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“助けを求めるのが怖い”理由は?頑張りすぎる人の心のカラクリ

こんにちは
ムーさんです!!

1.この記事で紹介すること

 この記事では「助けを求めるのが怖い理由」について、心理学の視点から掘り下げます。周りに相談したり、手助けをお願いすることに抵抗を感じるのはなぜか。その心のカラクリと、それがもたらす心の負担について考えていきます。
 その恐怖心は、もしかするとこの心理が原因かもしれません。

2.自己紹介

 私は1000〜5000人規模のコミュニティの立ち上げ支援やコンサルタントをしています。また、製品・サービスのアイデアやコンセプトプランナーとして企業の相談役としても活動しています。

3.こんな人におすすめの記事です

• 人に頼るのが苦手な方
• 自分一人で頑張りすぎてしまう方
• 他者との距離を縮めたいと思っている方

4.なぜ「助けを求めるのが怖い」のか?

原因1:失敗を恐れる「完璧主義」が根底にある

 助けを求めるとき、私たちは「できていない自分」を認めることになります。それが怖いと感じる人は、無意識に「他人に迷惑をかけたくない」という完璧主義が根底にある場合が多いのです。
 完璧主義の人は、「自分でなんとかしないと恥ずかしい」と考える傾向が強くなり、結果的に助けを求めることが難しくなります。

原因2:「自己価値の低さ」と「評価への不安」

 「助けを求めたら周りの評価が下がるのではないか」と不安に感じることも、助けを求めにくい原因の一つです。これは自己価値の低さが原因となっていることが多いのですが、「他人の助けを必要とする自分に価値があるのか」と無意識に疑ってしまうのです。こうした不安が心の奥にあると、頼ることで自分の評価が下がるように感じ、助けを求めることを避けてしまいます。

原因3:過去の経験からくる「トラウマ」

 以前、頼ったときに嫌な思いをした経験があると、再び助けを求めることに恐怖感を抱くこともあります。例えば、「助けを求めたら断られた」「自分の悩みを軽視された」といった体験があると、「また傷つきたくない」という防衛反応が働きます。このために、無意識のうちに「一人で解決しよう」と心に壁を作ってしまうのです。

5. 助けを求める心の壁を取り除くには?

対策1:「弱さ」を肯定する

 「助けを求めることは恥ずかしいことではない」と自分に言い聞かせることから始めましょう。自分の弱さを見せることは「信頼」のサインであり、それを理解してくれる人こそ、あなたにとって大切な存在です。
 弱さを受け入れることで、自然と周囲に頼ることができるようになります。

対策2:「小さなお願い」から始める

 いきなり大きな問題で頼るのはハードルが高いかもしれません。まずは、日常的な些細なお願いから始めてみましょう。例えば「これ、ちょっと手伝ってもらえますか?」といった小さな依頼をすることで、頼ることへの抵抗感が少しずつ薄れていきます。小さなお願いから始めると「頼ることって意外と簡単だ」と感じやすくなります。

対策3:「頼りたい気持ち」を共有する

 自分の気持ちを素直に伝えることで、周囲との心の距離が縮まります。「実は、自分一人では難しいと感じている」と話すと、相手も共感しやすくなり、理解を深めるきっかけになります。これは信頼関係を築くうえでも重要です。無理に強がる必要はありません。周りも、あなたが助けを求めることで親しみを感じるものです。

6.終わり

 頑張りすぎる人ほど「自分でやらなきゃ」「助けを求めるのはダメ」と思い込んでしまうものです。しかし、頼ることも一つの大切なスキルです。「人に頼ることは、成長の一部」だと考えてみてください。
 他者に助けてもらうことは、自分がもっと大きく前進するための力になるはずです。「頼れる心」があなたを軽くし、さらなる成長に導いてくれます。頼る勇気を少しずつ育てていきましょう。

 私は明日から実践できるノウハウをどんどん発信しています!記事が少しでも役に立ったと感じた方は、ぜひいいねやコメントをいただけると励みになります。それでは、次の記事もお楽しみに!

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