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ダウナーな我が家の食卓【ASD×トラウマ】

今日は母と2人で用事を済ませに出掛け、その帰りに私と妹の夕食を買って帰りました。
なぜか買ってきた牛丼を見て顔色を変えた妹。

「これじゃない・・・。」

どうやら頼んでいたものと違かったようです。
母にLINEでメニューを送っていたようですが、ドライブスルーでバタバタしていた為、母が注文の際に間違ったと思われます。

なんとか食べ始めた妹ですが、「辛くて食べられない」と半ばパニックになり泣き出してしまいました。
普段はこれくらいで泣いたりはしないのですが、今日は彼女に何かトラブルがあったようです。

他にも色々と食料はあった為、代替のメニューを提案してみたものの、「それはいらない。」と言い泣き続け落ち着く気配はなく。

もともと疲労困憊だった母も苛立ち始め、妹のすすり泣きが響くダウナーな我が家の食卓でした。

まあ、そんな日もあるよね。

そういえば、私も妹くらいの時、お通夜ムードを引き起こしていたなと。

私は以前、食中毒になったことがありそれが今でもトラウマなのですが、当時はそのトラウマが色濃く残っていて、口に入るものに対して過剰なまでに神経質になっていました。
その為、魚や肉などがきちんと加熱されているにも関わらず生焼けに見えてしまったり、味や匂いがおかしく感じられたりしていたのです。

そのことに加え、コミュニケーションを取ることに難があることから
・量が多く食べきれない
・お腹が空いていない
・苦手なメニューがある
などといったことをどう伝えたらいいか分からず、困惑することも多くありました。

それら2つのことが上手く表現できず、周りから見ると怒っているか不貞腐れている、あるいはひどく落ち込んでいるように見えたようで、どうやら食卓の雰囲気を悪くしていたようです。

それでも少しずつ少しずつ心の傷が癒え、コミュニケーションや伝え方を学んでいくうちに困ったことを適切に表現できるようになり、食卓の雰囲気は改善されていきました。

めでたし、めでたし…。あれ?まだ妹が泣いてるや🌀

みなさんの食卓の形や雰囲気はどうでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

#よづき

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よづき|ASD不安障害の物書き
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