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学校からの「ないがしろ学級」へのいじめ

最近、知的学級の生徒や自分を取り巻く環境ががらりと変わった。


校長により、本物の「ないがしろ学級」にされてしまいました


自分自身、知的学級に迷惑をかけないように一生懸命でしたが、正直頑張れる気がしなくなり、最近に至っては、「学校による知的学級へのいじめではないのか?」とさえ思うようになりました。


今年に入って何が起きていたのかを書いていきます。


知的学級の担任を引き離される

病休に入った先生と同じ学年であり、同じ教科であるということから、
毎週13時間の教科指導を「丸投げ」されます。


事前の打診は一切なし。


知的学級の生徒たちは、「担任がいない時間」を味わうことになりました。


「日常の崩壊」「先の見えない不安」「関わりの浅い人が来る」
そんな不安を抱えて過ごすことを余儀なくされました。


僕がいない時間は、非常勤でお手伝いに来てくれている先生に「丸投げ」だそうです。


非常勤の先生に学級をお任せすることもどうかと思いますが。


当然、僕がいない時間に学級内で小さなケンカなどが多発するようになりますが、非常勤の先生には話をしなかったりがあっているそうです。


その都度、自分が話を聞いて安心をさせています。


持ちコマ数が週30時間

非常勤の先生は特別支援学級のお手伝いとして、学校に来てくれています。


そして、週3~4時間ほど、知的学級に英語の授業をしに来てくれます。


「非常勤の先生のコマ数を増やすわけにはいかないな」
「授業でクラスにいない分、一緒に入れる時間は確保しないと」

そんな想いから、

「授業に行っている時間のみ、非常勤の先生に入ってもらう」
「授業がない時間は知的学級に行く」

ということを決意し、知的学級17時間、教科指導13時間の生活がスタートしました。


これが本当に大変です。


知的学級の生徒と保護者への管理職からの説明は…?

通常学級で出た病休で、一番迷惑が掛かっているのが知的学級


管理職は、知的学級の生徒や保護者に、きちんと事情を説明する義務があります。


結果としては、管理職から生徒・保護者への説明は「無し」です。


どういう意図があるのかはわかりません。


「学級の生徒・保護者への事情の説明」
「管理職が動いていなかった事実」

この二つを踏まえて、自分が説明と謝罪をしました。


さらにあとからわかったことなのですが、

「先生が病休に入るお知らせ」
「療育期間が延びるお知らせ」

この二つのお知らせの手紙が、
「知的学級分の用意がされていなかった」
のです。


これに関しても、「管理職が準備をしていなかった」ことを知らせるメモを添付して、謝罪の言葉とともに配布しました。


時間外勤務時間が110時間になる

通常学級の授業授業準備をする時間は、放課後しかありません。


また、知的学級では3学期から新しい活動をどんどん取り入れるつもりだったので、その準備も行っています。


それらが重なり、1月の時間外勤務時間が110時間となってしまいました。


1月の間中、毎日学校に行っています。


新学期がスタートし、授業を受け持つことが決定したタイミングで、「残業時間がどのくらいになるか記録を取っていこう」と、写真と手打ち勤務時間表を始めました。


しかし、これが新たな事件の発覚を招きます。



管理職による「改ざん」


残業が100時間を超えた次の日、管理職に呼ばれました。


管「先生、このままいくと混月の残業時間が80時間超えるよ?」

僕「(80?なにかおかしいな…)はぁ…」


このあと、自分の手打ち勤務時間表と、パソコンの支援システムに打ち込まれる勤務時間表を見比べると、とんでもない事実が発覚しました。


退勤時間が書き換えられ、計30時間削られている


「働き方改革」が叫ばれるようになり、教員の残業時間の長さも問題となっています。


その中で「残業時間が110時間の教員がいる」という事実は、管理職にとっては痛いもの。


だから、退勤時間を打ち換えて、「ギリギリ80時間を超えてしまった」ことにしようとしていました。


これは立派な触法行為で、許されるものではありません。


なにより、「30時間もの時間、働いていないことになっている」ことに対して悲しくなりました。


そして管理職には、「現状を改善しようとする意志がない」ということがはっきりしました。


管理職からの心無い言葉

新学期から、知的学級では新しい活動をどんどん取り入れていくと学級にも言っていました。


その活動の準備や研究などに、教科指導の準備が重なってしまっているのが現状です。


ある日、知的学級に新しい活動を取り組んでいることを研究主任が知り、「今度の校内研修で、その内容を簡単に説明してもらいたい」、と校長に打診していました。


それを聞いた校長はニヤニヤしながら

「そんなことばっかするけ80時間超えるんよ」

と言い放ちました。


これもきちんと記録を取りました。



また、通常学級で授業をすることを勝手に決められたときに、

「今年1年が無駄にならんくてよかったな!」

と、言われたことも覚えています。



今思い出しても腹が立ちます。



まとめ ~これはいじめ事案になりえるのか?~


冒頭にも書いた通り、僕自身としてはここまでの出来事を

自分と知的学級へのいじめ

だと感じています。


現在、改ざんの証拠をまとめながら、どこに相談するべきなのかを模索しています。


皆さんのお知恵を拝借できれば幸いです


「いじめ」として取り上げられるよりも先に、「改ざん」の件でカウンターパンチをくらわすことになると思います。


僕としては、
「知的学級の生徒が報われること」
「後輩の先生たちが同じ目に合わないこと」

が達成できればいいなと思っています。


また、今回のNoteをきっかけに、

特別支援教育への理解が少しでも広がっていけばいいなと思っています。



この激務を、いつまで続けられるかはわかりません。



ただ僕は負けられません。



大好きな知的学級の生徒たちを
「ないがしろ学級の生徒」にしたくはない
ので


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