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🇹🇼台湾深夜飛行

「台北にも家あるから遊びにおいでよ」

最近仲良くなった日台で芸能の仕事をしている日台ミックスのYくん。
あ、じゃあ行くわ、と2つ返事で台湾に行くことにした。
急遽決まったこともあり、2泊3日の弾丸、しかも深夜便だ。
Yくんは別便で現地で落ち合うことになった。

ヨーヨーカードという台湾版SUICAをこれ使っていいよ、と事前に渡してくれたり、とにかくいいやつなのだYくんは。
Yくんは2週間ほど台北に滞在するのだが、彼は遊びではなく仕事。
忙しいのにも関わらず、僕が滞在中、仕事は早く切り上げて夕方以降台北を案内してくれるという。

そんな安心感もあって、はじめての台湾だったけれど、ふらっと近所に散歩の感覚で、僕は小さなリュック一つだけを持って真夜中のハイウェイを駆け抜け羽田空港第3ターミナルに向かった。

台湾も初なら深夜便も初。
少し照明の落とされ静かな夜中の空港はテンションが上がることを知った。
イヤホンから流れる音楽に合わせて歌って踊り狂ったら最高な気分に違いない。

チェックインを済ませた後ラウンジへ。
現地には早朝着。すぐに動けるように仮眠をとりたかったのだが、遠足前の子供のようにはやる気持ちとテレビから流れる韓国ドラマの音で目は冴える一方だった。
寝ちゃいけないときに眠くなって、寝たいときに眠くならないこの現象はなんなのだろう。

結局飛行機の中でも一睡もできぬまま、台湾に到着。
予想と違って快晴。
飛行機から降りた僕の眠気眼を台湾の強い日差しが射した。




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