いくら良いことを教えてもらっているとわかっているのに、お腹いっぱいになってしまう話
冥想を積み重ねていくと、ふと緩んだ瞬間に思い出すことが増えています。
今ふと思い出したことがもしかしたらまた気づきになるかもしれないので投稿しますね。
急に会社時代のことを思い出しました。
私は保険会社で教育研修などに関わる業務をしていたことがあり、集合研修の講師を多く行っていました。
社員向け、保険を販売する代理店さん向けに講義やゼミ方式、個別指導などです。
当時インストラクターを任命されていたので、他の諸先輩方と一緒に人事カリキュラムのいくつかを集合研修で指導していました。
レジュメがあり、そのレジュメ通りに行うと時間通りに研修が行えるようになっていたのですが、その地域によって少々アレンジもします。
当時の先輩がとても心配性なのか、自分にも自信がないのか、レジュメに対しての信頼もないのか、一つのカリキュラムに対してもう勉強されていて、当日たくさんの荷物とたくさん書き込んだレジュメを持って研修されていたのですが、50分という限られた時間で伝えきれなく、よく10分近くオーバーしていました。
単発の講座ならばある程度許されますが、集合研修の一つとなると時間がずれると他のカリキュラムに影響するわけです。
先輩に聞いてみたんです。
「どうしたら時間内に終えますか?」
先輩は
「伝えないといけないことがいっぱいありすぎて。
早口でも時間内に伝えきれなくて。」
先輩はとても思いやりのある方で、
学んだことを全てお伝えしたいと思っていました。
後輩ながら時間内に研修を終えることについてお話ししても
なかなか心から受け止めてはいただけませんでした。
そのような姿は私にとってたくさんの気づきでした。
受講生を見ているとお疲れなのか、
集中しすぎているからなのか、
情報量が多すぎるからなのか、
わけわからない内容だからなのか、
眠そうに受講している方が何人もいるわけです。
講師側からしてみたら
なんてひどいになるのでしょうが、
昼食後の講座は特に眠いのは私も体験済み。
受講生側になって観察する。
限られた50分の中で最低理解して欲しい骨子を伝えること。
全て吸収するのではなく、
実際職場に戻ったときに
わからないことに気づいたり、
質問などに広がっていくように伝えること。
講師側はこの教室を出たら20%くらいしか頭に入っていないと多くを期待しないこと。
全てを伝えたいのは講師側の気持ち。
なぜこのような場面を思い出したのかというと、
最近、いろんな方のメルマガを読んでいて
頭に入らない私がいます。
吸収できない。
実はすごくいいことが書いてあるんです。
それもわかっています。
なのに、
どこかで
お腹いっぱい状態。
そのうち目が受け付けない状態。
私が悪いのか?
それも多くあります。
(ただ何人かのメルマガで感じていることなので)
情報発信されている方もその時に全部を受け取るようにとは
考えていなく、また必要な時に読み返せるようにという思いもあるはずです。
私が研修講師を行っていたときにしていたこと。
講座前に自分を整える。
当時はまだマインドフルネスNLP®は知らなかったけれど、
ロミロミのホオポノポノの考え方や呼吸で整える。
伝える内容は腹八分目まで。
50分の講座でも余裕を持って、
受講生の反応を見ながら
どこまで習得できているかを確認しながら
時間にも心身にもスペースができるように。
ふと私への気づきのためにあらわれた先輩。
今どうしているのだろう?
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「ロミロミの真とは人生の生き方。」 by Terry Chew
これは私のロミロミの師匠の言葉です。
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