「周りの視線が気になる?」思考を楽にする心理学的アプローチ
こんにちは
ムーさんです!!
1.この記事で紹介すること
この記事では「どうしても周りの視線が気になってしまう…」と感じる方へ、そんな不安を和らげる心理学的なアプローチをご紹介します。
みなさんも「失敗したらどうしよう」とか「みんなにどう見られてるんだろう」と思うこと、ありますよね?実はこれ、人間の本能的な心理が関係しているんです。
今日はそのメカニズムと、視線に対する不安を少しでも軽くするための方法をお伝えします!
2.自己紹介
私は1000〜5000人規模のコミュニティの立ち上げ支援やコンサルタントをしています。また、製品・サービスのアイデアやコンセプトプランナーとして企業の相談役としても活動しています。
3.こんな人におすすめの記事です
• 周りの視線が気になって行動にブレーキがかかる方
• 自分の評価が常に気になる方
• 心を軽くしたいと思っている方
4.周りの視線が気になる心理的な原因とは?
まず、人が他人の視線や評価を気にしてしまう理由について。これは心理学でいう「社会的評価不安」という概念に関係しています。
社会的評価不安とは、他者から評価される場面で感じる不安や緊張感のことを指します。人間は本能的に集団生活をする生き物です。そこで「他人からどう見られているか」を気にすることが、集団でうまく生き抜くための本能として備わっているのです。
ですが、これが強くなりすぎると、自分の行動を制限したり、ストレスを感じてしまったりする原因にもなります。
よくありませんか?AとBのどちらかを多数決で選ばないといけない時に、自分の前の多くの人がAを選んでいたらAを選びたくなる気持ち。本当はBがいいけどみんながAって言っててみんなの期待を裏切りたくないから仕方なく….よくあるシチュエーションだと思います。
では、どんな人がこのような思考に陥りやすいのでしょうか。それをみていきましょう。
周りの視線が気になる人の特徴
1. 自分に対して完璧主義
自分を完璧に見せたいと考える人ほど、「失敗は恥」と思い込みがちです。これは、周りの評価が高いほど、自分がそれを維持しなければならないと無意識にプレッシャーをかけてしまいます。
2. 自己評価が低い
自己評価が低いと、他人からの評価に過剰に敏感になりやすいです。「自分は劣っている」という意識があると、他人の評価や視線に対して一層不安が募るため、視線を気にしてしまいます。
3. “みんな”の目を過剰に意識する
人は「自分の行動がみんなに注目されている」と思いがちです。心理学では「スポットライト効果」と呼ばれますが、実際には周りの人もあなたほど他人のことを見ていないことがほとんどです。ただ、過剰に反応してしまう人が結構な数います。
このような人たちが周りの目を気にしなくなる方法はあるのでしょうか?大丈夫です。すぐに改善するようなことではないので、継続が必要ですが以下に記載することを意識いただければ、徐々に改善していきますので頑張っていきましょう。
5. 不安を和らげるための心理学的アプローチ
対策1:「スポットライト効果」に気づくこと
自分が思うほど周りの人は気にしていない、というのは重要なポイントです。自分のミスや外見、発言に注目が集まっていると考えがちですが、実際にはほとんどの人が自分のことに集中しています。「そんなことない」と感じる方もいるかもしれませんが、まずはこの効果を理解してみましょう。
対策②:自分の視点を「フラットにする」
「完璧を求めない」ことで自分に優しくすることが大切です。心理学的に見ても、自己評価を過度に上げすぎると、少しのミスで大きなストレスを感じることになります。できる範囲で「まあ、いっか」と思えることを増やしていくことが、不安を減らすための第一歩です。
対策③:「自己コンパッション」を取り入れる
自分のミスや短所に対して「もうダメだ」ではなく、「今の自分もよし」と受け入れるのが自己コンパッションです。これは、自分に優しくする心の姿勢であり、心理学でもメンタルを強くする方法として推奨されています。他人に優しくできるのと同じように、自分に優しさを向ける練習をしてみましょう。
6.終わり
私には大事にしている言葉があります。
「人を動かすには、まず人の心を動かす」
人は自分に優しくできると、心が動き、自然と行動にもゆとりが生まれます。周りの視線が気になってしまうことは、誰もが抱えるものですが、少しの工夫で心が軽くなり、他人の評価に左右されにくくなるはずです!皆さんもぜひ試してみてくださいね。
私は明日から実践できるノウハウをどんどん発信しています!記事が少しでも役に立ったと感じた方は、ぜひいいねやコメントをいただけると励みになります。それでは、次の記事もお楽しみに!