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Minimal-ism\ミニマル・イズム

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ホテル暮らしのミニマリストがお届けする、程よく持たない豊かな暮らし。
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2019年4月の記事一覧

消費社会のラットレースから抜け出すために、まずは服の買い方から見直してみた。

消費社会のラットレースから抜け出すために、まずは服の買い方から見直してみた。

日に日に夏が近づいてくる。

時折吹く、薫風の心地よさにあらたな季節の訪れを感じた。

多くのモノを手放して、季節の移ろいや変化に敏感になった。

着ていくものが限られるから、しっかり季節、気温を捉えて今日の装いを取捨選択するからだと思う。

適切に服を選ぶことは四季ある日本では大事な能力のひとつのようだ。

「何を着るか判断する思考を他に回すために、服はワンパターンにする」と言う考え方もあるけど

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ロンボク島で感じた原始のミニマリズム体験

ロンボク島で感じた原始のミニマリズム体験

真っ赤に燃える夕日を見ていた。

サーフボードにまたがって、波に揺られながら。

この、恐ろしいほどに美しい景色をボクはいつまで記憶出来るだろうかと、少し悲しい気持ちになった。

日本から遥か南の小島、ロンボク島にサーフトリップしたときに見た夕日だ。

思えば、26歳の頃のロンボク島への旅は、ボクにとってのミニマリスト体験の原点だったように思う。

インドネシアのバリ島から、さらにセスナで数十分。

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モノの管理コストって意味が、ミニマリストになってようやくわかってきたって話。

モノの管理コストって意味が、ミニマリストになってようやくわかってきたって話。

モノをたくさん所有していると、その管理コストがかかるって意味がミニマリストになってようやくわかるようになってきた。

そもそも管理コストってそもそも何?ってところだけど、簡単に言えば…

「システムの運用に必要な費用(コスト)を検討し、管理すること。機器の購入費用、保守費用、維持費、アップグレード費などがある。」

らしい。

なるほど、ボクらはいつも、購入費は意識するけど、それ以外の部分について

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ミニマリストになって気づいた、服の賞味期限という概念。

ミニマリストになって気づいた、服の賞味期限という概念。

服にも賞味期限がある。

そう思ったのは、2017年も残すところあと1カ月に迫った師走のある日のことだった。

2017年の10月に全てを捨てて引っ越し、さらにそこから極限までの断捨離を始めたボクは、Twitterで偶然見つけた1日3捨運動に参加していた。

ある意味、服の賞味期限は食べ物と同じで、旬、と言う言葉で置き換えても良いのかも知れない。

かつては魅力的だった服も、時代の流れとともに色褪

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ミニマリストであるために、「私服の制服化」ではなく、「制服の私服化」を目指してる。

ミニマリストであるために、「私服の制服化」ではなく、「制服の私服化」を目指してる。

咲いたと思った桜が散り、季節は初夏にむけてスピードを上げていく。
まだ僅かに冷気を残した朝の風も、昼にはあたたかな薫風に変わる。

服を減らすと、季節の移ろいとか、日々の気温変化に敏感になるのかもしれない。
そんな、本当は当たり前のことを忘れていたことに気がつく。

よく、「私服の制服化」って聞くけど、僕の場合は逆で「制服の私服化」を進めてる。

仕事ではジャケパンがベースだから、休日はそれをカジ

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ミニマリストへの第一歩、断捨離をすることは自分を見つめ直すこと。

ミニマリストへの第一歩、断捨離をすることは自分を見つめ直すこと。

ボクは、人生を取り戻すためにモノを捨て始めた。
服、雑貨、家具、いろんなものを一から見直し、処分を決めた。
まだ使えるから使う、ではなく、本当に必要かどうか、使いたいかどうか、その基準のみで断捨離をすすめた。

わかってるつもりでも、「本当は必要無いもの」をちゃんと全部捨てるのって難しい。
つい言い訳が思い浮かぶ。
その瞬間はむしろ言い訳とも思ってないんだけど。

でも、「まだ、使える」と「まだ、

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サラリーマン・ミニマリストが、2017年の年末に「1日3捨」キャンペーンに参加して気がついた3つのこと。

サラリーマン・ミニマリストが、2017年の年末に「1日3捨」キャンペーンに参加して気がついた3つのこと。

人は、出会うべき時に適切なモノと巡り合うものだ。

それは人であったり、イベントであったり、アイテムであったりする。

それをあらためて感じたのが、年末に遭遇した1日3捨キャンペーンだった。

1日3捨は、愛知県一宮市で『自宅をホテル空間にして毎日をご機嫌にするお片付け教室オルディナータ』を主宰する平野里佳 さん(@rikarinah)が提唱した年末の大断捨離

キャンペーン。

今年も #1日

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ビジネスホテルに暮らしたい。#ミニマリストの部屋づくり

ビジネスホテルに暮らしたい。#ミニマリストの部屋づくり

「ミニマリストって、どうして何も無い部屋に住んでるの?」
ミニマリストではない人にとって、これはとても不思議なことかも。
でも、部屋それぞれに、ミニマリストそれぞれの考えや価値観、思いが詰まっています。

同じテーマに、異なる答え。
そこに垣間見える、ミニマリストたちの本質。
リレーコラム「Min.」
今月のテーマは『#ミニマリストの部屋作り』。

ビジネスホテルに暮らしたい

2018年の大晦日

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