
それは確かに素晴らしいですし、その人の努力の賜物だと思いますが、じゃあその営業手法は誰が作ったの?営業資料の作成や部下の採用を1からやったことはある?と思ってしまいます。
でも今のCREVAS GROUPのフェーズだとそれを全部求められるわけです。じゃあ前職でどんな地位だったとか、どんな実績だったかは関係ないですよね。同じくらいの規模感の会社で代表だったって言われたらさすがに「おっ!」ってなりますが(笑)

2.これまでの経歴は関係ない!?必要な要素とは


-では実際に何人目からこういう人がほしいっていう考えはあるんですか?

いや、ぶっちゃけないですね。人を採用するなら創業期に関わらずCREVASGROUPのDNAにしていきたいなっていう思いがありますけど、前提として「仕事があって人がある」んじゃなくて「人があって仕事がある」と僕自身は思っています。

これは先ほど少しだけ話しましたが、「どんなことができるか」よりも「どんな人で、どんな考えを持っていて、どんな影響を与えてくれるか」で採用したいからです。

もちろん今は欲しいと思うポジションがあるし、どういうポジションの人を増やしたいよねという考えがあって求人で募集をかけています。
でも、事実としてとても優秀で、CREVAS GROUPに良い影響がありそうだし話してみたいなという人がいたとしても、今募集しているポジションに当てはまらない場合もあります。
ただ、だからといって不採用なのかというと違います。
そのときは作ればいいんですよね。その人が活躍できるポジションを。

確かに、スーパー営業マンが来てくれたらそれは喉から手が出るほど欲しいですよ。だって絶対売上作ってくるし。
でも、それ以上でも以下でもなかったら欲しいとは思わないんですよ。6人目、7人目にその人がほしいか?という問いにはNOなので。

だからこういう人がほしい、ああいう人がほしいじゃなくて、今のメンバーや会社と掛け合わせた時に何が生まれそうか?この人がいて会社全体が良くなるか?で判断しています。

-シナジー的な話だと思うのですが、どういう時に楽しさとかやりがいを感じたみたいな原体験がある人だったらCREVASGROUPにあっていると思いますか?

どちらかと言えば、山を登り切った時の達成感で楽しさを感じる人よりは、山登る瞬間を楽しめる人の方がいいと思いますね。
どちらも一生懸命努力して頑張れるという前提ですけど、前者は我慢の先に得られるものがあるという思考になる人が多いです。
要するに、何かを得るためには苦労をしないといけないとか、大変な思いをしないといけないみたいな考えが根底にあるということです。

もちろんそれが悪いということではないですよ。達成するために努力できるのは素晴らしいことですし。
ただ、そういう人は不確実性の高い創業期という今のCREVAS GROUPの環境ではきっとストレスを強く感じてしまうと思います。
1〜2年じゃなくて上場までの4〜5年の長いスパンで戦うとなると、上場が目的になってしまい、達成した時に燃え尽きてしまうかもしれないですよね。
燃え尽き症候群という言葉があるくらいですから。

でもあくまで上場は通過点であり、上場することがあなたの人生ではないわけですから、その先の人生が存在するということを考えれば、山を登る過程が楽しいと思える人の方が適性はある気がします。もちろんそういう人しか取らないというわけではないですが。

CREVAS GROUPで一緒に働いている皆からしたら僕は常に気を張っているとか、毎日頑張るぞと意気込んでいる感じに見えないと思います。
でもそれなりに楽しんで、一生懸命やっているように見えていると思います。

でも別に何も意識していないし、ただ生きているだけ。
これは僕が山登りに達成感を感じているわけではなくて、今の人生をシンプルに楽しんでいるからそう見えているだけです。
だって、本当に楽しんでいる時は周りから「すごい頑張っているよね」と言われても「別に普通にやってるだけだけど...」みたいになったりしません?
趣味とかもそう。「すごいアイドル推してるよね。ライブどこでも行くよね、大変じゃない?」と言われても、やりたいからやってるわけだし。

もっと言うと、山登りをするという感覚よりも川下りするという感覚の人の方が強いなと思います。大自然に任せてそれをどう下るのかを楽しむみたいな。
何かに挑戦して登るよりも、ゴールに向かって流れていきながら色んな障害を越えていく、時には落ちたりしながらその瞬間を楽しめる方がいいかもしれないですね。

3.社員Aではなく、人生の主人公であれ


-CREVAS GROUPで仕事をしていく上で、どういうことを楽しめる人を求めていますか?

CREVAS GROUPを楽しむっていうより自分の人生を楽しんでいる人がいいなと思います。
前提として、人生の大部分をCREVAS GROUPに使ってもらうわけなのでこちらとしては感謝しています。一緒に頑張ろうと思いますけど、CREVAS GROUPで働くことが全てになってほしくないし自分の人生全部を楽しんでほしいです。

仕事だけの人は、仕事の成果が「思考の質」×「行動量」だとわかっているから努力はするんですけど、それ以外の自分の私生活はおざなりだったりするんです。自分の健康だって重要なのにそんなもの必要ないと投げ捨ててしまうのはもったいないと思います。

仕事はできるけど私生活には無関心でどうしようもない人がいたとして、それは人生にいい影響を与えられるのか?と。
別に人生幸せになるための要素全てを努力しろと言いたいわけではなくて、全部努力した方が楽しいじゃんということを理解しているか否かということが大事だと思うんです。

他にも、自分が頑張りきれていないと感じる人ほど、自分は結果を出していないのに楽しい話を共有してもいいのかと考えてしまいます。
後ろめたさからか職場でプラスの表現をしなくなるんですけどそうではないよねと。
「自分は何もできていないのに有休取っていいのかな」とか。
考えてほしいことはそういうことではないんですよ。
何かを諦めるのではなくて、もっと選択肢を作りなよと思います。

極端な話、仕事を全力で頑張って終わらせて、そのあと寝ずに遊べばいいんですよ。人生なんてすぐ終わってしまうんだから。
僕も少し前はよくやってましたよ(笑)
仕事も私生活も全力で楽しんだ方が絶対にいいしそういう人と働きたいです。

自分の人生が終わってエンドロールが流れる時に、自分の人生なのに主演の欄に自分の名前がなくていいの?と思います。
みんなと一緒がいいとか、普通がいいとかそういう人はうち来ない方がいいです。

何者かになろうともがいて、この会社で人生の大切な時間を使うのであれば全部手に入れてほしいです。そのための環境がCREVAS GROUPにはありますから。

4.最後に


2028年の上場に向けて4期目にさしかかったCREVAS GROUPですが、いわゆる創業メンバーを探している段階でどんな未来を見ているのか、取締役の視点でお話を聞けた貴重な機会でした。

CREVAS GROUPに対する思いもそうですが、仕事だけでなく人生に関する考え方も非常に参考になりましたし、澤田さんの安定感の理由が垣間見えたように思います。

この記事を読んでくださっている方の中には、今現在転職を考えていらっしゃる方もいるかもしれません。
自分の人生の一場面に何を登場させたいか、どんな人生にしていきたいか。
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