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基準なんてあってないようなもの
「世の中と足並みがそろわない」を読んだ。ゴジムで、本を普段読まない人でもさらっと読めるというようなことを言っていたが、その通りすんなり読めた。わたしは蓄電おじさん、放題地獄がとくに楽しかった。ひとつのことから、いろんなことにつながっていく文章の構成も面白かったです。
同じにされると著者は不本意だろうが、(意味が違うかもだけど)わたしも誰とも足並みがそろったことがない。小学校や中学校であった全体体操でもみんなとそろわず、先生に「ズレてる!」と言われたり。でも…合う必要なんてあったのだろうか。そりゃ、オリンピックのシンクロナイズドスイミングとかだったらまあ、それも必要なんだろうけど。
足並みがそろわないと学校とか社会では、とかくイジメの対象になったりするけど、わたしはそんなこともなかった。ズレながらも生きている。価値観もそうだけど、基準なんてあってないようなもの。それよりみんなが世の中の基準に関係なく、楽しく、自信を持って生きていける世の中になるといいな。…個人的には矛盾も責めないで欲しい。世の中なんて矛盾だらけだ。
わたしは、二子玉とか三茶とか言ってしまうが、なにはともあれ、「世の中と足並みがそろわない」というタイトルだけでわたしなんかは救われた。意外と多いのではないかな、足並みがそろわない人。足並みなんてそろわなくていいのだ。それにしても、「ロケットマン・ショー」また聴きたいな。