【前編】背中の痛み改善法-カイロプラクティック-
< 背中の痛みの症状について解説 >
一言に背中の痛みと言ってもその範囲は広く、場所や痛み方、原因も様々です。
首から肩甲骨にかけてのピリピリとしびれるように痛む、肩甲骨の間がこり固まって重だるい、場所がはっきりせず背中全体に重苦しさがあるなど。
場所や痛み方などから原因を突き止めることが、背中の痛みを改善するためには重要になります!
< 背中の痛みを引き起こす病気 >
・頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア・
首の骨から出る神経が、背中や肩、腕に付着していて、その神経が感じた感覚を脳に伝えます。
そのため神経が首の骨の出入り口付近で障害を受けると、肩甲骨の上部や肩甲骨周辺に痛みやしびれを感じます。
マッサージや運動などで、一次的に痛みをが紛らわすことはできるかもしれませんが、根本改善の処置ではないので、ぶり返す方が多いです!
首を後ろに反らせたり、寝る時など横になった時に症状が強くなる場合があります。
主に安静痛(じっとしている時の痛み)がひどく、痛みの逃げ場がなく、寝てても痛みがでる状況になっていく傾向があります。。。
・脊柱起立筋の痛み・
背骨の両脇には、背骨を支えるいわゆる起立筋があります。
悪い姿勢でデスクワークなどを続けていると、首が上半身の重さを支えるために必要以上に背筋に負担がかかります。
また、背骨が左右に曲がっている側弯症があると、背中の筋肉が疲れやすく痛みを感じる方が多くいます。
筋肉の疲労が続き、硬結(固いしこりのような状態)になってしまうと、何もしなくても重だるい痛みが生じるようになってきます。
しこりの部分を押すと、じわーっと痛みの範囲が広がって感じるのが特徴でもあります。
・肋間神経の痛み・
肋骨と肋骨の間には、肋間神経が通っており、背中や胸が感じた感覚を脳に伝えます。
また、肋骨は胸から背中にぐるっと周り背骨についています。
そのため、背骨の間隔が姿勢の崩れや歪みによって詰まってくると肋骨同士の隙間も狭くなり、
体を動かしたときに、肋骨の隙間を通る肋間神経が挟まれることで、ズキッとした痛みが起こります。
肋骨に沿って背中からわき腹に痛みが出るのが特徴です
後天的(生活習慣からくる)側湾症など、レントゲンで撮ると写らないものでも、実際には痛みがでることがたくさんあるので、病院以外へのセカンドオピニオンとしてカイロプラクティックはオススメです◇
血液検査も同じく、結果に問題がなくても、色々な症状がでてる場合があるので、同じようにセカンドオピニオンはしておくといいですね!
次回、内臓から来る背中の痛みと改善方法について◇