鎮魂歌

その日を迎えるたび
胸に刻む

神聖なようでいて

深い罪であると

夜の闇に紛れて
捧げる鎮魂歌は

いつか きっと
届くと信じて

冷えてゆく指先で
もうすぐ 冬と知って
空を見上げて

あなたを思う

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