【いつまでも正しくないよ?】〜革新派気取りなドヤ顔を恥じた日〜
おはようございます!
歩くスピードが速すぎていつも友人にツッコミを受けるせっかち星野です。
Googleマップの所要時間徒歩20分は実質10分。
#それはいいすぎ
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▼エスカレーター乗り方改革
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「エスカレーター乗り方改革」
数年前から全国の鉄道事業者中心に活発になっている運動です。
簡単に言えばエスカレーターで歩くのはやめましょう、という呼びかけ活動。
片側は立ち止まる人のレーン、
もう一方は歩く人のレーンという
今の日本の暗黙のルールを変えにいくムーブメント。
両側手すりに捕まってエスカレーターで歩くのをやめましょう、と推奨しています。
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▼革新派としての責任と誇り
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・事故の軽減
・人の流れのスムーズさ
この辺りが取り組みの理由だそうです。
詳しいことはわかりませんが、
片側歩行の今のスタイルより両側停止の新スタイルの方が、
事故の数も少なくエスカレーターの人の流れも速くなるらしい。
また、目などの身体にハンディキャップを抱える方が生きやすい環境つくりというメリットもあるようです。
総じて納得感を感じたことと、
世の中の文化を変えるにはファーストペンギンが大事だと思い、
ここ数年、僕個人としては積極的に「"空き列"で立ち止まる」という行動をしてきました。
周りの怪訝な目や同調圧力に負けず、
強い意志とドヤ顔で堂々と改革を促す一員になることを意識してました。
※もちろんビビって歩いてしまう時もある
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▼気付かされた新たな視点
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先週末、銀座のデパートで
いつものようにドヤ顔で右側に立ち止まってエスカレーターに乗ろうとした際、ある表示に気づきました。
「前の方と一段空けてお乗りください。
片側を空けてお乗りください。
感染対策にご協力ください。」
COVID-19への対策で密回避のため、
片側を開けてください!という呼びかけです。
…その観点は完全に盲点でした。
堂々と右側に立ち止まってドヤ顔をしていた僕は、
恥ずかしさと申し訳なさを胸に左側に移動しました。
責任感と正義感を振りかざし、
視野が狭くなっていたこの1年間を猛省しました。
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▼「正しさ」は変化する
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「正しさ」は不変のものじゃない。
ある時代では正しいとされたことも、
時代が変われば正しいことじゃなくなることもある。
「自分は正しい!」と信じて突き進んだ結果、
時代に取り残されているなんてことはよくあるんじゃないでしょうか。
会社でも「"私らの時代はこうだった"マネジメント」が、
時代にそぐわないもので上司に人がついてこないこともあるあるですね。
特にそこに責任感や正義感が絡んでくると、より厄介。
この1年エスカレーターで僕がかけられた
怪訝な目線は、
"こいつこのご時世に密になってくんなよ"という心理からだったかもしれませんが、
正義感振りかざしモードの僕はその思想に全く至りませんでした。
#ドヤドヤしてたのが本当に恥ずかしい
過去の成功体験や昔の価値観に固執しすぎず、
常に謙虚な姿勢を持ち、適宜考えと行動をアップデートすることが大切ですね。
"いつまでも自分が正しいと思わない"
これに尽きる気がします。
いくつになっても若者目線を忘れないオジイになるという夢への第一歩を昇り始めました。
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