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歌詞集

16
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2014年11月の記事一覧

漂う雲

どうにも出来ないことで
秤にかけないでよ

あたしががんばっても
あなたは変わらないんでしょ?

残酷な優しさが
あたしをダメにする

決定事項
永遠に片想い

今夜も会いたいよ
あなた 求めて彷徨っている

終われないこの恋に
ピリオド打てる勇気もない

あたしは
漂う雲

言いたくない言葉を並べて
泣きたくなる

どんなに責めてみても
あなたは言わないんでしょ?

隠してるズルさが
あたしをダ

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chain

私の声を届けてよ
あの人に

何処に居るかも
わからなくなっている

言いたいことは
何ひとつ変わらない
今も昔も

あどけない笑顔を無くした日に
ヒラヒラと手を振って消えた

どうか聞かせてよ
あの人の言葉を

深く隠された真意を
読み解くから

答えと言う鍵を無くした
鎖を外したい

待っていた と 伝えてよ
あの人に

何処かで見かけられたら
で いいから

還る場所はたったひとつ
変わらな

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sing a song , to the sky

田舎の空は雲が近くて
手を伸ばせば届きそうだった

都会の空は遠くて広い
星なんか見えないくらいに
遠い

踏ん張ってみても
冷たい風に
飛ばされそうになるけど

僕はここに立って歌ってるよ
届けたい想いを空に
解き放つように
大きな声で力の限り
歌ってゆく

帰りたいとか諦めようとか
思うことも正直あるけど

景色違っても
空はどこまでも繋がってると
知っているから

足元で揺れた小さな花が

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サクラ

「暖かい春の陽光に包まれて
…逝きたいの」

君の願いは叶うことなく
儚い雪に溶けた

僕の腕の中で
眠るように目を閉じた

君は幸せだったのかな?

僕は今も問い続けている

サクラ咲くよ
君が待ち望んでいた
思い出がたくさん詰まった
あの場所で

サクラ咲くよ
うずくまったままの僕の上を

花びら 舞い散らせて

「運命を変える力を
持ち合わせていたなら

あなた 独り残して逝くことなんて

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slow

正しいか 正しくないか
それだけでは
決められないこともあるね

わかってる ようで どうなの?
上手く言い訳してきた
だけかもしれない

時の流れを
手で押し返して
変えることが出来たなら

誰一人 傷つけることなく
今も幸せでいられたの?

葛藤して 衝動に負け
突き進んでしまった
あの日の全て

若さ とか 仕方ない とか
甘いこと言って
自分を許してきたけど

選んできた道を振り返って

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蝶は何処へ

田舎道を歩きながら
幼い私 歌ってた
呼んでも呼んでも帰らない
誰かを待っている歌を

青から赤へ
やがて闇へ
瞬く間に空は変わり
小さな世界
この時間が大好きで
大嫌いだった

あの日 見つけて
追いかけた蝶は
何処へ行ってしまったの?
私が載せた想いの重さに
飛べなくなってなければいいな

憶えていない夢を見て
目覚めた朝は泣いていて
指先 宙を探るけど
胸に淋しさ 残るだけ

そばにある腕

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夕立

降り出した雨が
君を走らせる
絶望のままで
立ち尽くす僕を
置いて…

アスファルトに
雫が描く
暗闇と

白いシャツの
背中が遠ざかる
恐怖で

何を言えば良かった?
何が僕に言えた?

君はもう
未来を見つめているのに

閃光を放ち
響く雷鳴が
君の名を叫ぶ
僕の声を
掻き消した…

髪を伝う雫が
頬を滑り落ちる

遅れて伸ばした手が
一瞬で凍りつく

どうすれば良かった?
何が僕に出来た?

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Broken

もう いい加減にしなきゃ
私がどれだけ想っても
君は

わかってるくせに
諦められずに
君から離れられずに

一瞬だけ 振り向いた
優しすぎる笑顔が
踏み出そうとする足を
鈍らせて

思い知らされても
折れない心は
何の役にも立たなくて
今日も 私は 君に向かって
笑顔 振りまいてしまう

今 君の瞳の中に
映っているのが
私 なら いいのに

通り過ぎる視線
振り返らなくても
誰がいるのか わか

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失うものなど
何も無い と 思っていたけど

捨てきれないもの が
たったひとつ

燻り続けて
胸の奥 チクリチクリ と

その為に
この命 が あるかのように

追いかけても追いかけても
遠ざかってゆく


一瞬でも掴めたなら
答えはきっと見つかる

散りゆく花びら
止めること は 出来ないけど

つぼみの今 なら
まだ 間に合う

小さな花 でも
咲かせること が 出来たなら

自分 は 自

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鎮魂歌

その日を迎えるたび
胸に刻む

神聖なようでいて

深い罪であると

夜の闇に紛れて
捧げる鎮魂歌は

いつか きっと
届くと信じて

冷えてゆく指先で
もうすぐ 冬と知って
空を見上げて

あなたを思う