小1向けの読解教材
中学受験を意識するご家庭向け、塾に通い始める前の低学年のときにおうちでトライしてする問題集。
いくつかの出版社から出ていますね。
当スクールでは、「○○の1年生用は全部終わったんですが、読解力があやしくて…」というご相談をしばしば受けます。
・1年生向けと2年生向けの難易度の差が大きい(= 2年生になると急に難しくなる)
・算数は歯応えがある一方、同じシリーズの国語は短い文章からの抜き出しなどが中心で、歯応えに欠ける
そんな問題集も多いので、保護者の方が不安になられるのかもしれません。
クランポンスクールでは、「標準的なドリルは難なく解ける」という小学校1年生のお子さんに向けた読解トレーニングとして
この学年で読んでおきたい絵本や昔話の音読/黙読
↓
それに基づく対話やカジュアルな作文演習
を大切にしています。
寿限無は言えるけれど、イソップ寓話を全然知らなかったり、
ディズニープリンセスには詳しいけれど、竹取物語を知らなかったり。
この世に生を受けて、まだたったの7年。
子ども向けのお話とはいえ、知らないものがあるのは当然です。
でも、学年が上がって本格的な受験勉強に取り組むようになると、ますますお話に出会うチャンスが減ってしまいます。
「これ知ってる?あ、知らない!じゃあ一緒に読んでみようよ」
というところから、今のうちに、読む力・書く力・考える力を楽しんで鍛えていきたいものです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?