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自分オリエンテッドな情報整理

いきなりですが、私は結構な記録魔です。

ライフログと呼ばれる時間や食事の記録、収支状況、簡単な日記や日々のアイデア、ビジネス上の打ち合わせメモ(必ず手書きで取る)、気になったニュース、読んだ本での気に入ったフレーズ、セミナー等で学んだこと、データサイエンス・機械学習での分析ロジックなどなど。

そして、記録をつけるだけつけて、その後どう整理するかをよく悩みます。

後ほど検索するかもと思って、Evernoteとかを使って全てを記録していたこともあるのですが、驚くほど読み返したりしないので、随分前に止めてしまいました。

とはいえ、それ以降も、新聞・ニュースの電子スクラッピング(写真で取って、メモとともにGoogle Keepに保存)したり、セミナーで学んだノートをScan Snapを使ってPDF化してみたり。

これらは、一応まだ続いていますが、イマイチ使えている感じがしないです。


なぜ、使えている感じがしないのかと色々と考えたのですが、情報をまとめること自体が目的と化してしまっているからなのではないかと思い当たりました。


では自分は、記録した情報を使って何がしたいのでしょうか?
改めて考えてみました。

①使う目的が明確
例えば、ビジネス上のToDoで次回までに対応することなどは、一覧化してタスクリストにするなど、それに合わせた情報の残し方になりますね。

②自分のレベルアップのために
学びの記録や情報など。
目標設定時や日々の振り返りなどの際に、”眺める”ことだけでもヒントになるものです。

③いつか使うかもしれない
②との区別が一番悩ましいですが、興味深い情報や気づきなど。
これは、一旦入れておく箱みたいなものがあると良いかと思います。

④ヒトに情報を共有する
公私でのパートナーに情報を共有することはもちろん、例えばnoteやqiitaでの投稿も含みます。これは、共有したら一旦はその役割を終えます。
その後も、また使うかもみたいなものは、③としておきましょう。

⑤落ち込んだ時等に振り返る
これは日記や時間・食事の記録等ですね。
仕事やプライベートで落ち込むことはよくありますよね。そんな時に、振り返って、自分はこんなこともやってきたんだとするためのものです。

⑥メモをすること自体
自身の頭の整理とか、タスクの棚卸しを、メモを書くことで行います。


①は、その目的に合わせて記録を残しておくのが必須です。
逆に、⑤・⑥などは、手書きで書いたものをわかるように残しておく(⑥は捨ててもいい)ことで十分でしょう。わざわざまとめるのは、時間の無駄ですね。(今までやってた)

③は、いつでも引き出せるところにおいておくのが良さそうです。
私が使っているツールでいうと、上でも書いたGoogle Keepで、ひとまず軽くラベル付けして、おいておけばいいでしょう。
ただ、放置しすぎると、(情報が)腐ってしまうので、時々振り返りは必須ですね。

④は、もっと共有してもいいかも。
例えば、ニュースとかでの所感。これまで記録はしていても、それから何かにつながるというのがなかったですが、今後は発信していく(かもしれません)。

②が難しいですね。セミナーとかでその場でメモしたこととか、読んだ本のまとめとかがこれにあたりますが、イマイチ自分のレベルアップと紐付いていないように思います。
もっと、”自分がどうなりたいのか?”。このストーリーを明確化した上で、それに合わせて情報をまとめていく。

そして、いつでも眺められる情報とすることで、徐々に自分自身に身体化していく。
それが重要なことかもしれません。

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