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【特別支援】集トレ始めました (国語編)

こんにちわ。


今回は、僕が担任をしている知的学級で始めた、
「集トレ(集中トレーニング)」についてまとめていきます。


これはある知的学級に授業見学に行った際に、
「よし、パクる」と決意したものです。


知的学級をはじめとし、小学校でも応用できる部分はあると思います。
ぜひ参考にしてみてください。



集トレの概要

準備するもの

・集トレ用プリント(自作)
・ひらがな表
・カタカナ表
・ローマ字表

それぞれ個人用のものがあると望ましい。


ルール

・教員の「始めます」の合図で静かにする
・その日のテーマを決める(ex.3文字の言葉 4文字の言葉など)
・教員が読む、生徒がひらがなで書く
・数秒開けて、次の単語を読む、生徒がひらがなで書く
・決めていた個数に達したら、
  ひらがなで書いた語句の下に、カタカナで書く
カタカナで書いた語句の下に、ローマ字で書く


注意事項
・教員が読んでいる間、生徒はわからないことがあったら静かに手を挙げる
・教員は一回しか読まない。十分な時間を空ける
・わからなければ、手元の表で調べてもよい


これが集トレの大まかな流れになります
この集トレを始める前に、ルールの確認をしておくとやりやすいかもしれません。


僕が行っている、教員としての工夫
・簡単な問題の中に、撥音なども入れる
・机間巡視を行いながら丸付けを行う
・間違っていても、バツはつけない。「ここが惜しい!」ということをささやく
・撥音など、ローマ字表記が難しく、手が止まっている生徒に対して説明
 それでもわからない場合は、横に答えを書いて写す。
・すべて丸になったら、スタンプゲット!!




効果


集中力アップ
純粋に集中力アップにつながります。
集トレ中、教員は無駄な音を出さないように気を配りましょう。



一度でしっかり聞き取り、書き取る

知的学級の生徒は、卒業後、仕事をしたりする子もいます。
その際、何度も聞き直したり、指示を間違って聞くと大きな失敗につながります。

ここでは、「一度でしっかり聞いて、しっかり行動に移す力」の向上を目指します。



わからないことを調べようとすることにつながる

手元にカタカナ表、ローマ字表をおいておくことにおり、わからないことに対して調べようとする意欲につながります。

そうすることで、「わからなくても調べればいいんだ」と、わからないことに対するハードルはグッと下がり始めます。



カタカナ、ローマ字の習得

カタカナ、ローマ字の習得につながります。

特にローマ字に関しては、なかなか身につきにくく、子どもたちにも苦手意識があるため、習得しずらい面もあります。
また、仕事を始めたときに、パソコンでの作業もできるようにローマ字は必須となります。



自信につながる

すべて丸で終了する(答案にバツがない)と、子どもたちの自信につながります。

自分の答案が全部丸だと、うれしいですもんね。

「自分はやればできるんだ」という感覚を芽生えさせます。

僕のようにスタンプを使ってもいいし、シールでもいいと思います。


まとめ

いかがだったでしょうか。


今回は授業見学で「いいね!」と思ったものをパクりながら、自分のテイストも織り交ぜてスタートした「集トレ」。


今は国語のみで行っていますが、算数の時間でも行っていく予定です。


僕が行っている集トレも完全なものではありません。


「自分はこんな感じでしてるよ」など、アドバイスなどありましたら、教えていただけると助かります。

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