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受験勉強に必要な心持ちって結局なんだったのか、未だに分からないままだけど

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私は地方の私大と言われる正直偏差値のそこまで高くない大学を受験しました。その分野に進みたい人にはある程度名は知れているけど一般的には「それどこ?」って言われるような大学です。

高校時代の同級生は有名難関私立を目指す人がほとんどで、私も最初はそういう大学を目指すつもりだったので志望校を変えたあとは高校で赤本を広げる同級生を目に入れるのすら辛かったです。大学名すら見たくなかったです。

けれどこれに関しては完全に私の勉強不足が原因です。それに対して堪忍袋の緒が切れた父がそのような学力と勉強量や姿勢で元の志望校だった大学に受かるはずがないしお金は出さないから受験するなら志望校を元々併願校として考えていた大学(母校)に変えなさい、浪人も許さないって言われて仕方なく志望校を変えました。完全に自業自得です。

この後受験を迎える皆さんはこうならないように中途半端な気持ちで受験に向き合わずしっかり腹を括って勉強をしましょう!!!

この記事で書くのは「大して行きたくもなかった現母校の受験をどういう気持ちで乗り越えたのか?」という内容になります。学力や金銭的事情で志望校を変えざるを得なかった人、この先そうなる可能性のある人にはなにか参考になるものがあるかもしれません。お菓子をボリボリ食べながら読むような気持ちで読んでくだされば嬉しいです。

実は私が現母校を第一志望として受験する、と決めたのは高3の2学期でした。今考えても遅すぎる!!!さっき書いた通り私のふわふわした舐め腐った態度により急遽志望校を変えざるを得なくてこうなったのでね、仕方なかったんです。

併願校としていくつか候補をあげてオープンキャンパスに行って、その中でも取りたい資格が取れて広い分野について学べると感じた大学を最終的に志望校にしました。

そして私、今の母校を受験するのは実は単願(他に滑り止めの大学がなくその大学のみを受験すること)で担任の先生にも必死に止められました。そりゃ落ちたら行くとこなくなりますもん先生も止めたくなりますよ。けれど私は家庭の経済的事情により併願できるほどの経済力はなくこうするしかなかったのと、詳しくは伏せますが受験料の割引制度があったのでそれを利用し受験するという条件で合意しました。そして不合格だった場合は高卒でフリーターと。

この「受かれば大学生だけど落ちたら高卒のフリーター」という状況が私の尻にようやく火を付けました。いやもっと早く焦れよという感じではありますがそれはもうどうにもならないので見なかったことにでもしてください。

人って私みたいな呑気で努力が嫌いな人は特に「崖っぷちの状況」になりそれに気づかなきゃ物事に身が入らないと思ってて。有名校に受かる人はその崖っぷちの基準が高いというか、自分の尻を叩くのがうまいんだと思います。

こんな状況なので赤本は大学受験では1度たりとも開いてません。高校が有名私立用の受験対策授業をしていたのでその勉強ばっかりしてたら自然と合格ラインの学力が身につき受かった感じです。受験当日も体調を崩し薬を無理やり飲んで受験したし、受験科目も突然変更したし(得意科目が受験で使えると知った)、受かったのは紛れもなく運がよかったからだと思っています。

ひとつアドバイスができるとしたら、受験に大事なのは「いかに自分を阻む敵を減らすか、その敵を気にせずに進むマインドを手に入れるか」だと思います。

私は人から見たら、いや自分で振り返っても舐め腐っているような態度で受験に望みヌルッと合格しましたが、志望校が決まって本格的に受験に本腰を入れて周りも動き出したあとは自分のことだけで精一杯になりました。今フリーターですが当時は高卒のフリーターだけは勘弁してくれという気持ちでいっぱいだったので。

けどこれがよかったんだと思います。

単眼で受験して落ちたらフリーターという笑える状況を見てか次第に受験についてとやかく言う人も減ってきて、とやかく言う人も気にならなくなりました。なにせ必死だったので。

皆さんも志望校に学力が足りなくて変更する、受験しようと思った大学に受かるはずがないとバカにされたり最終的にお金は出してもらえても応援してもらえない、ということがあると思います。私の受験生時代もよく聞きました。

けれど自分の人生は自分で舵を取るものです。誰かに言われたレールを走って満足できるか、失敗しても納得して次に進めるか、考えてみてほしいです。

それぞれの事情というものがあるのでなんとも言えませんが、状況が許す限り敵を蹴散らし気にせず自分の行きたい道を進んでほしいです。そうすればきっとどんなに不満な状況でも気持ちが繋ぎ止められると思うので。

あとオマケて受験のコツを書くとしたら、受験前に特別なことをしないこと、受験会場で使うのはいつもと同じ筆記用具、体調に気をつけてしっかり休息をとるなど、受験勉強をしっかりするのを大前提に調子を整えること、そして受験は個人戦だと認識することだと思っています。

同じ志望校・似たようなレベルの志望校の人たちって集まりたがるので、自然と周りの状況が知れてきて焦ったり、団体戦だから〜と言って貴重な勉強時間を奪われて受験に関する雑談をさせられる場合があるのだそうです(有名校出身の従兄弟いわく)。

はっきり言って受験仲間とつるむのは私は時間の無駄だと思っています。だってつるんでも成績上がらないし足の引っ張り合い、結局は自分の成績と向き合うだけだしと思うので。

私は志望校が他の人と違っていたが故つるむ相手がいませんでしたが精神衛生上他人を気にせず受験できたのでよかったと思っています。

以上私の受験体験記、どう受験を乗りきったかの特殊すぎる記録でした!皆さんはどうかこうなりませんよう祈っております。

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