トランプ氏、銃撃事件でみせた対応力とそのベースにある「積極的考え方の力」
「積極的考え方の力」という本は、ピール牧師(ノーマン・ヴィンセント・ピール)が書いた本で、私も学生の頃に読みました(キリスト教徒ではありませんが)。ピール牧師の教えは、前向きな考え方や自己信頼を重視するもので、これが多くの人々に影響を与えました。
トランプ氏は、このピール牧師の教えを両親から聞いて育ち、最初の結婚もピール牧師のマーブル共同教会で行ったとWikipediaに書かれています。今回の銃撃でトランプ氏は間一髪で助かったわけですが、その映像を見ると、まさに「積極的考え方の力」に導かれているように思えました。彼が極めてタフなのはベースにこの考え方があるからだと、そのように感じた先週末でした。
翻って、自分自身は「積極的考え方の力」を思い出すこともない日々を送ってきました。しかし、これで良いのかなという思いもあります。政治や宗教は別ですし、盲信するわけでもありませんが、もう一度この本を手に取り、自分に足りなかった積極的考え方を思い出し、実践したいと考えました。