001_監査業務における非効率が生まれる理由を考える
私がnoteを始めたきっかけでもある被監査会社(事業会社)と監査法人との間に生まれる非効率について、それが生まれる原因について考えたいと思う。これって監査業界に限らず、いろんなお仕事を行う中でも生じているのかなとも思います。皆様の意見も頂けると勉強になるので欲しいです。
1. 勝手に考える非効率と非効率が生じる原因
被監査会社と監査法人との間で生まれる非効率とはどんなものを指すのかとそれが発生する原因は以下じゃないかなと勝手に思う(※個人の意見)。
それ今更言ってくる?
【内容】
監査って1年間通してやってもらってるはずなのに、依頼されることが期末決算の後半の後半で今更それ言われても。。。。
【原因】
被監査会社側からの情報共有ができていなかった。
監査法人側の準備不足。というか、年間通して特段何もしていなくて、その会社にアサイン(監査法人は基本的にはアルバイトのシフトみたいなものを基に動いていることが多い)されている期間だけその会社向けの作業をしている。監査は準備でほぼ終わるということを意識できていない。
なんかこの人無理言ってくるな
【内容】
被監査会社側のリソースとか期限に無茶があるとか、基本的に相手のことを考えない依頼をしてくる。
【原因】
監査法人側でのチームメンバーが被監査会社の担当者のことを考えていない。監査対応であればなんでもすぐに対応してくれると思っている。監査チームメンバー個人が自分の仕事さえ終わればいいという考え。
毎年やってるのにな。前も言ったよね
【内容】
毎年同じこと言ってくるし、それ前にも言ったよね?ってことが頻発。
【原因】
被監査会社も監査法人もフォーマット化(仕組み化)できるとこをほったらかしにしている。フォーマットを使って、毎期・毎回同じ資料を作る。毎回決められた場所に資料を格納して共有する。この基本動作ができない。
両社に起こりうる人員の入替わりについて、後続のことを考えてない。各自自分の仕事が終わればいいとだけ考えて、翌期に起こりうる問題点が共有できていない。
「毎年同じことをやっているなこれ。」だから、効率的に進められるんじゃないかという意識の低さ。
それそっちでやってよ
【内容】
Aさんに伝えたはずのことをBさんが再度聞いてくる。
【原因】
単純に監査法人内の社内のコミュニケーション不足。監査チームは各々いろんなクライアント様に配属されていることが多いので、どうしても情報共有がうまくいかないことがある(コロナで在宅が増えて余計に起こっているかと思われる)。
などなど、ほかにもたくさんあって原因は両社にあるんだろうけど、すごく非効率だなと。。。もったいない。
2. どうすれば解消できるのか
上に書いたこと、どうすれば解消できるのか。これからnoteで書いて考えていきたい。やはりお互いが何をしているかはっきりさせることが大事なんだろうな。コミュニケーションってほんと大事。お互いがやっていることを明確にして、被っているところはフォーマット化するとか。これからいろいろ考えたい。